京大俳句会 KYODAI HAIKUKAI 「自由船」

京都大学を拠点に活動していた京大俳句会のオフィシャル・ブログです。

京大俳句会

「自由船」第2号(通巻第7号)発刊

2016-11-24 08:28:58 | 日記

「自由船」第2号(通巻第7号)発刊

■お知らせ このほど当俳句会会報「自由船」第2号(通巻第7号)が出来上がまし
た。B5判16ページ。

執筆者及び句会参加者には、11/26(土)および例月第4土曜日(予定。12月は17日・土)
の句会にて差し上げたくご参加をお待ちしています。参加のない方には、後記の句会
参加の連絡先(電話・メール)に住所・氏名をお知らせ戴けれは゛郵送いたします。一
般の方も同様です(送料とも無料。部数に限りがあります)。
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第93回「京大俳句会」の案内

2016-11-04 14:09:56 | 日記

「嵯峨菊」

第93回「京大俳句会」の案内
日時 2016年11月26日(土) 午後1時~4時半
場所 京大農学部総合館W210号室
集合 京大北部生協食堂前に12時50分
参加費 500円
* 俳句は有季定型・無季定型・自由律を問いません
* 三句を用意してください
* 欠席投句は一句です
* ルビ(ふりかな )に留意してください。原則ひらかなです
* 参加者・欠席投句は二日前までに連絡をお願いします
* 連絡先 京大俳句会
  宮本武史(Eメール)   mytanbi@leto.eonet.ne.jp
中島夜汽車(携帯電話)  090-2040-4123
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第92回「京大俳句会」句会作品

2016-11-04 14:01:18 | 日記

「夕日と猫じゃらし」

第92回「京大俳句会」句会作品
と き 2016 .10 .29(土)
ところ 落柿舎次庵

5得点句
大文字秋の書体と成りにけり     楽蜂

4得点句
眼(まなこ)なく耳さえもなく蚯蚓鳴く 久々
山の端に胡麻ひとつまみ鷹柱     丁稚一号
手にとれば秋は二グラム無縁仏    武史

3得点句
未来からこぼれあふれて薄なり    吟

1得点句
夢違(たが)へ觀音嵯峨のしぐれ道  夜汽車
行く秋の見送り出来ぬ卒論の候    マーティン
こおろぎは夜風の糸をリールで引いて 託志
色鳥と篠笛ひそと去来墳       幸夫
雁渡し尺八吹けば笹戦ぐ       ハメさん
詩画展の生命わき出る草の花     洋子
草の絮無名戦士の墓を飛ぶ      登美子
秋寒しただ前を向く山地蔵      水澄子
人はいろいろ線路に沿うて秋は    丁稚一号
ころ柿や集いし人の今は何処     おるふぇ

無得点句
和顔施(わがんせ)に花あり在るやしぐれ坂 夜汽車
吊橋の色なき風に青くなる     久々
竜胆のかさかさ枯るる多宝塔    登美子
犯せるものか薔薇の矜恃の幾重にも 武史    
草庵や障子隔てて秋の声      玉有良
憂い帯び黄金の稲穂長い影     信一
嵯峨野来て落柿舎を訪う柿日和   正臣    
野宮の悲恋しのぶやこぼれ萩    守康
秋冷の庵を見張る巡査かな     知昭
城跡の日暮れは早き影二つ     竹明庵
木曳れ月隠れ湯の宿天魚食う    幸男
吟ずれば十日の菊も身の宝     玉有良
烏瓜の実滝のように鎖のようにあったらし おるふぇ
新酒入荷横目にくぐる赤のれん   康博
憂国忌三島森田に薫る菊      泰夫
柿の木や歳月巡り彷徨へり     信一
去来忌や嵯峨野に林住のひと偲ぶ  幸男
おでん売る内親王の墓の前     知昭
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