17歳で平清盛の寵愛を受けた白拍子・仏御前は、そのために前の清盛の愛人・妓王が屋敷を追い出されるのを見ていつかは自分もそうなるだろうと空しさを感じ故郷・原村に帰って仏の道に入った。その尊像は、代々村の一般の家庭で守られてきて、昭和のはじめから現在の家に安置されています。
清盛から追い出された妓王が襖に書き付けた一首
「萌え出づるも 枯るるも同じ野辺の草 いづれか秋に あはではつべき」
清盛から追い出された妓王が襖に書き付けた一首
「萌え出づるも 枯るるも同じ野辺の草 いづれか秋に あはではつべき」