みなさん、こんにちは!今回は、当ブログでお馴染み、Reader's Digestの記事より、レストランやパーティーにまつわる英語表現をご紹介します。
今回取り上げるのは、"20 Ways City Life Could Change Forever After Coronavirus" というタイトルで、『The Coronavirus Pandemic 後、都市での暮らしがどのように変わるか』ということが20の項目で書かれている記事の5つ目の項目にあった表現です。
それでは、さっそく引用から
レストランに関することなのですが、どのようなことを伝えているか、まずは辞書なしで、知っている単語と常識を手掛かりに想像をしながらお読み下さい。(本文も少し続けて引用します)
There could be more BYO dining (but not the kind you think)
As some states begin to reopen and permit outside dining at restaurants, we've already seen a major shift in the expericence. "Restaurant owners have reported that consumers no longer eat with the reused, in-house cutlery," . . .
さて、いかがでしょう?
こちらアメリカをベースとした記事ですので、主にアメリカの事が書かれていますが、コロナ渦のアメリカではコロナ対策の為、レストランでの食事がしばらく禁止されたことがありました。日本でも同じような状況が何度かありましたが、この項目はそのような規制が少しずつ緩和された時のことについて書かれています。それが見出し文の後に続いている本文の出だしです。
レストランが営業再開を許可された時、レストランで大きな変化が見受けられました。
その変化がこちら。
"Restaurant owners have reported that consumers no longer eat with the reused, in-house cutlery,"
・no longerは動詞の動作が「もはや(もう)~でない」ということを伝えます。(動詞の前に置きます)
・in-houseは「お店に備えられた」という意味です。
Pubと言えば、イギリスの飲み屋さんを表す語として有名ですが、a pub の正式な呼び名が” a public house”というところから "house"で『お店』の意を表します。
It is on the house. と言われると「店のおごりです(日本語で言うところの「サービスです」)になります。
※注意!!英語でseviceと言われると料金がかかります。
ちなみに、It is on me. で「私が支払います(私がおごります)」となります。
話が少しそれましたが、Reader's Digestのインタビューに答えているBusiness Waste Guruという会社の創設者Amit Gami氏によると、レストランのオーナーの人たちの話では、お店のナイフ・フォーク・スプーン類(cutlery)をもう使わないということがお客さんの間で広まっているのだそう。
コロナの感染拡大防止対策の一つとして、食器類はできるだけ共有しないほうがいいというのがありました。
その一環で、日本でもレストランのお箸等もどうすれば?というのがありましたが、お店のカトラリーを使わずにどうやって食べるのか?
Amiさんのお話は次のように続きます(太字にしたところがポイントです)
"Instead, consumers are now bringing their own cutlery, glasses , and even plates for their dining experience."
「お客さんたちは自分のカトラリー、グラス、そしてお皿まで(!!)レストランで食事をする時に持ってきます”」
”自分の”ということは、日本でいう”マイお箸”的なことですね!
ここまで来た所で、あらためてこの項目のタイトルを見てみます
There could be more BYO dining (but not the kind you think)
BYOとは?
本文の内容と照らし合わせると・・・
Bring Your Ownの頭文字ですね。
There could be more BYO dining. で、「もしかしたら、自分で持って行ってレストランで食事をするという機会が増えるかもしれません」ということを伝えています。
このタイトル、ここで終わりではなく、カッコで(but not the kind you think)とあるのがまた面白いです。
文字通り訳すと、「だけど、あなたが思っている種類のものではありません」
???
どういうことか?
実は、コロナの前から、BYOという表現は使用されていて、例えば、参加者がそれぞれ食べ物や飲み物を持ち寄るパーティーを表す言葉として、”a BYO party”というものがあります。"It is a BYO party." "It will be a BYO party."と言われたら、何か食べ物か飲み物を持っていく必要があります。
自分の飲む分のお酒は持って参加ということで、Bring your own bottle(またはbooze).の略で、BYOBと言われたり、食べ物を持って参加するということでBYOFと言われたり、色々と変化形もあるようですが、基本的に大事な要素が表されているのがBYOのところです。
ということで、BYOと聞いたら、”持ち寄って食事をするのかな”と想像するであろう読者に「あなたが想像しているのとはまた別のものですよ」とカッコで伝えています。
え?じゃあ何を持っていくの?と気になったところに、カトラリーやグラス、そしてお皿まで!と書かれているのを見ると、そんなものまで?!と驚きと関心を持って読める記事でした。
日本でも先日コロナのカテゴリーが変わり、今はそこまで神経質になる人は徐々に減ってきているようですが、注意しつつできるだけ健康に過ごしたいものですね!
写真はある生徒さんから頂いたクッキーです。
数年前からの夢だった、縁のある方を招待して、お茶をしながらピアノの演奏と談笑を楽しむティーパーティーを先日開かれたそう。
そして、このクッキーは参加者の方に渡すお土産として用意されたそうです。
ワンちゃんのほうは、彼女の”推し”がデザインしたTeolaegi(トレギ)ちゃんというキャラクターをモデルにしたものだそう。
袋から出すと、こんな感じです。
ほくろ(英語ではa mole もしくは a beauty markといいます)が可愛いですね。
横にあるお花柄のクッキーはパーティーがちょうどイースターの時期と重なったということで玉子型のデザインにされたそう。
いつもお仕事でとてもお忙しくされている方なので、忙しい合間にこんな可愛らしいおもてなしの準備までされて、パーティーで演奏するためのピアノの練習もなさっていたとお聞きして、すごいな~!と感心しました。
可愛らしくて美味しいクッキー、ありがとうございました!
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