京大俳句会 KYODAI HAIKUKAI 「自由船」

京都大学を拠点に活動していた京大俳句会のオフィシャル・ブログです。

京大俳句会

第90回「京大俳句会」の案内ー晩夏のひと時、醍醐寺吟行句会ー

2016-08-01 12:54:07 | 日記

「醍醐寺理性院千体地蔵」

晩夏のひと時、醍醐寺吟行句会
第90回「京大俳句会」の案内
日時 2016年8月27日(土) 句会 午後1時~4時半
場所 京都市醍醐交流会館
地下鉄東西線醍醐駅真上、パセオ・ダイゴロー西館2階和室A
受付 当交流会館受付にて12:30 (自由吟行後)
参加費 500円
昼弁当 1500円あり(選択自由)、句会場にていただく。弁当予約締切8/15(月)
* 俳句は有季定型・無季定型・自由律を問いません
* 三句を用意してください
* 欠席投句は一句です
* ルビ(ふりかな )に留意してください。原則ひらかなです
* 参加者(昼弁当なしの人)・欠席投句は二日前までに連絡をお願いします
* 連絡先 京大俳句会
  宮本武史(Eメール)  mytanbi@leto.eonet.ne.jp
ハメさん(携帯電話)  090-3053-7052
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

第89回「京大俳句会」作品

2016-08-01 12:38:22 | 日記

「2016年 リオ・オリンピック」

第89 回「京大俳句会」句会作品
と き 2016.7.23(土) 
ところ  市民環境研究所(石川ビル)


4得点句
花開く音をたずねて蓮の池    守康

3得点句
青田風連れ去るなかれ君の魂  玉有良
大夕立心の錆をかき落とす    康博
夏の母ちいさくなりて北枕     ハメさん

2得点句
朝さやかもうしばらくは蝉の声   明美
空蟬の芯まで沁みる蟬の声    久々     
いそいでも杖突虫の歩みかな   ハメさん
不死男忌や軍靴の音がまた聞こえ  マーティン
サイダーの瓶底に置く恋一つ   水澄子
青年のあばらを削げば夏桔梗   武史   
夏柳あれは出雲の阿國かな    夜汽車
粋競ひ暑さ忘るる句座の黙     幸夫  
投げ生ける夕菅の黄や幾ばくぞ  楽蜂      

1得点句
真の恋みたけりゃ白蛇@vagina.com   武史
卵白の混ざり果てたる熱帯夜     託志
転た寝の耳にも毛虫這入りけり    登美子
大西日黙(しじま)の耳はよく炎える  久々
茂り葉に身を切られては刈ってゆく  託志
ウバユリの蕾群れなす秘密の地   おるふぇ
鉾きしみ辻回してふ強引さ  正臣 
ちはやふる鮎の歡喜の大聖堂   夜汽車 
宵山や恩師と出会いしこともあり  泰夫
極楽の風は余らず月の鉾      丁稚一号
海悲しニースの夏はセピア色    信一
遠い日がいま手のひらに夏祭    明美
空の虹映して紫陽花万華鏡     守康
中天や蟬の声音はフォルテシモ  玉有良   

無得点句
モンスター狂想曲に夏踊り      信一
十藥を採る白南風を待ちながら   幸男
石鹸の泡ツブが立つ白ダリア    登美子
少女等のワンピースひるがえし夏がきた   おるふぇ
片仮名の夢ばかりなり星祭           幸男
降伏調印式翌日の攻防 唐突な軍政拒みし肝と汗 幸夫  
未完成ゆえの勇気を夏の月           水澄子
鉾揺れてギリシャ神話のタペストリー     正臣







コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする