今日のつぶやき

JOがつらつらとつづります。

94年夏といえば

2010年08月05日 | 山のはなし
某日記を見て、記憶をたどる。


確かに暑かった’94年。
山を登り始めた年だ。



渇水の年、南アルプスを縦走しようとした。




 (小河内岳あたりかな?)







高山裏避難小屋テン場でのアクシデント。


ヘリコプターを呼んだ。



テント内で湯を沸かしている最中のコッフェルをひっくりかえし、センパイが大やけど。
避難小屋の管理人さんに借りた背負子とポリタンクで、水場まで往復1時間。
例年なら30分で往復できるが、雨が少なく、いつもより沢を余分に下らなくては
いけないのと、ポリタンクでたくさん水を背負っての登りは強烈なものがあって、
普段の倍の時間がかかった。


よりによって渇水の年に・・・。
うらめしく思いつつ、1年生だった私は、ケガをしたセンパイにつきそい、
水汲みにでかけた男の先輩たちを待った。


ポリタンを背負い、よろよろになり何度も往復した先輩たちもきつかったが、
一晩、ヘリを待つ間、うなされつづけたセンパイは、どれだけきつかったことか。


その7年後、再び、高山裏避難小屋を訪れました。


事故のあった年も、7年後も、小屋の周りのお花畑は相変わらず奇麗でした。

当時は、相当へこたれたものの、7年後でも、今でもやっぱりお山が好きです。
山岳保険はかけてるものの、ずっと「お守り」で済みますように。


もうすぐお盆。

皆様、気をつけてお山を楽しんできてください~。
コメント (11)
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