京大俳句会 KYODAI HAIKUKAI 「自由船」

京都大学を拠点に活動していた京大俳句会のオフィシャル・ブログです。

京大俳句会

第179回京大俳句会案内(メール投句形式)

2023-12-23 20:20:32 | 日記


photo by tuyoshi


京大俳句会からのお知らせ

令和6年1月27日(土)予定の第179回京大俳句会も
本ブログ上で行うこととし、下記の通り案内いたします。

投句のうち1句を「兼題」によるものとします。
参加者は下記要領にしたがって、ふるって作品投稿をお願いいたします

            記

投句数  2 句。うち1句は兼題(課題詠)とします。


投句先  メール t0103t@gmail.com

都合により今月の投句は
apisceran@gmail.comにお願いします。


締切り  1/25(木)午後8時
締切厳守でお願いします
締切後の投句は次回まわし、もしくは掲載されない場合があります


参加費 無料

*俳句は有季定型・無季定型・自由律を問いません

今月の兼題        「寒椿」及び 傍題


例句
うつくしく交る中や冬椿          鬼貫
下むきに咲きそる花や寒椿        星野立子
赤もまた冷たき色よ冬椿         久屋三秋
齢にも艶といふもの寒椿         後藤比奈夫

第180回句会 令和6年2月24(土)については後日お知らせします

会誌自由船(最終号)へのメールでの寄稿は
清水楽蜂(apisceran@gmail.com)にお願いします。

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第178回京大俳句会作品集

2023-12-23 20:15:48 | 日記

phot by tuyoshi
第178回京大俳句会もコロナウイルス感染予防の見地から
投句形式とさせて頂きました、互選は実施しておりません
(上5文字の昇順で並べております)


第178回京大俳句会作品集
兼題 :「鴨 水鳥 浮寝鳥」及び 傍題

1  雨色のわかれの唄を恋次郎           武史

2  浮き寝鳥一羽離れて雪の湖           のんき

3  浮寝鳥大月健と思しきが             吟

4  大晦日ジンジャーエールが開かない        楽蜂

5  かの国の戦夢見る浮寝鳥             つよし

6  鴨遊ぶ深川木場の丸太かな            游々子

7  鴨三羽錆びて蹴上を流れ行く           楽蜂

8  禁恋区あけて舌かみ耳かみきみを噛む       武史

9  好況も不況の波も浮寝鳥             嵐麿

10  黄落も未だ半ばなる御堂筋            つよし

11  木枯らしや枯葉舞い上げ空の果て        のんき

12  孤高なる明けの明星去年今年           蒼草

13  税もだが野球の話題天を衝く           嵐麿

14  足袋つぐや師も封建の人なりき         游々子

15  流さるる心の澱や寒の月             遥香

16  博物館に奴隷の足かせ錆び光る          吟

17  亡母想ふ妻の寝息は途切れとぎれ        幸男

18  北条の堀の揺籃百合鷗             蒼草

19  身をまかす波は揺籠浮寝鳥           遥香

20  吾が妻は浮き寝の鳥かエクリプス        幸男

21  鴨の名の川やお宮に冬むかし           二宮

22  デルファイの教えぶつぶつ煤払い         二宮






コメント (3)
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