奈良県に来たのは55年前の修学旅行以来のことだ。
その時の植物に関する記憶は 春日山原生林の ナギ と奈良公園の アセビ だった。
今回 ナギ との再会が無理なのは承知していたが アセビ ならどこでもあるだろうと思っていた。
飛鳥寺にはいい感じの植え込みがあったが残念ながら花の時期には早すぎた。御住職の読経と丁寧な解説を頂きながら
千数百年もこの場に鎮座されておられると言う 御本尊を間近に拝むことができた。日本人離れした御尊顔に 建立当時の渡来人の働きを見ることができたような感じがした。
御本尊などはどこの御寺様でも撮影禁止が通り相場なのだが
飛鳥寺様では 撮影は自由にどうぞ・・・・と言われた。
なるべく雰囲気をそのまま写したくて自然光だけで撮ってみた。
初めて見る 石舞台 はイメージ通りの 石舞台 だった。サイズもロケーションもぴったりだった。
でも視点を変えるとそこには別の 石舞台 が見えてきた。
正面から羨道を見る。石室内にも入れて感激。
駐車場入り口に メタセコイア が一本大きく枝を広げていた。
その枝には たくさんの実がついていた。初めて見た メタセコイア の実だ。
縁あって かねてより訪ねて見たかった 明日香村 を案内して頂くことができた。
高松塚では壁画館で壁画の精巧なレプリカに息をのんで目を食い入らせてきた。
塚 そのものはきれいに整備されており 期待していた姿とはギャップがあった。季節柄 花は サザンカ の紅い花が目だったが マンサク の花も咲いていた。
その マンサク は外来の園芸品種に見えた。
国営飛鳥歴史公園 高松塚周辺地区 にそれがふさわしいのか少し違和感をもって撮ってみた。
でも jokichi は雪国の マルバマンサク しか実物を見たことが無い。
この花が 西日本の マンサク なのかもしれない・・・・・・・・・・・・・・・・・。