京大俳句会 KYODAI HAIKUKAI 「自由船」

京都大学を拠点に活動していた京大俳句会のオフィシャル・ブログです。

京大俳句会

第114回「京大俳句会」案内

2018-08-08 08:42:39 | 日記

「夏の朝」(Photo by Kajiwara)

第114回「京大俳句会」案内

日時  2018. 8. 25 (土) 13:00-16:30
場所  左京西部いきいき市民活動センター第4会議室
左京区田中玄京町149 養正保育所内  電話075-791-1836
集合  現地集合      
会費  1人500円

* 投句は当日3句を用意して下さい。 出席人数により2句になる場合があります
* 俳句は有季定型・無季定型・自由律を問いません
* 欠席投句1句を受け付けます(無料)
* 表記には字間空け(原則詰める)・ルビ(ふりかな)などに留意して下さい
* 参加申し込みにつき、前回句会の在席者に8/25第114回句会の出欠を確認しませんでした。お手数ですが、改めて早めに、句会出欠の連絡をお願いします。(最終締め切りは2日前8/23(木)午後8時です。時間厳守のこと) 
* 連絡先 京大俳句会
宮本武史(Eメール)  mytanbi@leto.eonet.ne.jp
中島夜汽車(電話)   090-2040-4123
※Eメール cupid.and.psyche@docomo.ne.jp(まめ)でも受け付けます
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

第113回「京大俳句会」作品

2018-08-08 08:41:57 | 日記

「夕べ涼しき」(Photo by Kajiwara)

第113回「京大俳句会」作品
と き 2018. 7. 28 (土)
ところ 京都左京西部いきいき市民活動センター第4会議室
出席9名3句出し・欠席投句10句 、3句選

5得点句
暗号は五分遅れの時計草        吟

2得点句
サングラス外し破顔の破戒僧      まめ
梅雨明けて土砂に固まる車かな     まめ
朝涼し畳に爪を立てる稚(やや) 幸夫
夏旺ん五島パライソ青と蒼       明美
延命は要らぬと母の流れ星       つよし
編み笠に隱す悲哀や風の盆       洋子

1得点句
草臥れて句を囲む座に涼むかな     水澄子
告白す土・日は飛ぶよ青嵐        まめ
蠛蠓(まくなぎ) を目深に被って紳士くる   久々
花無くて天神様へ灸花          おるふぇ
夏墓の罅(ひび)より青きこぼれ花    虻曳
桃太郎鬼の霍乱(かくらん)呈しをり   久々
濱木綿やパンク侍夕焼けぬ       夜汽車
青い風着て浜辺ゆくヒップが涼し    武史
お夏狂乱列島狂乱炎炎         武史
拾ひたる羽と骨編み舟生(あ)れる    虻曳

無得点句
滋賀の里梅花藻ゆらぐせせらぎや    恒雄
夏の夜やとぎれとぎれの昨夜(きぞ)の夢  マサ子
ブッダの鮮血カンナ燃ゆ蛇蛇の岩     武史
波千々に碎け夕焼注意報        夜汽車
橋暮れて鬼灯流る高瀬川       夜汽車
神の門堅く閉ぢたる大暑かな     つよし
炎暑なり烏瓜の花身もだえす      おるふぇ
サンダルを残しその子の漁師なる   託志
海原へ飛び立つ鳥は眼下より     虻曳
ボンネットにとかげの焦げる油照   託志
検診の医者の注射に目をそむけ    恒雄
美人猫自慢の黒毛を恨む夏      博
大いなる神の一筆天の川       つよし
恋ダンスまさかまさかの夢一夜    信一
東山嶺々赫く夜が明ける       恒雄
猛暑なか平安願い鉾の行く      正臣
炎昼は駅から二分でも彼方      久々
いつの間にかゾーン口あく猫と我   おるふぇ
祇園会や大船鉾はここにあり     泰夫
かぶと虫まだ手探りのごとき闇    託志
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする