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洋書で英会話

100冊以上読んできた経験と知識をもとに、英語の小説や雑誌、実用書などから、すぐに使える素敵な表現や文法をご紹介します。

”途中”を表す英語

2025年05月22日 | 英語表現

みなさん、こんにちは。今回は、少し前に、当ブログでご紹介したイデオムのテキスト IDIOMS FROM SQUARE ONEより、「途中」を表す英語をご紹介します。

 

こちら、以前も紹介した文章ですが、お伝えしたい表現が沢山出てきますので、もう一度、引用します

会話形式のテキストです。Edと奥さんが乗っている車に、Edの友人のAlanが乗り込むところから会話が始まります

※今回は、おすすめ表現の部分を太字にしています。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 

Alan: Well, thanks for giving me a ride to the station, Ed, I appreciate it.

Ed: That's OK. It's on my way, so it's no problem. Have you met my wife?

Marie: Hi, Alan.

Alan: Hi, nice to meet you. 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

「駅まで送ってくれてありがとう、ほんと、助かるよ。」とAlanが言うと、Edは「気にしないで、駅は(自分たちが今から行くところの)途中だから、全然大丈夫だよ。ところで~」と返事をします。

 

☆今回のお勧め表現☆

「(~へ行く)途中」を表す on one's way (to 場所)  / on the way (to 場所)

 

例えば、

「スーパーで行く途中で、彼に会った。」は、

 

I met him on my way to the supermarket.

(I met him on the way to the supermarket.もほとんど同じ意味です。)

 

「駅に行く途中で、コンビニに行った。」は、

 

I went to a convenience store on my way to the station.

 

「仕事に行く途中で、銀行に行った」は、

 

I went to the bank on my way to work.  

 

※仕事に行くは go to workなのでon my way to workとします。

 

「家に帰る途中で、図書館に寄った」は、

 

I went to the library on my way home.  

 

※”寄る”は、要するに「行く」でOKです。”家に帰る”は、go homeで、homeには、「家へ」の『へ』も含まれていますので、

家に帰る途中は、『家へ向かう道の途中』ということで、on my way home(on the way homeもほとんど同じ意味です) と言います。

 

「彼は、家に帰る途中で、買い物をした。」は、

 

He went shopping on his way home. となります。

 

※主語に合わせて、「”誰の”どこへ向かう道の途中か」というのを表します。ここでは、”彼”なので、on his way homeとします。

 

"on my way home"と言えば、大手広告会社からリストラされて、その後、色々なことがあり、人生の窮地に陥っていた著者が、スターバックスの仕事に出会って、彼の人生が、いかに救われたか、ということが書かれている、How Starbucks Saved My Life by Michael Gates Gillの中で、主人公のMike(著者)が、税理士から、オイスターバーの支払いにカードを使っていることについて指摘された時、Mikeの返事に、この表現が使われていましたので、紹介します。

それがこちら↓

 

"Yes, well, it's on my way home from Starbucks." 

 

本文ではこの後に「だから、そういうことじゃなくて、今はもう、昔のように儲けていないんだから、もっと節約しなさい。今の時給じゃ、そのバーのカキ1つ分の値段にもならないんだよ!」と注意されて、更に、税理士の人が、自分のランチがどんなものかをMikeに教えてあげるという場面が続いていて、税理士の人の厳しさと優しさに、私は、しみじみ、いい話だなぁと何度読んでも感動するシーンの一つです。

本題から少し離れましたが、今回のIDIOMS FROM SQUARE ONEからの引用文のように、自分がどこへ向かっているのか、相手にはっきりと言わなくても伝わる場合は、「to 場所」の部分を省略して使えます。

ドラマなどで、すぐに現場へ向かうことが要請された場合など、"I am on my way."(今、向かいます)と言って現場に向かっているシーンがあったりします。

 

今回、ご紹介した表現は、どこかへ向かう時の”途中”を表す表現です。

 

何かをしている時の”途中”は、また次回ご紹介します♪

 

今回の引用元です。

こちらのテキストは、残念ながら、もう新規では発売はされていませんが、

とてもいいテキストだと思いますので、また機会を見つけて、

表現を紹介できたらと思います。

 

How Starbucks Saved My Lifeもお勧めです。

読めば読むほど味がでて、表現も勉強になりますので、

こちらは、レッスンの課題本の一つにもしています。

 

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KNOW THE BACK OF YOUR HAND~脱水症状のセルフチェックに使えるコツと英語表現~

2025年05月06日 | 英語表現

みなさん、こんにちは!My mother had to have another operation on her elbow.などのため、またしばらく間があいてしまいましたが、今回は、久しぶりに、1001 Little Beauty Miracles: Secrets and Solutions from Head to Toe by Esme Floydの630番目のコツとして書かれていた、”手”に関する英語表現をご紹介します。

それでは、さっそく引用から 

まずは、辞書を使わず、知っている単語と文脈を手掛かりに、どのようなことが書かれているか想像しながらお読みください♪

630. KNOW THE BACK OF YOUR HAND

The skin on the back of your hand is an excellent way to test for dehydration. Pinch it and count how long it takes to return to being smooth. If it's more than a second, your skin's telling you it needs a drink.

 

さて、いかがでしょう?

上の英文を読んで、思わず、手の甲をつまんでしまったという方、読み取り、ほぼ、正解だと思いますが、少しずつ見ていきます。

 

to test for dehydration とは?

文脈で手掛かりになるのは、最後の ”If it's more than a second, your skin's telling you it needs a drink."の部分です。

 

Your skin needs a drink. (あなたの肌は、飲み物が必要)ということは、"to test for dehydration"とは、 ”水がちゃんと足りているか” ”保水できているか” 、別の英語で言い換えると、"Stay hydrated."できているかどうかをテストすることを表しています。

 

ちなみに、”hydr-” "hydro-"には「水」の意味があります。

例:fire hydrant (消火栓)hydropower (水力発電)

 

引用文に戻って、脱水状態になっていないかの簡単なテストの仕方を見ていきます

The skin on the back of your hand is an excellent way to test for dehydration. Pinch it and count how long it takes to return to being smooth.

 

出だしの the skin on the back of your hand は、直訳すると「手の裏の皮膚」となります。手を見たときに、まず、どちらが表か、と考えると、手のひらのほうになりますね。その裏(反対側)が、「手の甲」。英語では、the back of your handと言います。

 

脱水状態か否かは、手の甲の皮膚で確認するのが良いそうで、その方法は、Pinch it(pinch=”~をつまむ”、つねる)

and count how long it takes to return to being smooth. (そして、どのくらいで元に戻るかを数える)のだそうです。

その結果、もし、1秒以上かかったら(If it's more than a second, )水が足りていませんよと肌が教えてくれている(your skin's telling you it needs a drink.)のだとか。

 

思わず確かめたくなる内容が書かれている文章ですね。

みなさん、結果はどうでしたか?

 

ところで、『手の甲は、よく見える』ということで、know something like the back of one's hand「~をよく知っている/熟知している」というイディオム表現があります。

そのイディオムの意味と合わせて考えると、この健康と美容のコツのタイトル、"KNOW THE BACK OF YOUR HAND"は、「手の甲をよく観察すると、きちんと保水できているかが分かりますよ!」というようなことを言っているのかな?と思います。

 

"know the back of one's hand"、わりとよく使われるイディオムなので、知っていると表現の幅が広がって面白いです。

Oxford のGraded Readersのオリジナルストーリー、Shirley Homes and the Lithuanian Case by Jennifer Bessettの背表紙の説明にも、この表現が使われていますので、少しご紹介します。

 

ここから、その引用です 

(どのようなお話か想像しながらお読みください♪)

............................................................. 

Shirley Homes is a private investigator. She is clever with computers, and knows London like the back of her hand. She laughs when people say, 'Was Sherlock Holmes your grandfather?' Sherlock Homes, of course, was not a real person, but, like Sherlock, Shirley has good eyes, and good ears. And she knows the right questions to ask.

..............................................................

さて、いかがでしょう?

ロンドンを拠点に活躍するShirley Homesという女性の探偵(a private investigator) が主人公のお話です。

ロンドンで探偵と言えば、シャーロック ホームズですが、その名前に似た主人公、しかも、探偵のお話というところが面白いなと思い、良くかけたお話ですので、洋書の導入として、基礎レベルの生徒の方に、時々お読み頂いています。

この説明にあるように、「もしかして、Sherlock Homesはあなたのお爺ちゃんなの?」と人に聞かれる、と物語の説明に書いてあるのも、なかなかいいなと思います。

もちろん、シャーロックホームズは小説の登場人物で、実在の人物ではない(not a real person)なので、それを聞かれると、Shirleyは、笑います。

説明が長くなりましたが、このお話の説明に登場していた"know the back of one's hand”が使われている表現がこちら↓

 

She knows London like the back of her hand.

(彼女は、ロンドンを知り尽くしている。)

 

この表現は、『どこかの場所をよく知っている場合』に、よく使われます。

例えば、

「私は、その街をよく知っている」は、

I know the city like the back of my hand.

「彼は、神戸をよく知っている」は、

He knows Kobe like the back of his hand.

などなど。

 

ちなみに、「手のひら」は、英語で、palm (読み方:パーム)と言います。

 

イディオムから少し離れますが、この説明文、最後の部分にも大事な表現があります。

それがこちら↓

 

like Sherlock, Shirley has good eyes, and good ears. And she knows the right questions to ask.

 

基本単語を使って、良い探偵としての資質が書かれています。

 

良い探偵の資質とは、

You need to have good eyes. (よく観察できること)

You need to have good ears. (よく人の話が聞けること、周りの音や会話も、聞けること。)

そして、You need to know the right questions to ask. (必要な情報を聞き出すための、正しい質問ができること)

探偵だけに限らず、色々な場で役に立ちそうな資質ですね。

 

今回、紹介した表現が載っている本は、こちらです。

・・・・・

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