1001 little wellbeing miracles ( Esme Floyd著)という日々の暮らしを
少しだけ楽にするコツが書いてある本に載っていた電話に関するアドバイスの後半です。
WORK-LIFE BALANCEの項目より
THEPHONE TENNIS
Return a call once, leaving a message and telling the person when you're available.
Make sure you're available when you say you will be and you'll avoid wasting time to-ing
and fro-ing with answer messages.
前半のavailableまでの表現は前回ご紹介しましたので今回はMake sure~ から
make sure に 主語と動詞の入った文章をつなげて
「確実に~する」ということを伝えることができます。
ここでは
Make sure you're available when you say you will be
※be の後には同じ言葉の繰返しになるためavailableが省略されて隠れています。
「あなたが電話に出られると言った(伝えた)時に必ず電話に出られるようにしておきましょう」と
いうような意味で使われています。
この続きの文章は
「そうすれば、応答メッセージでやり取りして時間を無駄にすることを避けられます」
というような意味です。
avoid ~ing で 「~するのを避ける」
waste time で 「時間を無駄にする」 ※wasteは「~を無駄にする」
ちょっと変化させてみます。
avoid wasting money
avoid wasting water
avoid wasting paper
などなど
avoid ~ingだけを活用すると
You should avoid drinking too much.
I try to avoid eating too much junk food.
avoid ~ で「~を避ける」ですので
I try to avoid junk food.としても同じようなことを伝えています。
他には
I try to avoid meeting one of my coworkers
because once he starts talking he never stops.
などなど
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また少し本文に戻って・・・
answer messages は「応答メッセージ」 ここでは電話のことですので
誰かにことづけたり、または留守電に残したりするメッセージのことですね。
電話をした時なかなかお互いに捕まらず留守電のみでの会話になってしまうことがありますね。
もしお互いに直接話せたら1回で済むところこうなってしまうと、
時間がかかってしまいますので、
それを避けるために紹介されているコツでした。
to-ing and fro-ing は「行ったり来たり」という意味の熟語です。
to and fro と言っても同じ意味です。
そして最後にあらためてこのアドバイスのタイトルを見てみますと・・・
TELEPHONE TENNIS
「電話のテニス」
テニスは皆さんご存じの通り
コートの上でボールを打ち合うスポーツですね。
ここでは留守電やことづけメッセージのやり取りが
テニスでボールを打ち合うことに例えられている、
いわばシャレですね。