photo by kajiwara
京大俳句会からのお知らせ
令和4年12月17日(土)予定の第166回京大俳句会も
コロナウイルス感染予防の見地から
本ブログ上で行うこととし、下記の通り案内いたします。
投句のうち1句を「兼題」によるものとします。
参加者は下記要領にしたがって、ふるって作品投稿をお願いいたします
記
投句数 2 句。うち1句は兼題(課題詠)とします。
投句先 メール t0103t@gmail.com
Faxの方は 072-848-7518
締切り 12/15(木)午後8時
締切厳守でお願いします
締切後の投句は次回まわし、もしくは掲載されない場合があります
参加費 無料
*俳句は有季定型・無季定型・自由律を問いません
今月の兼題 年の夜・除夜
例句
年の夜やもの枯れやまぬ風の音 渡辺水巴
年の夜に聞き納むべきバツハあり 相生垣瓜人
眠らんと除夜の子が捲くオルゴール 石田波郷
除夜の妻白鳥のごと湯浴みをり 森 澄雄
柚子の香は生れ在所の除夜のいろ 飯田龍太
第167回句会は令和5年1月28(土)については
後日お知らせします
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第165回京大俳句会もコロナウイルス感染予防の見地から
投句形式とさせて頂きました、互選は実施しておりません
(上5文字の昇順で並べております)
兼題 : 「焚火」(「落葉焚」「焚跡」などの傍題含む
1 赤々と教官酒場焚火燃ゆ 窓
2 一年の悲喜交交と落葉焚き 嵐麿
3 犬を見にいつも来る子や落葉焚 窓
4 磐座に惜しみなく降る銀杏かな 吟
5 落葉焚く円背(えんぱい)の老い寮歌好き 幸夫
6 懐旧の落ち葉焚寂寥の落ち葉時雨 幸男
7 開山は良弁なると鵙猛る つよし
8 河川敷たき火たき火で秋おわる 恒雄
9 車椅子のまま湯につかる小春かな 幸夫
10 木枯らしや枯れ葉が騒ぐ散歩路 のんき
11 縄文人ぞろぞろ並び焚火談 楽蜂
12 焚火して古老の話佳境なる つよし
13 焚火だ焚火だわかい孤独を投げ入れよ 武史
14 石蕗に黄蝶来たりて消えにけり 楽蜂
15 丁寧に火を消し段ボールハウスに帰る 吟
16 にこにこと話すシテ方蔦紅葉 恒雄
17 二人して迷うて居りぬ奥嵯峨野 嵐麿
18 ホームカミングデー枯木立背に朝からジャズ 明美
19 道端に焚き火があった昭和かな のんき
20 眼に映るゆらめく焚火そっとして 明美
21 ワイングラスに秋くれば母は父の愛人 武史
22 我が胸の焚火風雨に負けず燃ゆ 幸男