JOHNY’s BLOG

かほりたつあざやかなはなとどめおくおもいをよせる淡雪のふみ

モルスキン

MOLESKINE モレスキン ルールドノートブック・横罫・ラージ ([文具])

 このくにの天皇制

2007-01-04 04:01:37 | Weblog
 お正月の図としてあげられる各神社参拝の様子をみて思う。
意識しようとしまいと、神社参りと天皇家の関係性は、風が吹いて儲かる桶や以上に近いものである。毎年初詣に行く人は途切れないのであるから、この国の天皇制は安泰だろう。
 生き残りが安心なのだから、参拝を強制する、なんて暴挙にはでないことを祈りたい。教育界の姿をみているとちょっと心配になることである。


 力がある記事はどちらだ

2007-01-04 03:31:20 | Book

 

悪行をつらつらとあげていくFT記事、事実なのでしょう、結論は、このような人物だったのだから殺された、としたいのでしょう。

殺される前にはどのようなことがあったのか、執行の場に、人間の希望はあったか。

フセインがどのような人物であったか、そして私たちはどのような人物なのか、問われる課題は大きい。

① 

サダム・フセインの死後に残るのは―フィナンシャル・タイムズ(1)

2007年1月3日(水)20:47

  • フィナンシャル・タイムズ

イラク国民の苦難は、サダム・フセインが失墜させられた後も続いた。2003年にサダムを権力の座から追いやった米軍主導の侵攻は、サダムによる四半世紀の支配で抑圧され続けたイラク社会に走るもろもろの亀裂を、ますます深いものに悪化させただけだった。サダムの失墜を悲しんだイラク人は少ない。しかし、イラクが激しい混乱の中に落ちていくのを防げなかった占領軍の失態を苦々しく思っているイラク人は多いのだ。イラクの独裁者だった男は若いころ、優れた為政者になるかもしれないと嘱望されていた。しかし前途有望だった彼がイランに対して、そしてクウェートに対して仕掛けた2つの戦争は、惨憺(さんたん)たる結果に終わり、日に日に非情さを増すその恐怖政治は、彼自身が治める国に孤立と惨めな苦しみをもたらした。

  イラクの独裁者だった男、サダム・フセインは齢69歳で絞首刑にされた。アラブ世界に並ぶ者なき絶対的指導者になろうという、思い上がった野心を追求した男は、自分の国の民に言いがたい苦しみを押し付けた。
           略



サダム・フセイン処刑 罵声飛び交う処刑室の映像流出

2007年1月3日(水)14:56
  • gooニュース
英BBCなどによると、12月30日早朝に執行されたイラクのサダム・フセイン元大統領に対する絞首刑について、処刑室で携帯電話を使って隠し撮りされた映像が公表され、立会人らが刑執行の直前まで元大統領に罵声を浴びせていたことが明らかになった。インターネットなどに流出した映像を、カタールの衛星テレビ局アルジャジーラが放送した。イスラム教スンニ派信者だった元大統領をシーア派政権が侮蔑した証拠だと、スンニ派から激しい反発が起きると同時に、死刑制度に反対する欧州諸国を中心に国際的非難が高まっている。イラク政府は、事実関係の調査に着手すると発表した。(gooニュース)

複数報道によると、サダム・フセイン元大統領に対して絞首刑が執行される現場の映像は、絞首台の下から見上げる形で、携帯電話に付属のカメラで撮影されたもの。室内の人々は、元大統領の指示で処刑されたシーア派指導者ムハンマド・バキル・アル・サドル師の名前と、その息子ムクタダ・アル・サドル師の名前を挙げて、元大統領を罵倒。元大統領がそれに言い返している。ムクタダ・アル・サドル師は民兵組織マフディ軍を組織し、スンニ派と激しく対立している。

インターネットに流出した映像には、絞首台の仕掛け床が落ちて元大統領が死亡する瞬間とその後の様子も含まれているが、アルジャジーラや英BBC、米CNNなどが放送した映像における元大統領と、処刑室の立会人や執行人らのやりとりは以下の通り——。

元大統領「ああ、神よ」
室内の声「神の祝福がムハンマドとムハンマドの家にありますように」
室内の声「神がすみやかに現れ、神の敵に急ぎ呪いを下されますように」
室内の声「ムクタダ! ムクタダ! ムクタダ!」
元大統領「(嘲る口調で)ムクタダか。これがお前たちの男らしい勇気だというのか」
室内の声「ムハンマド・バキル・アル・サドルよ永遠に」
室内の声「地獄に落ちろ」
元大統領「これがアラブの勇気だというのか」
室内の声(撮影を制止しながら)「やめてくれ。この人は処刑されようとしているんだ。頼むからやめてくれ」
元大統領「アッラーは唯一の神であり、ムハンマドはアッラーの使徒であると証言します。アッラーは唯一の神であり、ムハンマドは……」
(この時点で、元大統領が立っていた絞首台の仕掛け床が落ちた模様)
室内の声「独裁者は死んだ! のろわれろ!」

このやりとりが交わされた携帯電話映像に先立ち、イラク政府は死刑執行当日、処刑室の音声なし映像を公開。これは絞首台の上からビデオ撮影されたもので、サダム・フセイン元大統領の首にロープが巻かれた時点で途切れていた。非公式に流出した上記やりとりの映像は、その後の出来事を撮影したもの。

BBCなどによると、この映像の公開を受けて、イタリアや英国など複数の欧州政府高官は、刑執行の手順を非難。元大統領が埋葬されたティクリート・アウジャなどでは、シーア派主流の現政府がスンニ派の元大統領を宗教的な対立感情から辱めたものと反発し、報復を誓う抗議行動が続発している。

報道によるとイラク政府は2日、刑執行の手順が適正だったか検討し、また処刑室にいた14人の誰が携帯電話で撮影したのかを調べる調査委員会を立ち上げると発表した。


 天皇参賀

2007-01-04 03:02:42 | Weblog
 なぜに世界はこんないうららかで哀しいのだろう・・・とは、なおたろう君のうたですが、うららかにすこやかなお正月を皆さん過ごすことができたでしょうか。

私はといえば、ゆっくりしてはいるもののいつもどおりココロはせわしない?のでうららかな新年の空気の中、バタバタ落ち着きなくすごしています。

初詣をかねて、皇室参賀にいこうかとおもったものの、フセイン死刑執行のあとゆえ人が集まる場にはいかないほうが得策かとおもわれ、断念しました。
 余計なことをするなブッシュ!ジュニアめ。

そんなwけで、近所の神社へ。
初近所神社です。そもそも神頼みはしないのですが、今年は神頼み!で行こうとおもう新年です。

                      JOHNY