京大俳句会 KYODAI HAIKUKAI 「自由船」

京都大学を拠点に活動していた京大俳句会のオフィシャル・ブログです。

京大俳句会

第166回京大俳句会案内(メール投句形式)

2022-11-26 08:00:12 | 日記

photo by kajiwara


京大俳句会からのお知らせ

令和4年12月17日(土)予定の第166回京大俳句会も
コロナウイルス感染予防の見地から
本ブログ上で行うこととし、下記の通り案内いたします。

投句のうち1句を「兼題」によるものとします。
参加者は下記要領にしたがって、ふるって作品投稿をお願いいたします

            記

投句数  2 句。うち1句は兼題(課題詠)とします。


投句先  メール t0103t@gmail.com  

Faxの方は   072-848-7518

締切り  12/15(木)午後8時
締切厳守でお願いします
締切後の投句は次回まわし、もしくは掲載されない場合があります


参加費 無料

*俳句は有季定型・無季定型・自由律を問いません

今月の兼題        年の夜・除夜


例句

年の夜やもの枯れやまぬ風の音    渡辺水巴

年の夜に聞き納むべきバツハあり   相生垣瓜人

眠らんと除夜の子が捲くオルゴール  石田波郷 

除夜の妻白鳥のごと湯浴みをり    森 澄雄 

柚子の香は生れ在所の除夜のいろ   飯田龍太


第167回句会は令和5年1月28(土)については
後日お知らせします




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第165回京大俳句会作品集

2022-11-26 07:56:16 | 日記

photo by kajiwara



第165回京大俳句会もコロナウイルス感染予防の見地から
投句形式とさせて頂きました、互選は実施しておりません
(上5文字の昇順で並べております)


兼題 : 「焚火」(「落葉焚」「焚跡」などの傍題含む

1  赤々と教官酒場焚火燃ゆ            窓


2  一年の悲喜交交と落葉焚き           嵐麿


3  犬を見にいつも来る子や落葉焚          窓


4  磐座に惜しみなく降る銀杏かな          吟


5  落葉焚く円背(えんぱい)の老い寮歌好き     幸夫


6  懐旧の落ち葉焚寂寥の落ち葉時雨         幸男


7  開山は良弁なると鵙猛る             つよし


8  河川敷たき火たき火で秋おわる          恒雄


9  車椅子のまま湯につかる小春かな         幸夫


10  木枯らしや枯れ葉が騒ぐ散歩路          のんき


11  縄文人ぞろぞろ並び焚火談           楽蜂


12  焚火して古老の話佳境なる           つよし


13  焚火だ焚火だわかい孤独を投げ入れよ       武史


14  石蕗に黄蝶来たりて消えにけり          楽蜂


15  丁寧に火を消し段ボールハウスに帰る       吟


16  にこにこと話すシテ方蔦紅葉           恒雄


17  二人して迷うて居りぬ奥嵯峨野          嵐麿


18  ホームカミングデー枯木立背に朝からジャズ     明美


19  道端に焚き火があった昭和かな           のんき


20  眼に映るゆらめく焚火そっとして          明美


21  ワイングラスに秋くれば母は父の愛人        武史


22  我が胸の焚火風雨に負けず燃ゆ           幸男
コメント (2)
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