京大俳句会 KYODAI HAIKUKAI 「自由船」

京都大学を拠点に活動していた京大俳句会のオフィシャル・ブログです。

京大俳句会

第131回京大俳句会 案内

2019-12-26 17:39:12 | 日記

photo by kajiwara

(日時) 2020年1月25日(土) 句会12:30~16:30
新年会(軽食、飲物)16:30~17:50
*句会開始時間が通常より30分早いのでご注意下さい。

(場所) 左京西部いきいきセンター第4会議室

(参加費) 500円 (新年会費は別途加算)

* 俳句の形式(有季定型・無季定型・自由律)を問いません。
* 出席者は当日3句を用意して下さい。当日の投句が2句になる場合もあります。
* 欠席投句1句を受け付けます(無料)。
* ルビ(ふりかな )、旧字体表記などに留意して下さい。
* 参加の旨および欠席投句を、以下の締切までにメール等で御連絡下さい。

*締切…2020年1/23(木)の午後8時

* 連絡先(下記のいずれか宛に) 
・京大俳句会・武史
mytanbi@leto.eonet.ne.jp

・京大俳句会・まめ
cupid.and.psyche@docomo.ne.jp 

・京大俳句会・つよし
t0103t@gmail.com

・京大俳句会・久々
qqt@zeus.eonet.ne.jp


第130回京大俳句会作品集

2019-12-26 17:17:01 | 日記

photo by kajiwara

とき  2019年12月21日(土) 13~17時

ところ いきいきセンター第4会議室

出席者9名 (一人3句出し)
欠席投句6句…計33句(内、ブログ掲載32句)


〈4得点句〉

冬の雨能勢は墨絵に沈みけり    幸夫


〈2得点句〉

赤のポルシェポインセチアを過りたる    つよし

溶接の夜の火花や十二月   まめ

落柿舎の句会終りて夕時雨        のんき

子ねずみの初齧りかな宇宙卵       吟

日めくりも残り少なしすきま風 のんき



〈1得点句〉

初稽古居並ぶ柄は皆真白 水澄子

柿一つ残して暮れる嵯峨の寺   のんき

最後まで物言はぬひと冬苺   まめ

秋時雨音なく薄濡れにけり   幸男

いにしえのいのち大らか石棒座産     武史

温暖化相手戦う令和丸             泰夫

八畳に隠居の僧や冬椿            まめ

何語でも通ずる店主木の葉髪   つよし

令和元年開戦忌
号令に和して兵士は還らざる    楽蜂

こころ閉ざすこの子に柿を剥いてやる   吟

宴の果ていま茅屋に月冴ゆる   幸男


〈無得点句〉

秋深し風雅の友と句に遊ぶ    恒雄

我と汝シルクロードの冬駱駝       吟

武蔵様剣と俳句の二刀流     守康

冬晴れや猫の気分で生きぬく日    おるふぇ

京俳会象徴上皇上皇后            守康

朝陽に目頭熱く年の暮           恒雄

五重塔目指し露店へ終弘法    正臣

少女もももももも黄金分割      武史

酒かわす熱燗おじさんらしくなる      恒雄

句の道は博愛の道降誕祭      つよし

ヨン様の友のツン様俳聖様      守康

年の瀬や飛行機雲がにじむ夕        おるふぇ

モッツァレラだよ闇にとろけるモーツァルト     武史

子供食堂黒人の子のくれしヌガーひとつ       おるふぇ

風雨あり金木犀の黄毛氈        幸男