ラティハン日記2

ラティハンと人生の散歩道

インドネシア(パンチャシラ)

1957-08-21 | 日記
憲法と宗教

1945年6月1日の演説でスカルノが発表したパンチャシラ(サンスクリット語で
「5つの徳の実践」を意味する)は今日のそれと順序と語句が異なっているが、
スハルト体制期以降も重要な国是となり、学校教育や職場研修などでの
主要教科とされてきた[12]。

現在のパンチャシラは以下の順序で数えられる。

唯一神への信仰(イスラーム以外でもよいが無宗教は認容されない)

人道主義

インドネシアの統一

民主主義

インドネシア全国民への社会正義。

以上はWikipediaからの引用でした。


そして現在の憲法の序文がこれです。

序文
そもそも、独立とはいかなる民族にとっても不可侵の権利であり、・・・・・
・・・・・
全能なる神の恩恵により、・・・・・
・・・・・
独立したインドネシア国家の構造は、インドネシアの憲法に規定されねばならない。
そして、それは人民主権によるインドネシア共和国の国家形態を取り、
次の原則に基づくものである;

唯一神への信仰。

公平で礼節のある人間性。

インドネシアの統一。

合議と代表制による民主主義

インドネシア国民全体の社会正義の実現


さて、それでは現在のインドネシアの宗教%はどうかといいますと、

イスラム教・・・87%

キリスト教・・・10%

ヒンドゥー教・・・2%

仏教・・・1%

合計で100%。

皆さん全員、なんらかの宗教に属しておられます。

そして憲法の定めるところすべての宗教は「唯一神を信仰」している事に
なっております。

なんとまあおおらかなことでしょうか! <--リンク

まことにうらやましい限りですね。


2012.12.30

PS

ちなみに宗教人口%@世界は以下のようです。

イスラム教・・・19%

キリスト教・・・35%

ヒンドゥー教・・・14%

仏教・・・6%

その他・・・26%(含む無宗教)

合計で100%。





2013.1.3