京大俳句会 KYODAI HAIKUKAI 「自由船」

京都大学を拠点に活動していた京大俳句会のオフィシャル・ブログです。

京大俳句会

第169回京大俳句会案内(メール投句形式)

2023-02-24 17:53:33 | 日記

photo by kajiwara


京大俳句会からのお知らせ

令和5年3月25日(土)予定の第169回京大俳句会も
コロナウイルス感染予防の見地から
本ブログ上で行うこととし、下記の通り案内いたします。

投句のうち1句を「兼題」によるものとします。
参加者は下記要領にしたがって、ふるって作品投稿をお願いいたします

            記

投句数  2 句。うち1句は兼題(課題詠)とします。


投句先  メール t0103t@gmail.com  

Faxの方は   072-848-7518

締切り  3/23(木)午後8時
締切厳守でお願いします
締切後の投句は次回まわし、もしくは掲載されない場合があります


参加費 無料

*俳句は有季定型・無季定型・自由律を問いません

今月の兼題        「野遊」「野に遊ぶ」

例句

誰も居ぬ事が親しき野に遊ぶ           河野扶美

野に遊びこんなときにも家事のこと        浅利恵子

わが為に皆野に遊ぶ乳母が宿           高浜虚子

野遊の心たらへり雲とあり            高浜年尾

荒るる海来しこと忘れ野に遊ぶ          稲畑汀子


第170回句会 令和5年4月22(土)については
後日お知らせします

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第168回京大俳句会作品集

2023-02-24 17:49:22 | 日記

photo by kajiwara

第168回京大俳句会もコロナウイルス感染予防の見地から
投句形式とさせて頂きました、互選は実施しておりません
(上5文字の昇順で並べております)


第168回京大俳句会作品集
兼題 :「春の夕焼」「春夕焼」


1  いつの間に攻撃能力亀の鳴く          吟


2  鶯も同じ想いか早春賦             幸男


3  梅にほふ吾にも左遷の昔あり          つよし


4  大いなる放屁や赤子春うらら          まめ


5  菓子パンをすばやく齧る春夕焼         まめ


6  カトレアに抱かれ少年となりしころ       武史


7  師の眼差しありて父と子融け緩む        幸夫


8  霜の朝ひとりバス待つ白い杖          のんき


9  侵攻の果てちらすかす核の影          嵐麿


10  祖母の雛滿洲國の番地あり           游々子


11  地図になき広き農道春夕焼           游々子


12  堤(どて)に立ち春の夕焼け何想う        恒雄


13  春夕焼け子らの家路は遠くなり         幸男


14  春夕焼おてて繋いで帰りたし          つよし


15  春夕焼けきみは糖度17恥じらいみせて      武史


16  比叡山赤く恥じらふ春夕焼            楽蜂


17  蕗の薹雪解け早き根本かな            楽蜂


18  分裂の世をやわらげよ春夕焼           嵐麿


19  「まるぶつ」で初めて知ったオムライス      恒雄


20  弥陀三尊ほかに影なし春夕焼           幸夫


21  山なかに大ニュータウン春夕焼          吟


22  落日や春の夕焼け桃の花             のんき
コメント (2)
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