JOHNY’s BLOG

かほりたつあざやかなはなとどめおくおもいをよせる淡雪のふみ

モルスキン

MOLESKINE モレスキン ルールドノートブック・横罫・ラージ ([文具])

今日の新聞

2009-09-25 01:24:37 | Book
昨日ですな。
 たまにはジャパンタイムズ。

気になった記事
New DPJ Cabinet might slow down executions
Kyodo News
With the inauguration of the new government led by the Democratic Party of Japan, there could be a lull in executions of death-row inmates, at least for the time being. Recent years have seen accelerated hangings under Liberal Democratic Party-led governments.

 近年はまずい法相が、問題発言とともに安易に執行していました。

死刑廃止の世界の流れの中、後藤田が法治国家ですからと執行を進めたのが93年ごろ
 前出の記事のあとには 私が師と仰ぐ渥美東洋教授がコメントを寄せています。
現行法のなかでの死刑の停止は法治国家の体を崩すことになるら、停止するなら法改正をすべきと。

 なるほど、後藤田と同じ理屈です。

ずいぶん前、総合政策学部の教室で渥美教授につっかっかったことがあります。
 
 殺すという解決法でいいのかと。

どんな議論をしたかは忘れてしまいましたが、彼がこう言ったのは覚えています。

 ある種の人たちを殺してあげるのも慈悲だ、と。

納得はできませんでしたが、その言葉で終了しました。

 数年前、宅間死刑囚が異例の速さで死刑執行されたときの不快感が私には強く残っています。恣意的に執行をコントロールしていること。人が人を殺すことをコントロールすることの違和感。

 渥美教授なら 慈悲であったというのかも。

罪の軽重とはかんけいなく、人が人を殺すということこの是非をキチント整理する必要があるようにもいます。