ラティハン日記2

ラティハンと人生の散歩道

ことばをたずねて・ワヤンの章

1958-06-12 | 日記
ワヤン(Wayang)にはガムランの演奏が付き物ですね。

そしてガムランの上手でありますバパは当然ながらワヤンにも詳しいのであります。

それでいろいろとワヤンの物語を借りて話をしてくれました。

(たとえば ワヤン <--リンク


さてバパの正式な社会階級は貴族でありますから、当然名前の前には「ラデン」がつきますね。

「ラデン」の付かない我々庶民は単にビマ(Bima)と呼びますがバパはちゃんとウルクダラ
(Werkudara)と長い名前で呼びます。


ビマはインドから伝わった叙事詩マハーバーラタの主人公の一人です。

そしてワヤンでも多くの物語がビマを主人公にして作られました。

それらの物語の中でもバパがよく話してくれたのはビマとデワルチ(Dewaruci)との
出会いを語るものです。(75CND9.29チランダとか77ロッテルダム7.15など)


特にロッテルダムのトークではデワルチはロホイロフィ(Roh Ilofi、Ruh Irafi)だと
説明しています。

あるいはロホスゥチ(Roh Stuji)ということにもなりますか。
(79SIN9.30シンガポール、69CND10.18チランダ)


さてその興味深いビマとデワルチの物語の詳細については以下のリンクをご参照願います。

バパが生まれて成長し、道を求めそしてトークを行いラティハンを広めるようになったジャワという
ユニークな場所の文化、伝統、宗教を理解する上での一助にでもなればと思っております。

・ビマとデワルチの物語  <--リンク