情報創造力が上流・下流をきめる なんていう記述は三浦さんらしいですね。このあたりで著者の好き嫌いが別れるかもしれません。
そもそも上流か下流の区別を本気で考えるならば話の展開にはのっていけないので、あくまでもマーケティングの本としてみていかねばなりません。
仮説を立ててアウトプットをどんどんしていくこと。これはビジネスをやる上でもっとも必要なことのようにおもわれます。もちろん慎重にことを進めなければいけないことは確かなのですが、スピードが重視される昨今の状況からするとここははずせない。
また著者はアンテナを高くするよりも情報を可視化させる装置に磨きをかけることを強調します。
知識を身につけものごとの好き嫌いをはっきりさせ時代に飲み込まれたうえで情報発信をすること。
大胆に発想するためには、あまり実証性にはこだわるべきではないというのはマーケターならではの物言いですね。
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