ラティハン日記2

ラティハンと人生の散歩道

世界の階層性

1958-01-01 | 日記
科学者は「宇宙は12層だ」といいます。

一番小さいのが超ひもレベル。

その次がクオークレベル。

次が複合粒子。陽子とか中性子とか。

次が元素レベル。酸素や炭素。

つぎが分子。水とかアルコールとか。

つぎがタンパク質などの高分子。

そして単細胞生物。

多細胞生物。植物、動物、人間まで。

そのうえが惑星レベル。地球とか太陽、太陽系まで。

つぎが銀河レベル。天の川やアンドロメダ。

次が超銀河。銀河のあつまり。

そして、一番大きな構造がグレートウォールやボイド。

以上で12層です。


仏教は6+1層ですね。

ご存じ六道輪廻の六つの世界。

そしてブッダが入滅されたとされる涅槃。

これで7つ、7層ですね。


アブラハムの宗教(ユダヤ教、キリスト教、イスラム教)では大きく
分けて天国、現世、地獄のようです。

天国や地獄は階層をなしているようです。

天国の階層ですが、7層というのが一般的で第7天には神が
住むとされているようです。


大体この程度が今のネットでの常識、情報でしょうか。

バパが言われる人間を真ん中において、上に3つ、下に3つの構造は
これらの宗教の中には今のところ見当たらないようです。

2012.12.28

PS

仏教は涅槃を入れると7層ですがその場合人間道が上から3番目になります。

そして上から2番目(天道)までが輪廻の対象です。

それに対してバパは基本的に人間を含めて下4層が輪廻の対象と
認識されていた模様です。

2013.3.10

PS
ヒンドュー教の体系であるヨガでは7つのチャクラを想定します。

そして真ん中のスシュームナを挟むようにイダとビンガラがあります。

足し合わせると9つになりますね。

「いやそれは人の内部の話だろう」と思っていましたが、ミクロコスモスはマクロコスモスに対応します。


イスラム神秘主義はインドでも盛んでありました。

そうして次に伝わったのがインドネシアでしたね。

そういう影響をうけての尊厳セブン(マルタバト・トゥジュ)の成立の様な感触があります。<--リンク

そうしてこの話はデワルチで示されたように9つのロホの成立にまで至るのでありましょうか。<--リンク

歴史的にはどうもそのような流れがあった様に思われます。

2014.4.17

PS
最新の科学では「余剰次元」の可能性を検討しています。

空間の次元が3ではなくて4以上の可能性があるということです。

これはヒッグズ粒子で有名になったスイスのLHCの次の観測テーマでもあります。

さてそうなると「宇宙は12層」ではなく「13層」になる可能性もあるのですね。

2014.7.9

PS
ブラヴァツキーと〈神智学〉運動(Wiki)<--リンク

ブラヴァツキーの〈神智学〉では7という数字が好んで使われています。

以下、少々Wikiから引用。

『ブラヴァツキーはダーウィンが提唱した進化論から進化という概念を、インドやチベットの思想からカルマの法則と輪廻転生(再生)の理論を借用して再解釈した。
しかし、フレデリック・ルノワールは、ブラヴァツキーの進化論的な転生の教義は、西洋近代の転生の思想の系譜に連なると指摘している。
・・・・・
世界観
具体的には、 世界を物質界・アストラル界・メンタル界(下位天界・上位天界)・ブッディ界(または直観界)・霊的界・ モナド界・神的界の七次元に分類する。』

こうして神智学では「世界は7層」ということになります。

但しそこには人間界という考え方はなく、その世界観に対応した形で人間も7層の構造を持つのでありました。

PS
バリ・ヒンドゥーDARMA UPADESA 1996版より<--リンク

バリ・ヒンドゥーも協会の成立と前後する形で「ヒンドゥー教の唯一神対応の為」にその考え方を明確にしていきました。
(注:パンチャシラのもとでは、「宗教は唯一神を礼拝するもの」という事が要求され、それに対応する必要がありました。)

従いましてDARMA UPADESAはバパの考え方とは独立に、並行的にバリで編集・成立したものになります。

以下そこからの引用です。

『2、ブラフマンの章
作成された宇宙全体は、bhur-loka、bhuwah-loka、swah-loka、omaha-loka、jana-loka、tapa-loka、satya-lokaの7つの層から構成されています

gayatri Mantra(trisandhya)で述べたように、人間の生活に直接関係する3つの世界(triloka)はbhur-loka(manusa loka)、bhuwah-loka(pitra-loka)、swah-loka(god-loka)です。

さらに、サリサリからパンカマハブータが6つの味(悲しいラサ)、すなわち甘い、苦く、酸っぱい、辛い、辛い、そしてsepatを作ることが説明されている。

これらの要素は、理想的なbudji-ahangkara、dasa indriya、panca tan matra、panca-maha-bhutaの要素と混合され、最終的には女性の種(swanita)と男性の種(sukla)の2つの要素を生み出します。

purusaとprakrti(プラダナ)との出会いが人生の領域を具現化するように、ファルスとヨニの間の遭遇もsuklaとswanitaを統一します。

そして、理想、バディ、そしてアハンカラは、生まれる人間の心を形成します。

ダサ・インドリアは感情を形成し、パンカ・タン・マトラとパンカ・マハ・ブータは人生の体を形成した。

同様に、宇宙(bhuwana agung)は3つの部分(triloka)で構成されているため、人間の領域(bhuwana alit)は3つの部分(trisarira)、粗いボディ(sthula sarira)、微妙なボディ(sukma sarira)そして原因体(karana sarira)。

確かに、実際には、同じ起源のために、宇宙と個人的な領域との間には、非常に共通点があることがわかります。

だから、宇宙とその中の人生の中で、最初の人はSwayambhu Manuです。

両方の名前のシリーズは、人間が自己形成の存在(Swayambhu)であり、思考や心(Manu)を持っていることを意味します。』