photo by kajiwara
京大俳句会からのお知らせ
令和5年5月27日(土)予定の第171回京大俳句会も
コロナウイルス感染予防の見地から
本ブログ上で行うこととし、下記の通り案内いたします。
投句のうち1句を「兼題」によるものとします。
参加者は下記要領にしたがって、ふるって作品投稿をお願いいたします
記
投句数 2 句。うち1句は兼題(課題詠)とします。
投句先 メール t0103t@gmail.com
Faxの方は 072-848-7518
締切り 5/25(木)午後8時
締切厳守でお願いします
締切後の投句は次回まわし、もしくは掲載されない場合があります
参加費 無料
*俳句は有季定型・無季定型・自由律を問いません
今月の兼題 「麦の秋」及び傍題
例句
麦秋の中なるが悲し聖廃墟 水原秋桜子
麦秋や馬いななきてあとさびし 塚原麦生
麦の秋雀等海へ出てかへす 山口誓子
麦秋の雨のやうなる夜風かな 田中冬二
麦秋の野を従へて川曲る 内藤吐天
第172回句会 令和5年6月24(土)については
後日お知らせします
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第170回京大俳句会もコロナウイルス感染予防の見地から
投句形式とさせて頂きました、互選は実施しておりません
(上5文字の昇順で並べております)
第170回京大俳句会作品集
兼題 :「春の月」「春月」
1 あの日の恋人の瞳桜咲く 竹明庵
2 幾星霜我が家の亀は啼かざりき 楽蜂
3 洋墨(インク)褪せ役者の自伝の署名かな まめ
4 大沢池ゆらりきらりと春の月 蘭麿
5 かぐや姫現れさうな春の月 つよし
6 肩すぼめ夕餉の音や春の月 まめ
7 抱きしめてうるうるゆるゆる春の月 武史
8 デモ果てて触るるばかりに春の月 游々子
9 ハイウェイがくねる山肌春の月 吟
10 春キャベツキャッシュカードがみあたらぬ 吟
11 花守のやうな顔して虻来る つよし
12 嵌め殺しの窓の外に春の月 竹明庵
13 はんなりと花街を照らす春の月 楽蜂
14 東山舞子眺める春の月 のんき
15 船渡御や水あび勇む若い衆 蘭麿
16 森をゆく甲斐の引き馬風薫る 游々子
17 夜桜や若きおんなの息弾み のんき
18 ラの音に合わせないでいい自由がほしい 武史
19 病み病みて春の月見る厚着かな 幸男
まがうた
20 保津に聴くライン魔歌舟人悲し 幸男