ラティハン日記2

ラティハンと人生の散歩道

バパ、100年先を予測する。

2014-01-12 | 日記
1959年の世界大会でのバパのトークでは「あと100年で世界の半分が
ラティハンを受けるようになる。」とあります。(59CSP8.9)注1

ほかの世界宗教の広がりのように「あと100年で地球上の全ての場所に届く。」と。

100年後というとタイムリミットは2059年ですので、あと残りは45年ですか。

今から思えば「恐ろしいほどの強気の読み」ですね。(現状は・・・<--リンク


そのあと1968年のバンドントークでも「あと20年から30年で世界に影響を与える
様になる。」とここでも強気の読みが継続されています。(68バンドン2・15)注2

「遅くとも1998年までには世界に影響を与え始める」と、そういうわけですね。

でも1998年は過ぎてしまいましたが、まああまり変化はなかったようです。


さて1979年のチランダトークでは「今後少なくとも800年程はラティハンを
する人達が途切れることなく地球上に存在するでしょう。」とあります。

但し「バパが期待する所まであなた方が成長できれば」という条件付きですが。

そのようにあなた方が成長することができて初めて「希望するような変化が
現れる」と、今度は一気に現実的な読みに変更です。(79チランダ1・7)注3

要するに20年経って振り返ってみたら、「状況はなかなか思った様には
行っていないなあ。」というところでしょうか。


最初の読みはそれまでの2年半でのラティハンの急速な広がり方を受けて楽観的でした。

9年後の読みでも強気継続でしたね。

でも20年経過した後では随分と現実的な読みに修正された事になります。

それくらい「ラティハンが現実社会の中で広まっていく」ということは難しいということですね。<--リンク


注1

定訳では「あと200年と2年半でそうなることが出来れば、、、」とあります。

でも対応する英文は
So if Subud can do it in a hundred and two and a half years、、、、ですので
どう読んでも「あと100年と2年半」という訳になると思われます。


注2

ライブラリーには理由はわかりませんがこのトークは登録されていません。

しかしながら「和訳が出版されています」ので明らかに元になった英文が
存在しているものと思われます。


注3

出版されている和訳では「800年経たないと変化が現れない。」と読めてしまいます。

でもこれではどう考えても「違和感」が残ります。

「8世紀も向こうに行かないと変化が現れない?」

「そんなことはないでしょう」というのが素直な印象ですね。

対応する英文、以下に載せておきます。

According to what Bapak has received, our Subud Brotherhood will go on for at least eight hundred years

if you, the helpers, really do what Bapak has received.

Only then things will be changed.

There will be changes, but that is what we can hope for.

Bapak does not guarantee it, but let us hope that it will be so.


「あなた方が成長して、物事が変わり始めて、そうして少なくとも800年は続くことを
バパは希望している」と読めるのですが、、、。