京大俳句会 KYODAI HAIKUKAI 「自由船」

京都大学を拠点に活動していた京大俳句会のオフィシャル・ブログです。

京大俳句会

第177回京大俳句会案内(メール投句形式)

2023-10-28 06:28:07 | 日記
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photo by tuyoshi

京大俳句会からのお知らせ

令和5年11月25日(土)予定の第177回京大俳句会も
コロナウイルス感染予防の見地から
本ブログ上で行うこととし、下記の通り案内いたします。

投句のうち1句を「兼題」によるものとします。
参加者は下記要領にしたがって、ふるって作品投稿をお願いいたします

            記


投句数  2 句。うち1句は兼題(課題詠)とします。

投句先  メール t0103t@gmail.com  

Faxの方は   072-848-7518

締切り  11/23(木)午後8時
締切厳守でお願いします
締切後の投句は次回まわし、もしくは掲載されない場合があります


参加費 無料

*俳句は有季定型・無季定型・自由律を問いません

今月の兼題        「御火焚(おひたき)」及び 傍題

例句
御火焚や霜うつくしき京の町        蕪村
お火焚の幣燃えながら揚りけり       鈴鹿野風呂
お火焚やあたり更けゆく杉檜        佐藤紅緑
貴船なるお火焚まつり見て来たり      大橋櫻坡子
御火焚の切火たばしりたまひけり      後藤夜半

第178回句会 令和5年12月23(土)については
後日お知らせします


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第176回京大俳句会作品集

2023-10-28 06:20:22 | 日記

photo by tuyoshi

第176回京大俳句会もコロナウイルス感染予防の見地から
投句形式とさせて頂きました、互選は実施しておりません
(上5文字の昇順で並べております)


第176回京大俳句会作品集
兼題 :「新米」及び傍題
1  秋深き時空に迷ひ真如堂          つよし

2  一合の桝の新米けふの糧           游々子

3  色褪せし花に名残りの秋の蝶          遥香

4  ウクライナ飛び交う砲火夜の寒さ        のんき

5  雁渡る雲のほころび縫ふごとし         蒼草

6  客僧が新米もらう棚田村           二宮

7  十月や時空の広さ天戻る            游々子

8  正門を色なき風と吹かれおり            吟

9  新丁稚怒鳴られ待ちし薮入り日          二宮

10  新米が舌に転がる秋津洲             楽蜂

11  新米の香りほのかに過疎の村           蘭麿

12  新米を満腹笑顔飢餓のガザ            のんき

13  新米来津波の記憶湯気に乗せ           蒼草

14  恙無き一日を重ね今年米             遥香

15  熱殺の蜂玉に見るプーチンの誤算         楽蜂

16  ぱらぱらと新米卓を撥ね踊る           つよし

17  保津川と嵐山分け曼殊沙華            蘭麿

18  湯気あつく香もつややかに今年米          吟

19  新米のむすび頬張り目に紅葉           幸男

20  雨水含む百日紅は含愁花             幸男

コメント (2)
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