京大俳句会 KYODAI HAIKUKAI 「自由船」

京都大学を拠点に活動していた京大俳句会のオフィシャル・ブログです。

京大俳句会

第165回京大俳句会案内(メール投句形式)

2022-10-22 18:24:53 | 日記

photo by kajiwara

京大俳句会からのお知らせ

令和4年11月26日(土)予定の第165回京大俳句会も
コロナウイルス感染予防の見地から
本ブログ上で行うこととし、下記の通り案内いたします。

投句のうち1句を「兼題」によるものとします。
参加者は下記要領にしたがって、ふるって作品投稿をお願いいたします

            記

投句数  2 句。うち1句は兼題(課題詠)とします。


投句先  メール t0103t@gmail.com  

Faxの方は   072-848-7518

締切り  11/24(木)午後8時
締切厳守でお願いします
締切後の投句は次回まわし、もしくは掲載されない場合があります


参加費 無料

*俳句は有季定型・無季定型・自由律を問いません

今月の兼題    「焚火」 (「落葉焚」「焚跡」などの傍題含む)


例句

もえたけて炎はなるる焚火かな      飯田蛇笏

刹那々々に生く焚火には両手出し     津田清子

隆々と一流木の焚火かな         秋元不死男

道焚火人はしづかに見て通る       柴田白葉女

とつぷりと後(うしろ)暮れゐし焚火かな  松本たかし


第166回句会は12月24(土)については
後日お知らせします





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第164回京大俳句会作品集

2022-10-22 18:16:56 | 日記
第164回京大俳句会もコロナウイルス感染予防の見地から
投句形式とさせて頂きました、互選は実施しておりません
(上5文字の昇順で並べております)




photo by kajiwara

兼題 : 鵙 百舌鳥


1  赤とんぼ姐や居しわが少年期        幸夫


2  秋の海水平線は僅かに弧        のんき


3  朝霧に頂き残すのみ比叡        楽蜂


4  柿あおぐ視神経の影透けて        吟


5  キイキイと空引き裂きて鵙の舞う        明美


6  霧立ちぬ桂川発愛宕行き        嵐麿


7  国境の無き大空や鳥渡る        游々子


8  ジャパン今欲しいな百舌鳥の逞しさ      嵐麿


9  雪隠も禅の心得身にぞ入む          つよし


10  蒼天が好きなら飛べよ鵙の声        游々子


11  たたなづく金木犀の香はいよよ濃し     幸男


12  信長の叱声なるや百舌鳥高音        つよし


13  白老や月に添い寝の女郎貝         武史


14  八十才少しハードル下げて生き       恒雄


15  非常口よとピクトさん鵙の声        幸夫


16  ひらひらと岸に手を振る紅葉舟       まめ


17  木製の窓を下ろすや鵙日和         まめ


18  百舌鳥高音入歯すすいで口に措く        吟


19  百舌鳥鳴いて換骨堂に灯がとぼる       楽蜂


20  百舌鳥鳴きて三字二音と心得り        幸男


21  もず泣くな兄さは満洲へ行っただよ      武史


22  鵙の眼に小さき命捕われり          明美


23  鵙ひと声寺が鐘突き日が落ちた        のんき


24  良き仲間居るのに中にもずも居る       恒雄

コメント (6)
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