photo by kajiwara
京大俳句会からのお知らせ
令和3年1月23日(土)予定の第143回京大俳句会もコロナウイルス感染予防の
見地から本ブログ上で行うこととし、下記の通り案内いたします。
なお、投句のうち1句を「兼題」によるものとします。
参加者は下記要領にしたがって、ふるって作品投稿をお願いいたします
記
投句数 2 句。うち1句は兼題(課題詠)とします。
投句先 メール t0103t@gmail.com
Faxの方は 072-848-7518
締切り 1/21(木)午後8時
締切厳守でお願いします
参加費 無料
*俳句は有季定型・無季定型・自由律を問いません
*今月の兼題 「風花」
例句
風花を美しと見て憂しと見て 星野立子
風花や杭の翡翠いつかなし 中井余花朗
風花や受ける幼の手をそれて 安積叡子
風花の音の世界に来て消ゆる 伊藤凉志
風花のありしは朝のことなりし 高浜年尾
*ルビ(ふりかな )、旧字体表記などに留意してください
*なまえ(俳号)は必ず記入してください
*発表は本ブログ上にて「句の上五」の最初の語のアイウエオ順とします
*選句はありません。コメント等希望者はブログ末尾にある「コメント」欄にて行うことができます
第144回句会は2月27(土)。締切は2/25(木)20時です。
兼題は後日お知らせします。
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第142回京大俳句会はコロナウイルス感染予防の見地から
投句形式とさせて頂きました、互選は実施しておりません
(上5文字の昇順で並べております)
今回の兼題は「初雪」です。
① あかちやんのお手々ぷっくり初雪来 吟
② 朝まだき初雪しんしん人知れず 明美
③ あれは俺の血イブのグラスのフルボデイ 武史
④ 鮟肝を妻とつつくや貳口福 幸男
⑤ 凍てる朝菩薩ひそかに咳ひとつ 明美
⑥ 命にて命永らえ12月 のんき
⑦ 幼子の天国の記憶冬の月 まめ
⑧ 風寒し 最後の走者の呼吸音 おるふぇ
⑨ きぬかけの道衣笠の雪拝む 嵐麿
きぬかけの句についての作者の前置きをコメント欄に記載あり
⑩ コロナには紫外線なり日向ぼこ 正臣
⑪ 雑念を吹き飛ばしたる大嚔 つよし
⑫ 少年の睫毛にふんわり初雪クォーク 武史
⑬ 真空管ラジオ咆えたり開戦日 幸夫
⑭ 繊月のにわかにわが身尖りけり 吟
⑮ 初雪に勢得るもの失せるもの つよし
⑯ 初雪や思い出津津走馬燈 嵐麿
⑰ 初雪や賀茂の桜木花が咲き のんき
⑱ 初雪や孤児のすんなり嫁ぎけり まめ
⑲ 初雪や紅梅のひとひらに載り 幸男
⑳ 初雪や銚釐の酒の旨しかな 恒雄
㉑ 初雪や 実南天の陰 猫くしゃみ おるふぇ
㉒ 初雪を穢(けが)せし焼夷弾不発 幸夫
㉓ 初雪を眼にして想う君恋し 恒雄
㉔ 初雪や京都三条橋の上 正臣
㉕ 京に初雪上下左右に隔て無く 楽蜂
㉖ 濾過体の脂質も凍ほる冬の夜 楽蜂