京大俳句会 KYODAI HAIKUKAI 「自由船」

京都大学を拠点に活動していた京大俳句会のオフィシャル・ブログです。

京大俳句会

第174回京大俳句会案内(メール投句形式)

2023-07-22 06:03:43 | 日記

photo by tsuyosi



京大俳句会からのお知らせ

令和5年8月26日(土)予定の第174回京大俳句会も
コロナウイルス感染予防の見地から
本ブログ上で行うこととし、下記の通り案内いたします。

投句のうち1句を「兼題」によるものとします。
参加者は下記要領にしたがって、ふるって作品投稿をお願いいたします

            記

投句数  2 句。うち1句は兼題(課題詠)とします。


投句先  メール t0103t@gmail.com  

Faxの方は   072-848-7518

締切り  8/24(木)午後8時
締切厳守でお願いします
締切後の投句は次回まわし、もしくは掲載されない場合があります


参加費 無料

*俳句は有季定型・無季定型・自由律を問いません

今月の兼題        「朱夏」及び傍題


例句

敏雄亡く朱夏の空気が海の上         池田澄子

アルペンホルン吹くやうガラス工の朱夏     平井さち子

みちのくの朱夏の山水掬ひけり         佐川広治

わが朱夏の詩は水のごと光るべし        酒井弘司

世の夏や湖水に浮かむ波の上           芭蕉


第175回句会 令和5年9月23(土)については
後日お知らせします

第173回京大俳句会作品集

2023-07-22 05:57:40 | 日記

photo by rakuhou

第173回京大俳句会もコロナウイルス感染予防の見地から
投句形式とさせて頂きました、互選は実施しておりません
(上5文字の昇順で並べております)



第173回京大俳句会作品集
兼題 :「祇園会」及び傍題

1  天の川地球の大河は濁りけり           のんき

2  枝(え)に眠る一羽鴉や夏の月          遥香

3  祇園会や遠き闇より笛の音             つよし

4  祇園会や春の桜はいま青葉             のんき

5  祇園会や路地の奥より童歌             楽蜂

6  京の昼郡上踊りを美濃衆と             嵐麿

7  更年期熱中症に昼散歩              二宮

8  この花たちと秋をゆく誰なのあなたは        武史

9  首里城の万丈の黙朱夏に入る           蒼草

10  背のびして鉾を待ちおり汗しとど         吟

11  虎一位お祝いモードのコンチキチン        嵐麿

12  根絶やしにできないコロナ夏休み         吟

13  876 道真見たか祇園の会            二宮

14  母の耳朶かじる母系家族のわたしです       武史

15  ビワマスは前景に竹生島舌鼓           幸男

16  鉾立つや洟垂れ餓鬼のコンチキチン         游々子

17  水売の空荷で帰る夏の月            游々子

18  名山をゆさぶり止まぬ蝉時雨          つよし

19  宵山の浸透圧や京の街             楽蜂

20  宵山や艶めく鉦の熱き暮夜           蒼草

21  洛中を揺さぶらんとす鉾祭り           遥香

22  吾が嫁は鉾町育ちピアニスト            幸男