![]() | 生きづらい<私>たち 心に穴があいている講談社このアイテムの詳細を見る |
アマゾンで 「生きづらい」で検索をかけると三冊ヒットしました。そのうちの一冊。
本日大学の書店で購入しました。新しくなった講談社現代新書の装丁に浮かぶ、書名、生きづらい(私)たち ここにある(私)がこの本の姿勢を語ってくれています。 生きづらい(あなた)ではなく(人)でもないということ。ある時、ある人がかんじる、生きづらさというものは、客観的なものではない。自分以外の人がそのようなことをかんじることはありえない。生きづらさというものは最初から最後まで、それをかんじている当事者本人のものでしかないのである。そのことを著者は理解しているからこそ、題名の中に(私)と入れている。
生きづらい と感じている人たちに共通しているのは、自分に何かが足りない、ココロに穴があいている、一人ぼっちだ、というようなこと。これらの感覚を満たすためにできることはなんだろうかと問う。はっきりした答えはだせないが、そのことを認めること。一人の内に起こった事象として存在を肯定することが第一ではないかと著者は考えている。近時、精神科医という立場から考えていては解決できない多くの事例について疑問に思ったことから書かれている本である。専門的な知識を背景にしながらも、問題をなるだけ客観視しないようにする。 生きづらいことを肯定も否定もしない、かつそれでも最後には生きられる方法を一緒に探そうよ、という。
著者のココロのある場所が本書に通低していて読了間が心地よいです。
JOHNY
テレビのコメンテーターで、出演されてると、見入ってしまいマス。
香山さん監修の、箱庭をつくる心理テスト、もってます。ながめているだけでも、ヒーリング効果☆
精神科医なのに、自分のコンプレックスと向き合えなくて、ちょっと不器用なとこですかね。
あと、母のような淡々とした包容力、かな。
メインストリームにはいないよって。
そんなあなたもいいでしょって。
母親な感じかもしれません確かに。