![]() | 僕たちはガンダムのジムである |
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ヴィレッジブックス |
ガンダムが今の若者にどれくらい訴求力があるのでしょうか。私はどんぴしゃの世代なので思わず表紙買い。
だれもがガンダムになれると勘違いさせられて社会に入ってくることを憂い?書かれた本という側面と、著者の体験記のめんを持つ内容でしょうか。しょうじき若い子達がみるすごい先輩はだいたいこんな感じかな。それほど頭がいいわけでも、肝が据わっているわけでもない(失礼)。
「会社と社会は、僕たちジムで動いている。この現実を直視するべきだ」という著者はまぎれもないジムだ。
この本のお勧めは第一章 僕たちの「戦場」は今、どうなっているのか? ここがいい。上っ面ではない会社の状況がみえて役に立つ。希望を持つなとはいわないが、予想をはるかにしのぐ過酷さがあることを覚悟するのにいいね。
おもうに、就職活動の問題点は会社に入るための準備はするけれど、働き続けるために必要な準備をしていないというところにある。
そういう準備をするために目を通しておくとよい本です。
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