京大俳句会 KYODAI HAIKUKAI 「自由船」

京都大学を拠点に活動していた京大俳句会のオフィシャル・ブログです。

京大俳句会

晩秋!! 義仲寺吟行句会

2018-11-09 13:01:50 | 日記

「コスモス」(Kajiwara pinx.)

■晩秋!! 義仲寺吟行句会
第117回「京大俳句会」案内
日時 2018年11月24日(土)  句会13時~16時15分
場所 大津市義仲寺「無名庵」 電話077-523-2811 
JR膳所駅・京阪膳所駅徒歩約10分
会費 一人1300円 (入園料・使用料・句会費)
義仲寺の開門9時。吟行は寺内・湖岸など自由に。弁当持ち込み可
* 俳句は有季定型・無季定型・自由律を問いません
* 出席者は当日3句を用意してください。2句になる場合があります
* 欠席投句1句を受け付けます(無料)
* ルビ(ふりかな )、旧字体表記などに留意してください
切は二日前11/22(木)の午後8時。(締切を守ってください)
* 連絡先 京大俳句会
  宮本武史(Eメール)   mytanbi@leto.eonet.ne.jp
中島夜汽車(携帯)    090-2040-4123
※Eメール cupid.and.psyche@docomo.ne.jp (まめ)
同  takujiblue@gmail.com ( 託志) でも受付けます

■なお、12月の句会(第118回)は12月15日(土)、京都左京西部いきいき市民活動センター和室において13時開始にて開催予定です。
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第116回「京大俳句会」作品

2018-11-09 13:00:38 | 日記

「朝靄」(Photo by Kajiwara)

第116回「京大俳句会」作品
と き 2018.10. 27 (土)
ところ 京都左京西部いきいき市民活動センター第4会議室
出席12名2句出し・欠席投句8句・計32句・3句選

4得点句
夕映や雲漕ぐ脚は美しく         虻曳

3 得点句
蓑虫に一つ問ひたきことのあり      つよし
武者のごと鮪居並び市開く        水澄子
十五夜に見惚れ地球に蹴つまづく     信一

2得点句
朝露を分けて課外の送りかな       竹明庵
網振るう子の背に蟷螂ご相伴       団子蟲
酔ひどれの女装の翁紅葉散る       まめ
葉鶏頭つかずはなれず葉鶏頭       久々
ビール飲む妻の輝く月見豆        幸男
膝掛けや翼で渡る太平洋         託志
賀茂川に一差舞うて紅葉落つ       つよし
 
1得点句
蜩(ひぐらし)や声響かせて夏が往く   恒雄
シブ五時カモ五時不実のキスの灯るころ  武史
くるみ割り人形のありくるみなし     謙二
ホームには尖れる声を閉め残す      虻曳
満月やジャンピングサーブ決めるべし   謙二
へびめだかもしやあの子も卵胎生     武史
肉親を捨てて楽しむ秋の月        おるふぇ
ピロティに孔雀(ピーコック)ゐて葉鶏頭  まめ
菜※園の四方に酸橘義姉(あね)清楚    幸夫

無得点句
秋草※の風屋(かぜや)の果てや旅を行く   夜汽車
長月に深く聖なる憤怒あり        水澄子
死に延びて独り枕に夜伽する       きしりん
風雨止む残る傷あと障子貼る       幸男
見たくあり地獄極楽図そぞろ寒      正臣
麦飯がご馳走だった日を思う       恒雄
祭すんで死者ともどもの  十三夜    おるふぇ
枝折れて死に損(そこの)ふて天高し    久々
あと幾年生きるつもりや藤袴       泰夫
残る虫宴は何処夕間暮れ         博
わびさびに禅野は茜※赤とんぼ      幸夫
秋風や虛空を渡る糞(くそ)の神   夜汽車

※元句では草冠が旧字体
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