京大俳句会 KYODAI HAIKUKAI 「自由船」

京都大学を拠点に活動していた京大俳句会のオフィシャル・ブログです。

京大俳句会

第116回「京大俳句会」案内

2018-10-10 08:31:25 | 日記

「里の初秋」(Photo by Kajiwara)

第116回「京大俳句会」案内
日時 2018年10月27(土) 午後1時~4時半
場所 左京区田中玄京町149 養正保育所内
左京西部いきいき市民活動センター第4会議室
電話075-791-1836
集合 現地
参加費 500円
* 俳句は有季定型・無季定型・自由律を問いません
* 出席者は当日3句を用意してください。2句になる場合があります
* 欠席投句1句を受け付けます
* ルビ(原則ふりかな )、旧字体表記などに留意してください。
* 参加者および欠席投句は二日前10/25・(木)の午後8時までに連絡を願います(締切を守ってください)
* 連絡先 京大俳句会
  宮本武史(Eメール)   mytanbi@leto.eonet.ne.jp
中島夜汽車(携帯)    090-2040-4123
※Eメール cupid.and.psyche@docomo.ne.jp (まめ)
同  takujiblue@gmail.com ( 託志) でも受付けます
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第115回「京大俳句会」作品

2018-10-10 08:27:34 | 日記

「中秋の名月」(Photo by Kajiwara)

第115回「京大俳句会」作品
と き 2018. 9. 22 (土)
ところ 京都左京西部いきいき市民活動センター和室
出席11名2句出し(内1名1句)・欠席投句10句・計31句・3句選

3得点句
長旅の小さき秋刀魚に手を合わす       博
玉音の粘り着くごと残暑かな         久々
白桃や不良少年の歯は希望          武史
取り毀す学生寮や草の花           まめ
玉音や干したおむつに赤とんぼ        久々
弱る陽を頸肩腕にまつわらせ         虻曳  

2得点句
息に音のるpp(ピアニシモ)二日月      幸夫
雨続き往生せいというてるやうな亀      団子蟲
神さびし紫香樂宮跡しぐれなす        夜汽車
堀割に浮かんで流れ雲を見る         虻曳

1得点句
し(、)とれ(、)とる(、)のかたちよくきたやせ黒子猫    おるふぇ
彼岸花ニーチェを訪ねることもなく      武史
色街に吹く風優しまんじゅしゃか       夜汽車
良夜にも哲学をしているトイレ        幸夫
行く秋や親しき人は認知症          正臣
顕微鏡覗いてみたの昼の月          託志
風の乱地震の乱跡鉦叩            つよし
 
無得点句
豆餅に友の情けの隠し味           幸男
半ズボン置き傘八本持ち帰り         真治
おばさまはお昼寝ばっかりゾッキ本      吟
同じ虹見ても君とは違う虹          竹明庵
ちらちらと視野の色彩原爆忌         吟
亡き夫の尺八ひびく寝待月          マサ子
秋晴や万象翳を偽らず            つよし
吹き止んで命靜める木漏月          おるふぇ
群れぬまま咲く曼珠沙華夜勤明く       水澄子
行く雲も流れる水も秋気配          恒雄
故郷の時代祭りや夢うつつ          洋子
岩肌に鶺鴒(せきれい)が舞う季節来る      恒雄
まるい字の手紙を開ける白夜かな       真治
秋彼岸亡き父母友の数かぞえ         泰夫 
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