こんにちは!
今回は今日久しぶりにレッスンで使用したTIME FOR KIDS ALMANAC 2014より
makeを使った表現をご紹介します。
※ALMANACとは「年鑑」という意味です。
毎年その年に起こった主な出来事や歴史のことなどが一冊の雑誌になって
発表されます。そして"for kids"とあるように子どもに向けて書かれているものが
分かりやすく、英語だけではなく他の知識も得られるので私は特に気に入っています。
今回ご紹介する表現は
このALMANACのKITCHEN SCIENCE のコーナーの
小見出しにあった文章です。
WHAT MAKES POPCORN POP?
WHAT MAKES MILK TURN SOUR?
WHY DO ONIONS MAKE US CRY?
この三つの表現に共通しているもの、
それは「主語+make+名詞+動詞の原形」の構文です。
この構文は「主語が名詞に動詞の原形の動作をさせる」と訳します。
一つ目と二つ目の文章の主語はwhatです。
what は「何」ですので「何が~」と訳します。
まとめて訳すと、
一つ目は
「何がポップコーンをpop(=はじけ)させますか」です。
二つ目は
「何がミルクを酸っぱくさせますか」となります。
turnはchangeと似た意味でもよく使われます。
三つ目の文章は
whyの出だしですので「何が」ではなく「何故」ですね。
そしてこの文章の主語はonionsです。
まとめると
「どうして(=何故)玉ねぎは私たちを泣かせるの」
≒「どうして玉ねぎを切ると涙がでるの?」となります。
「切る」は英語には出ていませんが、
入れると自然な日本語になりますので
理解する時は入れて受け取っても大丈夫です。
この雑誌では
それぞれの見出しの後にその理由の解説がついていました。
ちなみに玉ねぎはユリ科の植物に属していて
ユリ科の植物が持っている性質によるものだそうです。
知っていること(ここでは玉ねぎ)の知らないこと(涙が出る理由)を
英語で読むと常識と想像力の両方を使って読む、
いい練習になるので時々こうして豆知識的な雑誌の読書もお勧めです。