ラティハン日記2

ラティハンと人生の散歩道

「経験から学ぶ」ということ・2

2016-05-17 | 日記
83・8・2 ロンドン トークから始めましょう。
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しかし勿論、バパはそういうふうに凡てが満足な状態、完全な状態に直ちに達することを期待している訳ではありません。

あなた方は自分自身に教えなければなりません。

あなた方は習わなければなりません。

あなた方は経験から学ばなければなりせん。
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バパのトークを読んで、ラティハンを行って、さてそれで全てが自然にうまくいく訳ではありません。

その事は今までの自分自身の歴史、そうしてまた協会のたどってきた歴史を振り返れば分かる事であります。

そして状況がその様である時に、希望した状況になっていない時に、その現実から目をそむけてはいけません、、、とバパは言っているのであります。

何が原因でうまくいっていないのかを探りだして、改善しなくてはいけませんよ、、、と。

そうして、それをやるのはラティハンの仕事ではなくて、ラティハンを積み重ねてきた我々自身の仕事、我々自身に備わっているナフスやハートとマインドの仕事、まあ分かりやすく言えば「頭を使え」とバパは言っているのであります。


結果をかえりみて、問題点を見つけ出し、修正していく。

個人でも組織でも学習能力がある、と言う事はそういう事であります。

まあこれは世の中で通用している、普通の常識であります。

そうして、バパは「世間と同じ様に、そうやって進んでいきなさい」と言っているのであります。


ただし、ラティハンを積み重ねてきた人にはそれなりのプラスアルファがありますよ。

それは問題点を見つけ出し、修正する能力が向上している事です、、、と。

つまりは「経験から学ぶ能力が向上している」というのがバパの説明であります。


さてそのような効果をもつラティハンでありますれば、我々はその効用を十二分に発揮しながら物事をすすめていく、という事は当然の事なのであります。


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