京大俳句会 KYODAI HAIKUKAI 「自由船」

京都大学を拠点に活動していた京大俳句会のオフィシャル・ブログです。

京大俳句会

第130回 「京大俳句会」 案内

2019-11-28 07:46:00 | 日記



第130回 「京大俳句会」 案内

〈日時〉2019年12月21(土) 午後1時~5時
〈場所〉左京西部いきいき市民活動センター第4会議室
住所 京都市左京区田中玄京町149 養正保育所内 
Tel 075ー791ー1836
<現地集合>
〈参加費〉500円
* 俳句の形式(有季定型・無季定型・自由律)を問いません
* 出席者は当日3句を用意して下さい。当日の投句が2句になる場合もあります
* 欠席投句1句を受け付けます(無料)
* ルビ(ふりかな )、旧字体表記などに留意して下さい
* 参加の旨および欠席投句は、以下の締切り日までにメール等でご連絡下さい
 <締切り> 2019年12月19(木)の午後8時
<連絡先> 
・宮本武史  mytanbi@leto.eonet.ne.jp
・溝口まめ cupid.and.psyche@docomo.ne.jp
・奥村つよしt0103t@gmail.com
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第129回「京大俳句会」嵯峨野吟行句会作品

2019-11-28 07:42:24 | 日記




第129回「京大俳句会」嵯峨野吟行句会作品    

とき   2019.11/23(土)

ところ 嵯峨野落柿舎「次庵」

出席5名、3句出し   
欠席投句 8句…計23句。3句選


〈3得点句〉

嫋やかに鼓打つ指茶湯の指             幸男 

この村の犬はほえざる雪女郎            楽蜂


〈2得点句〉

落柿舎の蓑笠借りたし秋時雨            のんき

嵯峨野路に秋追いかけて細き眉            武史


〈1得点句〉

つる草よ窓押し開けよ鷹渡る            水澄子

ヴォーリズの遺構の寮や黄落期           まめ

次庵古りて柿に詠うは風ばかり           幸男

落柿舎の柿たわわなり空高く            正臣

風に愛あるや鬼の子抱きあやし           吟


〈無得点句〉

憂国忌国士三島よ50年               泰夫

夕時雨閉門まじか金閣寺               恒雄

京は秋女女風吹いてよろしおす            武史

日韓のもめ事一時先送り               守康

振り向けばはるかかなたに母立ちぬ          恒雄

諍いに糺の森に落葉踏む               幸男

うつつ世の紅葉明りか吉野窓             つよし

落柿舎や西行の歌碑芭蕉句碑             守康

楽譜の中にかくれんぼ恋まあだだよ          武史

蓑笠を落葉しぐれに借るは誰             つよし

遠来の友来ず峡の牡丹鍋               幸夫

立ち話ひと言ですむ長話し              恒雄

令和の世いや栄えあれ大饗祭             守康

鳥獣の声のもれ来る障子               つよし

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第129 回「京大俳句会」の案内

2019-11-01 08:07:19 | 日記

photo by kajiwara


いざ紅葉の嵯峨野路へ!!

令和初、第129 回「京大俳句会」落柿舎吟行句会 
日 時  2019.11.23 (土) 13時~
入室は10時半からできます
場 所   嵯峨・落柿舎「次庵」 電話075-881-1953
アクセス  JR嵯峨嵐山駅・京福電鉄(嵐電)嵐山駅 徒歩約15分

* 投句は3句を用意してください。2句になる場合もあります。 
* 欠席投句は1句です(無料)
* ルビ(ふりかな )、旧字体表記に留意してください
* 参加の旨および欠席投句は2日前11/21(木)20時までに下記に連絡をお願いします
* 連絡先 京大俳句会
  宮本武史(Eメール)  mytanbi@leto.eonet.ne.jp
溝口まめ  cupid.and.psyche@docomo.ne.jp
奥村つよし t0103t@gmail.com
*句会後、懇親会を予定しています(京料理「味生」点心弁当2700円・飲料税別 )
   
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第128回「京大俳句会」作品 

2019-11-01 08:01:57 | 日記

photo by kajiwara


第128回「京大俳句会」作品    


とき 2019.10/26(土)

ところ 左京西部いきいき市民活動センター第4会議室

出席8名、3句出し、
欠席投句 7句…計31句(内ブログ掲載28句)。3句選。

〈2得点句〉

諍いに蛍となりて母が来る             恒雄 

御辞儀して僧に続くや冬の鹿            つよし

さくら紅葉箒もつ女(ひと)似合う黒      幸夫

黒胡椒擦り音薫る朝餉かな             幸男

野分避けて宿に居並ぶ遍路笠            のんき

夜汽車さん追悼         
句作して銀河を渡る夜汽車かな           のんき           

時間とは意識微分とさとる秋            楽蜂

水に燃ゆ紅葉の中の東大寺          つよし

〈1得点句〉

つる草が窓押し開けて秋の風            水澄子

何時からと何処からとなく秋の色          守康

鯖雲や次の旅恋ふ旅の果て            まめ

鰯雲稜線ひろげ山深し              恒雄

きんもくせいちるちるかおる猫のすりすり     おるふぇ

つかの間を燃えてはげしききみ鎂(マグネシウム)  武史 

お地蔵の前垂れ飛ばす野分かな           のんき

りんどうの蕾ぜんぶはひらかない          吟

〈無得点句〉
デジャヴか夢か蛇の目のなかの秋の母        武史

榧の実カヤの実炒ります炒ります我が人生      おるふぇ

日本の電池開発誉れなり              正臣

秋時雨花じゅうたんの置土産            幸男

青ながれ骨はさまよい秋産院            武史

秋深し日本の橋を再読す              泰夫

逝きし友偲ぶが如く夏想ふ             幸男

楽苦美や秋のジャパンに桜咲く           守康

今日の日もやがて遠き日秋の暮れ          守康

吾輩は猫となりけり日向ぼこ            つよし

柿を剥く少年の手に肥後守             恒雄

墓ハカはかHAKAがないのは本当にはかないのですか高野山 おるふぇ
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