今日のつぶやき

JOがつらつらとつづります。

東北旅行(1日目)

2013年04月13日 | つぶやき

最近、小いちごが起きている時間帯にパソコンに向かっていると、
小いちごが「ぼくも、ぼくも」と膝に乗りたがり、乗せるとキーボードを
ガシャガシャガシャー!!!って連打するので、パソコンをいじれず。

というわけで、昼寝の合間を見計らって、久しぶりの更新です。


4月13~15日で、東北に遊びに行ってきました。
その備忘録です。
(とっても、長文です。お時間のあるかた、お付き合いください)


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1日目(4/13)

週末、山友がボランティアで石巻にやってきます。
タイミングを合わせ、長年、思い続けた「石巻行き」を決断しました。

その昔、14年前・・・?
1人で月山に登りに行きました。
下山してきた八合目駐車場にて、出会ったおばあさん。
その時、一緒に撮った写真を、後日郵便で送ってくれました。
封筒に書かれていた石巻の旅館名。
そのおばあさんは旅館の女将さんでした。
いつか、泊まりに行かねばと思っていました。

そして、泊まりに行かないまま、10年以上たち、起こった東日本大震災。
あの時、既におばあさんだったおばあさん。
元気でいるだろうか、旅館は無事だろうか、どうしているだろうか。
気になったものの、あの時の出会いはもう覚えていないだろうし、
いきなり電話しても・・・。

気になるものの、連絡できずに2年経ち、巡ってきた石巻行きの理由。
山友、、、いえいえ、山のお師匠、沢仙人Y氏と川漁師S氏に会いに、
そして、あの旅館に泊まりに、一路、石巻へ。


とと、せっかく、石巻に行くのだから、欲張って、相馬の天狗オタクさんのおうちにも
寄らせてもらう。(お忙しい中、時間を割いていただいて、ありがとうございました)
二本松ICをおり、下道を走っていると、あちらこちらで、「除染中」の看板が。
あたりは、桜がたくさん咲いていて、春爛漫の「うつくしまふくしま」雰囲気なのだけれど・・・。
ニュースでは目にしない光景。これが現実。


相馬から石巻へは、高速道路を駆使して北上。
石巻港ICでおり、IC近くの石巻かまぼこ「白謙」の直売所へ立ち寄る。
沢仙人Y氏がおすすめするだけあって、やわらかくジューシーで味わいぶかい。
笹かまはたくさん食べたことがあったけど、ここのが私の中でナンバー1です


そのあと、震災前の様子が分からないため、パッと見は分からないものの、
注意してみると、あちこちにハッとするような爪痕がみられる石巻市内を通り
牡鹿半島へ・・・。
(Y氏いわく、高台にある日和山公園から眺めると石巻の被害状況がよく分かるそうです)

くねくね道を通り、NPOの皆さんがわかめ収穫作業のお手伝いをしている小渕浜へ。
ちょうど作業が終わる時間に間に合い、久しぶりに懐かしい面々に会えて感激。
思いがけずブッチーにも会えました。




できれば、彼らの宴に参加したかったものの、小いちご連れての旅なので
またいずれ・・・ということで、牡鹿半島を後にします。

Y氏ご推薦の鮎川浜の海鮮丼もまたいずれ・・・。
今回は、石巻市内の渡波にあるカキ小屋に・・・・。
焼き方を教えてもらい、2種類の産地のカキを堪能。
1つは小ぶりで甘~いカキ。もう1つは濃厚なカキ。
どっちも美味しゅうございました。
お店のお姉ちゃんが私らがカキに夢中になっている間、小いちごと遊んでくれて
助かりました!!










そして、いよいよ目的の旅館へ。
旅館のある石巻駅前は、一方通行の嵐で、何度もぐるぐる迷走。
しかも旅館の目の前の道は「歩行者・軽車両のみ」の標識が。
旅館に駆け込んで尋ねてみると「車で侵入していい」「旅館の前に駐車場あるから」とのこと。
聞きに行ってくれたいちごちゃんが「フロントにいた人、けっこう年配の人だったよ」。
その人って・・・・。期待に胸を膨らませつつチェックイン。

フロントにいた人は、私が会いたかった方でした。


旅館は、1階部分が浸水被害を受けたそうです。
業者が足らず、工事も遅れがちだったものの、何とか再開し、家族三代で頑張って
いらっしゃいました。


御年94歳。

元気でいてくれて、ありがとう!!と言いたかったです。


コメント
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