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京大俳句会からのお知らせ
令和6年1月27日(土)予定の第179回京大俳句会も
本ブログ上で行うこととし、下記の通り案内いたします。
投句のうち1句を「兼題」によるものとします。
参加者は下記要領にしたがって、ふるって作品投稿をお願いいたします
記
投句数 2 句。うち1句は兼題(課題詠)とします。
投句先 メール t0103t@gmail.com
都合により今月の投句は
apisceran@gmail.comにお願いします。
締切り 1/25(木)午後8時
締切厳守でお願いします
締切後の投句は次回まわし、もしくは掲載されない場合があります
参加費 無料
*俳句は有季定型・無季定型・自由律を問いません
今月の兼題 「寒椿」及び 傍題
例句
うつくしく交る中や冬椿 鬼貫
下むきに咲きそる花や寒椿 星野立子
赤もまた冷たき色よ冬椿 久屋三秋
齢にも艶といふもの寒椿 後藤比奈夫
第180回句会 令和6年2月24(土)については後日お知らせします
会誌自由船(最終号)へのメールでの寄稿は
清水楽蜂(apisceran@gmail.com)にお願いします。
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第178回京大俳句会もコロナウイルス感染予防の見地から
投句形式とさせて頂きました、互選は実施しておりません
(上5文字の昇順で並べております)
第178回京大俳句会作品集
兼題 :「鴨 水鳥 浮寝鳥」及び 傍題
1 雨色のわかれの唄を恋次郎 武史
2 浮き寝鳥一羽離れて雪の湖 のんき
3 浮寝鳥大月健と思しきが 吟
4 大晦日ジンジャーエールが開かない 楽蜂
5 かの国の戦夢見る浮寝鳥 つよし
6 鴨遊ぶ深川木場の丸太かな 游々子
7 鴨三羽錆びて蹴上を流れ行く 楽蜂
8 禁恋区あけて舌かみ耳かみきみを噛む 武史
9 好況も不況の波も浮寝鳥 嵐麿
10 黄落も未だ半ばなる御堂筋 つよし
11 木枯らしや枯葉舞い上げ空の果て のんき
12 孤高なる明けの明星去年今年 蒼草
13 税もだが野球の話題天を衝く 嵐麿
14 足袋つぐや師も封建の人なりき 游々子
15 流さるる心の澱や寒の月 遥香
16 博物館に奴隷の足かせ錆び光る 吟
17 亡母想ふ妻の寝息は途切れとぎれ 幸男
18 北条の堀の揺籃百合鷗 蒼草
19 身をまかす波は揺籠浮寝鳥 遥香
20 吾が妻は浮き寝の鳥かエクリプス 幸男
21 鴨の名の川やお宮に冬むかし 二宮
22 デルファイの教えぶつぶつ煤払い 二宮