京大俳句会 KYODAI HAIKUKAI 「自由船」

京都大学を拠点に活動していた京大俳句会のオフィシャル・ブログです。

京大俳句会

第140回京大俳句会案内(メール投句形式)

2020-09-28 07:39:32 | 日記

photo by kajiwara

京大俳句会からのお知らせ

10月24日(土)予定の第140回京大俳句会もコロナウイルス感染予防の見地から
本ブログ上で行うこととし、下記の通り案内いたします。


            記

投句数  2句

投句先  メール t0103t@gmail.com  

Faxの方は   072-848-7518

締切り  10/21(木)午後8時
締切厳守でお願いします


参加費 無料

*俳句は有季定型・無季定型・自由律を問いません

*ルビ(ふりかな )、旧字体表記などに留意してください

*なまえ(俳号)は必ず記入してください

*発表は本ブログ上にて「句の上五」の最初の語のアイウエオ順とします

*選句はありません。コメント等希望者はブログ末尾にある「コメント」欄にて行うことができます


第141回句会(11/28・土)は状況を見て後日案内いたします。

第139回「京大俳句会」作品集

2020-09-28 07:32:48 | 日記

photo by kajiwara

第139回京大俳句会はコロナウイルス感染予防の見地から
投句形式とさせて頂きました、互選は実施しておりません
(上5文字の昇順で並べております)


① 秋うららどこへ行くやら雲二つ          明美

② 遅い夏古寺名園に沙羅双樹            恒雄

③ 学僧の伏せる睫毛や秋日濃し           まめ

④ 鐘の音で寺の名わかる嵯峨の里          銛矠

⑤ 子の誉出し渋りつつ広げつつ           幸男

⑥ ころころと転がる木の実追ひ着けず        幸夫

⑦ さわれば秋肌は木です木は肌です         武史

⑧ 少納言も原人も見た夜這星            幸夫

⑨ 早朝に蜩が泣く旅の宿              恒雄

⑩ 台風よコロナとやらを吹っ飛ばせ         正臣

⑪ 褄黒蝶妻黒蝶と思ひ込む             楽蜂

⑫ 齢重ね口紅手にす秋深し             明美

⑬ 泣き立ててつくつく法師成就せり         正臣

⑭ 撫子はマスク取る指嫋やかに           幸男

⑮ 百年の階軋み宿の秋               つよし

⑯ 病院坂秋が目を抜く耳を削ぐ           武史

⑰ 二人して迷いておりぬ嵯峨野秋          銛矠

⑱ 身にしむや江戸の落書残りをり          まめ

⑲ 宿の秋我も文人の一人なる            つよし

⑳ 縷紅草苅られし理由(わけ)を妻に問う      楽蜂