京大俳句会 KYODAI HAIKUKAI 「自由船」

京都大学を拠点に活動していた京大俳句会のオフィシャル・ブログです。

京大俳句会

第171回京大俳句会案内(メール投句形式)

2023-04-24 18:10:24 | 日記

photo by kajiwara


京大俳句会からのお知らせ

令和5年5月27日(土)予定の第171回京大俳句会も
コロナウイルス感染予防の見地から
本ブログ上で行うこととし、下記の通り案内いたします。

投句のうち1句を「兼題」によるものとします。
参加者は下記要領にしたがって、ふるって作品投稿をお願いいたします

            記

投句数  2 句。うち1句は兼題(課題詠)とします。


投句先  メール t0103t@gmail.com  

Faxの方は   072-848-7518

締切り  5/25(木)午後8時
締切厳守でお願いします
締切後の投句は次回まわし、もしくは掲載されない場合があります


参加費 無料

*俳句は有季定型・無季定型・自由律を問いません

今月の兼題        「麦の秋」及び傍題


例句

麦秋の中なるが悲し聖廃墟         水原秋桜子

麦秋や馬いななきてあとさびし          塚原麦生

麦の秋雀等海へ出てかへす            山口誓子

麦秋の雨のやうなる夜風かな            田中冬二

麦秋の野を従へて川曲る             内藤吐天


第172回句会 令和5年6月24(土)については
後日お知らせします






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第170回京大俳句会作品集

2023-04-24 18:03:17 | 日記

photo by kajiwara

第170回京大俳句会もコロナウイルス感染予防の見地から
投句形式とさせて頂きました、互選は実施しておりません
(上5文字の昇順で並べております)


第170回京大俳句会作品集
兼題 :「春の月」「春月」

1  あの日の恋人の瞳桜咲く              竹明庵

2  幾星霜我が家の亀は啼かざりき           楽蜂

3  洋墨(インク)褪せ役者の自伝の署名かな       まめ

4  大沢池ゆらりきらりと春の月            蘭麿

5  かぐや姫現れさうな春の月             つよし

6  肩すぼめ夕餉の音や春の月             まめ

7  抱きしめてうるうるゆるゆる春の月         武史

8  デモ果てて触るるばかりに春の月          游々子

9  ハイウェイがくねる山肌春の月            吟

10  春キャベツキャッシュカードがみあたらぬ       吟

11  花守のやうな顔して虻来る              つよし

12  嵌め殺しの窓の外に春の月            竹明庵

13  はんなりと花街を照らす春の月          楽蜂

14  東山舞子眺める春の月              のんき

15  船渡御や水あび勇む若い衆            蘭麿

16  森をゆく甲斐の引き馬風薫る           游々子

17  夜桜や若きおんなの息弾み            のんき

18  ラの音に合わせないでいい自由がほしい       武史


19  病み病みて春の月見る厚着かな       幸男
          まがうた
20  保津に聴くライン魔歌舟人悲し       幸男




コメント (3)
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