京大俳句会 KYODAI HAIKUKAI 「自由船」

京都大学を拠点に活動していた京大俳句会のオフィシャル・ブログです。

京大俳句会

第137回京大俳句会案内(メール投句形式)

2020-06-27 20:43:56 | 日記


photo by kajiwara


            第137回京大俳句会案内
               

京大俳句会からのお知らせ

7月25日(土)予定の第137回京大俳句会もコロナウイルス感染予防の見地から本ブログ上で行うこととし、下記の通り案内いたします。

            記

投句数  2句

投句先  メール t0103t@gmail.com  

Faxの方は   072-848-7518

締切り  7/23(木)午後8時
締切厳守でお願いします


参加費 無料

*俳句は有季定型・無季定型・自由律を問いません

*ルビ(ふりかな )、旧字体表記などに留意してください

*なまえ(俳号)は必ず記入してください

*発表は本ブログ上にて「句の上五」の最初の語のアイウエオ順とします

*選句はありません。コメント等希望者はブログ末尾にある「コメント」欄にて行うことができます


第138回句会(8/22・土)は状況を見て後日案内いたします。

第136回俳句会作品集

2020-06-27 20:30:19 | 日記

photo by kajiwara

第136回俳句会作品集

第136回京大俳句会はコロナウイルス感染予防の見地から
投句形式とさせて頂きました、互選は実施しておりません

(上5文字の昇順で並べております)


空缶の吊るされている梅雨前線        吟

紫陽花を門扉代わりのあらし山        銛矠

愛宕嶺に辞儀深くする青田波         銛矠

アマリリスあちとこち向き牽き合へり      幸夫

雨乞ひの声乾きをり田の蛙          つよし

医院出る腕のガーゼや薄暑光         まめ

急ぐやシの音死の匂ひシドレミソ       武史

いち早くお代わりをする豆ご飯        正臣

鬱の日は蛍袋に閉じ籠る           楽蜂

風捕らへスピン巧みなるヨット        つよし

夏至の日や 生死の境 蝶の影         おるふぇ

国道に中央分離帯茂る            まめ

木下闇へ誘ひ誘はれは喜寿米寿        幸夫

コロナ三部作水無月句無月          幸男

井泉水有りて自由句今が有り         恒雄

仙人の掌に弾けるいのち花           幸男
枯れ木のように見えるサボテンの先端から鮮緑の茎が出て黄色の花がパッと咲く

梅雨晴れに蒼きオタクサゆうらりと       明美

連れ螢夜泣峠を夜叉ケ池を           武史

夏到来コロナ去りゆく後ろ影          のんき

呑み助の筋と言われし父子草          楽蜂

配給の蚕豆分けし頃のこと           正臣

はつ夏の図書館の椅子ひとつおき        恒雄

葉に雫夕立あがりて猫が鳴く          明美

バラック塀カンナが赤を誇りし戦後       吟

人の世の騒ぎの外の青葉かな          のんき

夢か死か 天より降りくる 合歓の花      おるふぇ