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第172回京大俳句会案内(メール投句形式)
京大俳句会からのお知らせ
令和5年6月24日(土)予定の第172回京大俳句会も
コロナウイルス感染予防の見地から
本ブログ上で行うこととし、下記の通り案内いたします。
投句のうち1句を「兼題」によるものとします。
参加者は下記要領にしたがって、ふるって作品投稿をお願いいたします
記
投句数 2 句。うち1句は兼題(課題詠)とします。
投句先 メール t0103t@gmail.com
Faxの方は 072-848-7518
締切り 6/22(木)午後8時
締切厳守でお願いします
締切後の投句は次回まわし、もしくは掲載されない場合があります
参加費 無料
*俳句は有季定型・無季定型・自由律を問いません
今月の兼題 「夏草」及び傍題
例句
夏草や兵共がゆめの跡 芭蕉
夏草に熊野古道の途切れては 美馬風史
夏草や無用となりし木馬道 森定南楽
夏草に延びてからまる牛の舌 高浜虚子
夏草の野の果までもよき日和 稲畑汀子
第173回句会 令和5年7月22(土)については
後日お知らせします
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第171回京大俳句会もコロナウイルス感染予防の見地から
投句形式とさせて頂きました、互選は実施しておりません
(上5文字の昇順で並べております)
第171回京大俳句会作品集
兼題 :「麦の秋」
1 青梅に葉隠れの術ありさうな つよし
2 アルプスは代馬消えて青田風 游々子
3 牛蛙地より生えたる低声(ひくごえ)も 吟
4 車椅子グーグルマップで春遍路 のんき
5 原爆の町で非核を祈念する 嵐麿
6 高気圧はきらい唇が甘くないから 武史
7 自転車の吸いこまれ行く麦の秋 つよし
8 友の寄す青き香りや豆御飯 幸男
9 鳥の歌カザルスも負けず風に乗る 明美
10 麦秋の香ばしき風待ち遠し 明美
11 麦秋やなにかさみしき呼び名なり のんき
12 麦秋や血のなかに消えるぼくの数式 武史
13 麦秋や夢見る虎の麦酒かけ 嵐麿
14 ははそはの妣よ鎌持ち麦の秋 吟
15 ポストには納税通知麦の秋 楽蜂
16 野生馬と並走麦の秋の汽車 游々子
17 流鏑馬の白馬悲しき目で歩む 楽蜂
18 吾もまた踏まれて育つ麦の秋 幸男