洋書で英会話

100冊以上読んできた経験と知識をもとに、英語の小説や雑誌、実用書などから、すぐに使える素敵な表現や文法をご紹介します。

ゆっくりハリー・ポッター(19) keepの後に続ける動詞の基本

2017年01月23日 | ゆっくりハリーポッター 
みなさん、こんにちは!

今回は久々に、ゆっくり(すぎる!)ハリーポッター 第19弾、

HARRY POTTER and the Philosopher's Stone 
by J.K.ROWLING

Chapter SIX
The Journey from Platform Nine and Three-Quartersより
keepの後に続く動詞の基本をご紹介します。


物語は、Harryの11歳の誕生日に起こった一連の出来事以来、HarryがHogwarts(ホグワーツ)入学に向けて家を出て行く日が来るまで、
Dursely(ダーズリー)おじさんの一家はHarryが家にいても無視するようになります。

今回紹介する表現はそれぞれがHarryに対してどんな態度を取っているかが書かれていた部分の続きで
Petunia(ペチュニア)おばさんがHarryの部屋を掃除しにこなくなったことについてHarryがどう思っていたかが書かれている部分にありました。


それではさっそく引用します♪



It was lucky that Aunt Petunia didn't come in to
hoover any more, because Hedwig kept
bringing back dead mice.

※Hedwig(ヘドウィグ)はHarryのフクロウ
※hoover(フーバー)=vaccume
※dead miceは「死んだネズミ」これはちょっと嫌(^^;)ですが、フクロウのため、お許し下さい。
※bring は「持ってくる」backは戻ってくる感じを伝えていますので、bring backで「持って戻ってくる」

まとめて簡単に訳してみます。

【ペチュニアおばさんがもう部屋に掃除機をかけに入ってこなくなってよかった。なぜなら、
ヘドウィグが死んだネズミを何度も持って帰ってくるから】


掃除機を表すhooverですが、主にイギリスで使われます。
もとはHOOVER社の掃除機の商標で、それがよく使われることから「掃除機をかける」という動詞にも使われるようになったようです。
scotch-tape、元々は米国3M社のセロハンテープだったものが「セロテープで貼る」という意味でも使われるようになっているのと
同じように、よく使われる商品の商標が動詞になったものです。
googleも「グーグル検索する」という意味の動詞としても使われるようになっています。




引用文の解説はこのくらいにして、
今回のオススメ表現、keepの基本の用法とその用法を活用していきます。

keepの後ろに動詞が続くときは 

keep bringing back のように

いつでもing形にします。



例えば、


「私は話し続ける」は

I keep talking.

少し飾りをつけて

「私たちは2時間話続ける」は

We keep talking for two hours.


ちょっと変化させて

「私たちは歩き続ける」は

We keep walking.

表現に少し飾りをつけて、さらに過去にして

「私達は30分歩き続けた」は

We kept walking for thrity minutes.


主語を変えて動詞も変えて、


「彼は5時間歌い続けた」は

He kept singing for five hours.


「彼らは1時間泳ぎ続けた」は

They kept swimming for an hour.

「私達は1時間半走り続けた」は

We kept running for one and a half hours.


少し雰囲気を変えて

「私はあきらめません」は

I keep trying.


「私はこれからも英語の勉強を続けます」は

I will keep studying English.


などなど、色々活用できます。

keep ~ingの表現と似たものにkeep on ~ing もあります。
意味はほとんど同じですが、後者のほうは、onが付くだけあって、"続くこと"を気持ち強調しています。



keep ~ingで思い出しましたが、
教習所の先生に"You should keep looking where
you are going!"とよく言われます
(^-^;)
これがマスターできれば運転が上達するのだとか。
なかなか難しいですが、きっと何事も
It takes practice! I will keep trying!







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英語で「一人前」を何と言う?? servingの続きとその他色々

2017年01月17日 | 英語表現

みなさん、こんにちは!

今回は前回のservingの続きです。


前回の復習になりますが、serving(サービング)とは、
英語で「~人前」を表す言葉です。
したがって一人前は one serving と言います。


【~人前】で注文するものと言えば、餃子??ということで


I had three servings of gyoza(Chinese dumplings) for dinner yesterday.と言えば、


「昨日夕食に餃子三人前食べました。」となります。




「昨日餃子を5人前作った。」は


I made five servings of gyoza yesterday.



餃子ばかりも面白くないので、


「パスタを2人前注文した」(※注文する=order)は


I ordered two servings of pasta.


もしそれがスパゲティだったら


I ordered two servings of spaghetti.となります。



他に、「~人前」で注文するもので思いつくのがお寿司ですが、


「お寿司一人前」にもこのservingが使えます。


ところで、お寿司の一人前っていったい何貫くらいになるんだろうなぁと
このブログを書きながらふと疑問に思い、検索してみましたら、
同じような疑問を持つ人がいたようで、
ヤフーアンサーズにこんな質問が。

One serving of sushi is how many pieces of sushi?


答えはベストアンサーにある通り、

It depends. (お店とお寿司の種類に依りますよね。)



ヤフーアンサーズとは関係ありませんが、
以前、仕事で、生徒さんが言いたいことを英語に訳してネイティブの先生に伝えるお手伝いをしていたことがあるのですが、
そこである日、一人の生徒さんが「(ある話の)主人公がお寿司10人前食べた!」と言ったことがありました。

「10人前」の言い方を知らなかったその生徒さんは、そこのルール通り、私に「訳して!」と合図を送ってくれました。

もし、それが、私がメインで教えているレッスンだったなら、その生徒さんに自分の言葉で言えるように
(そのほうが絶対に楽しいので)お手伝いできたのですが、その時は諸々の事情で、
私が代わりに"He ate ten servings of sushi."と言ってネイティブの先生に伝えなければなりませんでした。
その後、その生徒さんが「10人前」と自分で言葉に出して言うことなくレッスンは終了してしまったのですが、
その日以来、このservingという言葉を目にするたびに、その生徒さんの事や、
それをその生徒さんに自分で言えるように手伝ってあげられなかったことへの悔しさを思い出します。


「お寿司10人前」という時に、たまたま私は知っていたからservingを使って言えただけで、
このservingを使わなくても(知らなくても)、基本単語で十分同じことを伝えることができます。


「お寿司10人前」ということは「お寿司10人分」、つまり『10人の人のためのお寿司』です。


ということは、、、


He ate sushi for ten people.


これで十分です!


料理の説明で


This is for three people. と言えば「これは三人前です」


お祭りなどのイベントがあるとして、

I have to make fried noodles for 100 people. と言えば

「焼きそばを100人分(100人前)作らなきゃいけない」となります。



そして、この【何々for…people】他にも応用が利きます。


「2人掛けのテーブル」は

a table for two people


この表現はレストランなどでよく使われるため

peopleを省略して

This is a table for two. と言うだけでも通じる表現になっています。


晩御飯など、forの後にくる数字が人の人数だと明らかな時もpeopleは省略してOKです。


今日は少し時間があったので色々リサーチしていましたら、

交際状況(relationship status:既婚、未婚など)を表すジョークに
こんなのがありました。

Made dinner for two. Ate both!

(二人分夕食作って、一人で全部食べた!)

期待していたのにフラれた。恋人募集中だけどまだいないっていう感じでしょうか。


基本単語だけで深いこと(?)言いますね(^-^)



英会話は自分の頭で考えて、そして、
自分が知っている言葉で言える範囲のことを表現する練習をしてこそ、上達します。




今は自分たちの教室、そしてカルチャーのクラスで、
生徒さんに自分で英語を理解し、そして自分で表現する喜びを知っていただくこと、
そして、その力をつけて頂くことが一番の目標です。
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Know What Goes Into Your Body ~英語の食品ラベルから使える表現のご紹介~(THE WORLD ALMANAC FOR KIDS 2013より)

2017年01月13日 | 英語表現
みなさん、こんにちは!

今回はTHE WORLD ALMANAC FOR KIDS 2013より

輸入食品のラベルから使える表現をご紹介します♪



輸入食品と言えば、このようなラベルが付いています。


(昨年張り切って買い過ぎたキャンディのラベルの写真を撮ってみました)


このままでは少し見えにくいので、
もう少しズームしてみます。


(キャンディのこのラベルについては後半でお話しします)



今回の表現は、
WORLD ALMANAC FOR KIDS 2013の中で、このような食品ラベルの読み方が説明されているコーナー
HOW TO READ A FOOD LABELにありました。(参考までに、そのページはこちら↓)



このままでは読みにくいので、大事なところを抜き出してみます♪


ラベルの部分、

Nutrition Facts
Serving size 1 oz(28g/About 12chips)
Servings Per Container About 9


Amount Per Serving
Calories 140


記事の後半の本文、

A serving size is always defined (here, it is about 12 chips or 28 grams). This label shows that there are 9 servings per container.
Don't be fooled by the calorie count of 140 - these are calories per serving and not per container.
If you ate the entire bag of chips, you would have eaten 1,260 calories!



さて、いきなりですが、問題です。
この記事で紹介されているラベルはどのような食品に付いていたものでしょうか??





引用部分をよく観察して頂くと、About 12 chipsとあります。
chips、 チップス、ということは、何味かなどは具体的にはわかりませんが、
ポテトチップス等のスナック菓子ですね!


今度は内容を本文と合わせて、少しずつ見ていきます。

まずは、出だしのnutrition factsですが、
この言葉、先ほどのキャンディのラベルにもありましたが、どんな食品ラベルにも大抵書かれています。

この続きには、その食品のカロリーと成分が書かれていますので、訳すとすれば、栄養表示、もしくは、食品の成分といったところです。


記事で紹介されている食品のカロリーが、続きの文に書かれています。
Calories 140 (140カロリー)ですが、
これ、具体的にどのくらいの量での話か気になります。


栄養表示のラベルには、それもしっかり書かれています。それが、この場合はカロリー表示の前の部分、

Serving size 1 oz(28g/About 12chips)
Servings Per Container About 9

というところです。

そして、そこに書かれている、serving が 今回のオススメ表現です。

serving size サービングサイズ 

サイズはサイズ、大きさを表す単語ですね。
サービング、サイズ。
もうすでに知っている方はそれでOKです。
でも、知らない方も慌てることはありません。
大事なのは、この記事が、食品の話をしているということを忘れずに、食品にまつわるサイズとは何かを、前後をよく観察して、推測しながら読むことです。

serving、サービング、ingを取ったら、serve、
サーブ、そこから派生して、サービス、
提供するイメージ、と連想していくと、
だんだん見えてきます。


提供するサイズ、つまり「1人前」という意味です。


そうです。
このスナック菓子、1人前は1オンス(ozは度量衡の単位の一つでオンスと読みます)

1オンスって?
一体どのくらい?と疑問に思った瞬間に、28グラムとその答えが書かれています。

そして、更に、
28グラムって言われても、具体的に分からないと思いかけた瞬間に、こちらも続けて、およそ12枚くらい、と答えが書かれています。
何と親切な!!(^-^)

このラベルの記事で、私が特に気に入っているところは、さらにその続きにある、
Servings Per Container About 9です。

servingで1人前、この単語は可算名詞で複数の時はエスが付いてservings(サービングズ)となります。

container (コンテイナー)は「入れ物」のこと。

間のper(読み方:パー)は「~につき、~毎」

上記をまとめて、さらに意訳すると、
servings per containerは「内容量」
About 9 「約9人前入り」


ここまできたところで、
カロリー表示の部分をもう一度見てみます。

Amount Per Serving
Calories 140


Amount Per Serving??
カロリーの前に、何やら気になる表記が!

どういうことか、少しずつ意味を取ると、

amountは「量」のこと

perは「~につき」

つまり、、、、

「一人前につき」

!!!

1人分が12枚くらいで、それが140カロリー。

ということは、このお菓子、

一人で、もし、ぜーんぶ食べたらどうなるか、、、



9人前入り、だから、、、、

えらいことになります!(笑)


今回、ラベルの表現と一緒にもう一つ紹介している引用文にはそのことが書かれていました。
細かな部分は気にしなくても大丈夫ですのであえて訳さずにそのままにしておきます。



さてさて、ここまで来たところで、
もう一度キャンディのラベルを見てみますと~~

Serving Sizeが3本

Servings が、、、、94?!

94人前


やっぱり買いすぎました^_^;


servingを使った表現の活用は次回ご紹介します。
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Ring in the New Year ~世界のオモシロ?新年を祝う方法~TIME FOR KIDS ALMANAC 2017より

2017年01月05日 | The World Almanac for KIDS
みなさん、こんにちは!
お正月の三が日、私はあっという間に過ぎてしまいましたが、皆さんはいかがお過ごしでしたか。
昨日から、もしくは今日から通常のスケジュールという方も多いかと思いますが、もう少しだけお正月気分を!ということで、
今回は当ブログでReader's Digestと同じくらいおなじみのTIME FOR KIDS ALMANAC(今回は2017年度版からご紹介します)より
世界のオモシロ(?!)新年の祝い方のコーナーで紹介されていた、スペインの新年の慣習をご紹介します。

それではさっそく本文の引用から♪

The Spanish pop twelve grapes into their mouths at midnight. It is considered good luck.


この文章を読んで、え?!と思われた方、おそらくそれで正解です。


ポイントと意訳を少し。
popはその文字通りポンッとはじけるイメージで、ここでは「pop何々into場所」で
「(場所)に(何か)をポンっと入れる感じ」を出しています。
ここでは(何か)に当たるのがtwelve grapes、場所がtheir mouthsです。
そうです、「口にブドウを12個ポイっと入れる」つまり、「ブドウを12粒食べる」と。
いつ???と気になりますが、それがat midnight(午前零時)です。

consider は「考える」の意味です。これが受動態になっていますので、
It is considered good luck. は、もうお分かりですね。


もう一度本文を続けて見てみます。

The Spanish pop twelve grapes into their mouths at midnight. It is considered good luck.

※冒頭にスペインの新年の慣習と書きましたが、それがわかるのが出だしのThe Spanishです。
The Spanishでスペイン人全体を指しています。ですが、この文章全体の意味は次のような感じだと思います。

【スペインでは夜の12時になると(午前零時になると)12粒のブドウを食べます。そうすることで幸せになると考えられています。】
※意訳です。


先日ALMANACをパラパラと拾い読みしていた時になんとなく見ていた文でしたが、
よくよく考えたら、え???ブドウを12粒って?!(^-^;)と思い、ほんとかどうか知りたくなり
ちょっと調べて見ましたら、スペインではよく知られた新年の風習のようで、
それにまつわるウェブサイトが沢山ありました。
一気に食べたり、一粒ずつ食べたり、食べ方はいろいろあるようですが、
どうやら、0時になったら鳴る鐘に合わせて食べるというのが基本のよう。

そして、12粒食べる理由は。。。
その風習を伝えているウェルチ(フルーツジュースで有名な会社)のブログに12粒の由来に関する簡単な説明があり
分かりやすくていいなと思いましたので、少しだけ参考にご紹介します♪
(そのブログはこちら⇒Twelve Grapes of Luck New Year's Eve Tradition※ちなみにブログで紹介されているメニューに登場するbamboo skewers<読み方:バンブー スキューワーズ>とは竹串のことです。 )


 The Twelve Grapes of Luck is a fun New Year's Eve tradition that originated in Spain.
 When the clock strikes midnight you eat twelve grapes; one for each month of the year ahead.
Some say that sweet grapes are a sign of good months while sour grapes are a sign of not-so-good-
months, but don't forget, it's all just for fun!

 

下線を引いた部分が、12粒の由来が書かれた部分です。
aheadは "Go ahead." (お先にどうぞ)でよく使われる、「前に」「先に」という意味です。

下線部から少しだけ簡単に訳してみます。(それ以外は文脈から想像して頂いて、だいたいこんな感じかなぁという、”だいたい読み”で大丈夫です。)
「12粒のブドウはこれからの12か月を表している。そして、甘いブドウは良い月、酸っぱいブドウはそんなに良くない月を表しているという人もいる。でも、忘れないで!これはただ新年を楽しむためのものだから!」

bad monthsと書かずにnot-so-good monthsとしているのがなんだか良いですね。
最後の部分、もし仮にすっぱいブドウだらけでも落ち込むことはないよ、単なる遊びだから!と言っているとも取れますね。
ところで、この習慣、諸説あるようで、食べるだけで幸せになるということもあるよう。
だからこそ、ここでの説明が、Some (people) say となっているのですね。
この表現方法は日本の文化を紹介するときにも活用できますね!


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努力は正しい方向に!~infernoが入った表現、What I Wish I Knew When I Was 20 by TINA SEELIGより~

2017年01月02日 | 洋書のススメ

いつも当ブログをご覧になって下さっているみなさま、あけましておめでとうございます。

昨年は教室を始めて1年目ということもあり、日々のレッスンの質を向上することに力を入れておりまたため、

ブログのほうをなかなか更新できずにおりましたが、今年はもう少し頻繁に更新していきたいと思います。

今年も宜しくお願いします。

 

さて、2017年1回目の更新の内容を何にしようかと色々と考えていましたが、

昨年10月に映画を見に行く前に原作を読もう!と思い立ち、ダン・ブラウンの「インフェルノ」を読んでいた時に、

ちょうど並行してもう一冊、スタンフォード大学の教授Tina Seeligさんが書いた

What I Wish I Knew When I Was 20という本を読んでいたのですが、

その中に偶然にもインフェルノという単語を使って大事なことが伝えられている箇所があり、

確かにそうだ!!と共感したところがありましたので、今回はその表現をご紹介します♪

 

さっそく本文引用、その前に、これから紹介する文が載っていた章では

「失敗から学び、その失敗を成功に変える方法」に関するエピソードが紹介されていました。

 

その中でも、私が一番印象に残ったのが、

「いつまでも芽が出ない努力は、もしかしたらやり方が間違っている可能性が大きいので

その違い(正しい努力であるかどうか)を見極めて、次に進むことの重要性」が紹介されている箇所でした。

 

この方法は間違っているのでは、と思っても、そこから抜け出すには、なかなか勇気と決断力が要ります。

簡単にできることではないからこそ、何事においても成功するために、とても大事な教訓になるのではないかなと思います。

 

・・・ここから引用です・・・

Because even great ideas require a trememdous amount of work to reach a successful outcome, it's incredibly hard to know when to keep pushing on a problem, hoping for a breakthrough, and when to walk away.

We all know that persistence is to be admired, but when does it become foolish to continue working on something that's never going to fly?

Gil Penchina, CEO of Wikia, describes the dilemma wonderfully :  "If you throw gasoline on a log, all you get is a wet log. But if you throw a gasoline on a small flame, you get an inferno." That is, it's important to know whether you're putting energy into something that has the potetial to pay off. 

 

少し長いですが、一番伝えたいのは後半ですので、前半は簡単な意訳にとどめます。

【どんなに優れたアイデアでもそれが成功の形となって表れるまでには相当な努力が必要。それゆえに、何か問題が起きた時に、打開策があるはずと思って、その努力を続けるべきか、それとも次へ向かうべきかを見極めることはとても難しい】

【絶え間ない努力は賞賛されるべき、だけれども、続けても何にもならないことに力を注ぎ続けているとしたら、それは馬鹿げた努力になってしまうのではないか】

【WikiaのCEO、Gil Penchina氏がこのジレンマについて次のようにうまく言い表している】

 ーここから先が今回のオススメ表現ですので引用をもう一度~

"If you throw gasoline on a log, all you get is a wet log. But if you throw a gasoline on a small flame, you get an inferno."

 ※logは「材木」、flameは「炎」、
   そして、infernoは「大火」の意味です。
 

もうお分かりでしょうか??

 

訳は、「材木にガソリンを投げても(かけても)、濡れた材木にしかならない。けれど、小さな炎にガソリンを投げ入れたら(かけたら)、大きな炎になって燃え上がる」 といった感じです。

 

その続きの文章を見てみます♪

That is,  it's important to know whether  you're  putting energy into something that has the potetial to pay off. 

※That is は「つまり」「要するに」の意味です。whetherは「~かどうか」、potentialは「潜在能力」「可能性」「ポーテンシャル」

 pay offは「報われる」=努力したら、努力した分だけ見返りがあるということ

「要するに、努力した分だけ報われる可能性のあるものにエネルギーを注いでいるかどうかをしっかりと見極める必要がある」

 

確かにその通り!と思います。

昔、映画を見て英語を勉強しようと志した時期が一瞬だけありましたが、

そのちょうど同じころに洋書読書の重要性に気付かされる出来事があって、即座に辞めました(笑)

今振り返ってみると、あの時、映画にしなくて本当に良かったと思うことがたくさんあります。

 

洋書の読書に比べて映画やドラマは話題性も加わってとても華やかで魅力的ですが、

限られた人生、同じ2時間で何をするか、もし選択肢があるとしたら、絶対に洋書の読書をオススメします。

映画を何度見ても俳優さんが演技で表現できる部分は、当たり前ですが、言葉で表されることはありません。

ということは、その部分は、何度見ても自分の発信語彙はおろか、受信語彙にも加わらないということです。

だからといって、映画やドラマが英語の勉強や上達と関係ないということでは決してありませんのであしからず。

洋書を読みながら、その息抜きとして、好きな映画やドラマは大いに活用すべきだと思います。

洋書を読んでいたら、映画やドラマの楽しみも倍増します

(映画「インフェルノ」、なかなかお伝えできていませんが、楽しかったです!

※ちなみに、映画の「インフェルノ」で登場するinfernoはダンテが描いた地獄のことです)

 

2017年、正しい方向の努力を皆さんと共有できればと思います。

 

 

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