源平の史跡を訪ねて

全国いたるところにある源氏と平家の史跡を訪ねています。少しだけ源氏物語の史跡も紹介しています。

20日大河「しずやしず」

2005-11-21 23:46:49 | 大河「義経」
静の存在は、義経の愛人と言うだけでとりわけストーリーに関係のない存在でしたが今回は、静の存在をアピールした最初で最後の出番でした。

佐藤忠信が、静を助けるために空の神輿を襲って討ち死にしました。
静は、頼朝に尋問されるが気丈にも問い返す「義経様は、戦にだけ利用されたのですか。」
義経の子供を生むが男児であったため取り上げられて殺される。気が狂ったように子供を捜す静しかしどこにもいない。
死人のようになった静に政子は「鶴岡八幡宮の祝い事に舞をまってほしい」と静は引き受けないだろうと思うが依頼する。静は、それを引き受けて見事な舞を披露する。
それは義経を思う恋の唄であった。
「吉野山峰の白雪踏み分けて入りにし人のあとぞ恋しき」
「しづやしづ賎(しず)の小田巻くり返し昔を今になす由もがな」
そのとき、義経は静の思いを実現するために平泉に向かう途中、捕らえられようとするが敵を打ちのめす。
静の舞と義経の戦いが紅葉のまい散る画面の中で交互に映されました。

今回は、石原・静の演技のすばらしさにオープニングから終わりまで、引き込まれるように見入りました。そして、「義経」もあと3回です。
次回は、いよいよ安宅の関です。先日訪問した石川県小松市にある安宅の関をアップします。