京大俳句会 KYODAI HAIKUKAI 「自由船」

京都大学を拠点に活動していた京大俳句会のオフィシャル・ブログです。

京大俳句会

第172回京大俳句会案内(メール投句形式)

2023-05-27 08:01:52 | 日記

photo by tuyoshi


            第172回京大俳句会案内(メール投句形式)
                 

京大俳句会からのお知らせ

令和5年6月24日(土)予定の第172回京大俳句会も
コロナウイルス感染予防の見地から
本ブログ上で行うこととし、下記の通り案内いたします。

投句のうち1句を「兼題」によるものとします。
参加者は下記要領にしたがって、ふるって作品投稿をお願いいたします

            記

投句数  2 句。うち1句は兼題(課題詠)とします。


投句先  メール t0103t@gmail.com  

Faxの方は   072-848-7518

締切り  6/22(木)午後8時
締切厳守でお願いします
締切後の投句は次回まわし、もしくは掲載されない場合があります


参加費 無料

*俳句は有季定型・無季定型・自由律を問いません

今月の兼題        「夏草」及び傍題


例句

夏草や兵共がゆめの跡            芭蕉

夏草に熊野古道の途切れては          美馬風史

夏草や無用となりし木馬道           森定南楽

夏草に延びてからまる牛の舌           高浜虚子

夏草の野の果までもよき日和            稲畑汀子

第173回句会 令和5年7月22(土)については
後日お知らせします

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第171回京大俳句会作品集

2023-05-27 07:57:14 | 日記

photo by kajiwara


第171回京大俳句会もコロナウイルス感染予防の見地から
投句形式とさせて頂きました、互選は実施しておりません
(上5文字の昇順で並べております)


第171回京大俳句会作品集
兼題 :「麦の秋」

1  青梅に葉隠れの術ありさうな           つよし

2  アルプスは代馬消えて青田風          游々子

3  牛蛙地より生えたる低声(ひくごえ)も     吟

4  車椅子グーグルマップで春遍路         のんき

5  原爆の町で非核を祈念する           嵐麿

6  高気圧はきらい唇が甘くないから        武史

7  自転車の吸いこまれ行く麦の秋          つよし

8  友の寄す青き香りや豆御飯          幸男

9  鳥の歌カザルスも負けず風に乗る         明美

10  麦秋の香ばしき風待ち遠し            明美

11  麦秋やなにかさみしき呼び名なり         のんき

12  麦秋や血のなかに消えるぼくの数式        武史

13  麦秋や夢見る虎の麦酒かけ            嵐麿

14  ははそはの妣よ鎌持ち麦の秋            吟

15  ポストには納税通知麦の秋            楽蜂

16  野生馬と並走麦の秋の汽車            游々子

17  流鏑馬の白馬悲しき目で歩む           楽蜂

18  吾もまた踏まれて育つ麦の秋          幸男
コメント (3)
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