京大俳句会 KYODAI HAIKUKAI 「自由船」

京都大学を拠点に活動していた京大俳句会のオフィシャル・ブログです。

京大俳句会

第178回京大俳句会案内(メール投句形式)

2023-11-26 07:31:48 | 日記

photo by tuyoshi

京大俳句会からのお知らせ

令和5年12月23日(土)予定の第178回京大俳句会も
コロナウイルス感染予防の見地から
本ブログ上で行うこととし、下記の通り案内いたします。

投句のうち1句を「兼題」によるものとします。
参加者は下記要領にしたがって、ふるって作品投稿をお願いいたします

            記

投句数  2 句。うち1句は兼題(課題詠)とします。



投句先  メール t0103t@gmail.com  

Faxの方は   072-848-7518


締切り  12/21(木)午後8時
締切厳守でお願いします
締切後の投句は次回まわし、もしくは掲載されない場合があります


参加費 無料

*俳句は有季定型・無季定型・自由律を問いません

今月の兼題        「鴨 水鳥 浮寝鳥」及び 傍題



例句
海くれて鴨の声ほのかに白し        芭蕉
水鳥を吹あつめたり山おろし        蕪村
鴨雄々しみな風に向き波に乗り       山口青邨
この旅の思ひ出波の浮寝鳥        星野立子

第179回句会 令和6年1月27(土)については
後日お知らせします






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第177回京大俳句会作品集

2023-11-26 07:22:08 | 日記

phot by tuyoshi


第177回京大俳句会もコロナウイルス感染予防の見地から
投句形式とさせて頂きました、互選は実施しておりません
(上5文字の昇順で並べております)



第177回京大俳句会作品集
兼題 :「御火焚(おひたき)」及び傍題
1  秋や来るあっという間の期待去る        二宮

2  炎熱のあとの極寒一入に            嵐麿

3  御火焚に愚かを焚べるサピエンス        二宮

4  御火焚きや煙舞来て目に泪           のんき

5  御火焚やこれの忌火を鑚り燻べ          吟

6  御火焚や夫の横顔僧のごと           蒼草

7  お火焚や貴船を揺らす龍の笛          游々子

8  神の杜揺らす御火焚小夜の色           つよし

9  神無月神が留守なら自立せよ          のんき

10  桔梗(きちこう)やガラスにすこし罅の入る     吟

11  際やかにお火焚昇る深空かな          遥香

12  しぐるゝや孤舟の真菰ぬらすほど        游々子

13  七五三草履の鈴も軽やかに          つよし

14  神丘や野風呂の句碑の「け」に悩む      楽蜂

15  散りてなほ水面彩る紅葉かな         遥香

16  日本一、早速来期御火焚に          嵐麿

17  火焚祭十万本の串燃ゆる           楽蜂

18  まだ芯に残る反骨落葉風           蒼草

19  お火焚きや伏見の杜を彩りつ         幸男

20  労り合い今日一日はいいふうふ        幸男

21  お火焚きの朱が深まりて歩み止め         明美

22  朝ぼらけ屋根に一羽で見る光        明美


コメント (3)
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