AI化の遅れが生む割高な医療
2017年6日
「医療費を食う薬剤師の不労所得」(10月30日)をブログで書いたところ、アクセス、抗議のコメントも異常な件数に上り、これに応える形で「薬剤師の不労所得論に殺到した抗議に反論」(11月2日)を投稿しました。これにも抗議、応援のコメントが多数、寄せられました。そこで3本目です。
コメントには、「心の病かと思います(私のことか)」といった類が相変わらず多いですね。「文句ばかりいう老害ジジイか」、「お前がさっさと死ねば、医療費も減るぞ」、「患者さんの見えないところで薬剤師がどんな仕事をしているのか、その空っぽの頭で考えたことはあるのか」と、罵詈雑言を浴びせかけられています。
品のないコメントは、文章の調子からすると、ごく少数の人が再三再四(恐らくそれ以上)、投稿し、抗議の数を増やすのに協力していると見られます。ネット社会は不特定多数から意見、情報を短期間で大量に集められるというツールを持っていると同時に、玉石混交の石ころも多いですね。改めて痛感しました。
玉石の中から玉を探す
玉もかなりあります。「あなたは感じた通りを書けばよい。応援します。抗議している薬剤師は図星だから、コメントを書いているのだろう」は、ありがたい言葉です。医療機関に詳しい知人は「研究論文や省庁の報告書でもない個人のブログに憤慨するほうがおかしい」と、メールを送ってきました。
「国立大学病院の勤務医です」と名乗る方のコメントはこうです。「記事は概ね正確であり、ほとんどの医師が感じている事実です。痛いところを突かれたというのが本音でしょう」。それに続く指摘は傾聴に値し、同感いたしました。
こうです。「医薬分業が始まったことで、患者さんたちにどの程度の恩恵があったのか、実感できませんし、費用に対してどの程度の効果があったのかが明確にされていない。ここが根本的な問題だ」。なるほどそうですね。医薬分業という大きな改革をしておきながら、効果の検証をしていないのは行政の怠慢でしょう。前回のブログでの「何万もの職場のない薬剤師の救済が、医薬分業の狙いだった」が本当なのでしょう。
医薬分業の検証をしない怠慢
薬剤師さんからは「医薬分業は大失敗だったかもしれない。診療所(医院)に薬剤師を雇えるような報酬を認めればよい」という指摘が聞かれました。もっとも知人の医療関係者は「むしろ病院のほうが経営は苦しい。医薬分業は病院にとって赤字要因となった」といいます。とにかく医療行政の事後検証がなされないのは問題です。
「真面目に働いている薬剤師は多い。医師や病院薬剤師と連携し、患者さんの訴えを共有している」という反論もありました。ブログのテーマの「薬剤師の不労所得」は、薬剤師に対する個人攻撃が狙いでありません。「報酬に値する仕事をしていない不労所得を生む医療、薬務行政、制度に問題ある」を考える問題提起なのです。
今後、どうすれはいいのか。あるコメントは「この分野がIT化、AI化から取り残されている」といいます。つまり情報化や人工知能化による業務や情報処理の効率化が遅れているというのです。「お薬手帳による薬歴管理は今どきひどすぎる。薬にバーコード表示を義務付け、マイナンバーで管理しては」という提言です。将来は、こうした対応策が必要になってくるのでしょう。
AI化で経費を減らした米国
コンピュータを活用した作業の機械化、情報化が必要なようです。「米国ではロボットへの切り替えが進んでいる。カリフォルニア医療センターの導入例では、5億7千万円の投資により、薬剤師100人をリストラした。投資額は彼らの1年分の給料より安かった」とのコメントがありました。
このようなリストラは薬剤師の雇用問題に波及します。ある薬剤師の海外留学の体験談や海外事例は参考になります。「本来の薬剤師は、日本でいう医師の資格と薬剤師資格を併せ持った存在だ。海外で彼らが尊敬されるのは、そういうことだ」、「海外留学した際、薬剤師と名乗ったらナース(看護婦)が驚き、尊敬された。海外では、薬の相互作用、薬物動態、禁忌事項、病態に基づく薬剤選択までやる」。それでもリストラされる時代です。
病院、医院の周辺では、多くの小さな調剤薬局が目につきます。調剤薬局行政は短い営業日数、短い営業時間で採算がとれるように設計されており、医療費を割高にする一因になっています。やっと財務省、厚労省が動き出しています。「もう一歩踏み込んで、効率的な医療体制を整備する時期にきている」(日経社説、3日)のです。
自分への肯定意見のみを取り入れて
自分の批判意見については無視または反論ですね
薬剤師の人らが切れてる原因はそもそもあなたの記事を図星に思ってキレてるわけではなく
事実無根だから怒ってるわけです
これわかりますか?
あなたの原理からすれば名誉毀損や侮辱への怒りについても
図星だから怒るわけですね?
何とも頭のおかしいお話です
あなたの記載に目くじらをたてるって批判されますが
仮にあなたが記者会見のない一般の方ならここまで批判は殺到しないでしょう
ですがあなたは自らが全国紙の記者だと自称してる以上
ある程度の影響力を懸念して
言われっぱなしであるわけにはいかないから反論してるわけです
そんなことも記者時代に勉強してなかったんですか?
よほどあなたはガセネタや妄想記事でいろんな人を苦しめたんじゃないでしょうか?
そんな気がしてなりません
まず批判に対してあなたの意見のおかしな部分については考えを正し、
どこがどうおかしかったのかを記載して
それに対する侘びをちゃんと入れていけば批判している人たちも納得するんじゃないでしょうか?
いい加減あなたの妄想に付き合うのも疲れますが
同業への言いがかりには頭が来てなりません
このまま放置してそれが
世論操作に利用されても困ります
なのでしばらく反論はすることになるでしょう
さてそれはそうと
あなたは東北の震災や熊本地震などでの薬剤師の救援について取材はされたことはありますか?
もしないのならまずそこからでも取材をしに行かれてはいかがですか?
全国にその経験者はいらっしゃいますよ?
この3つ目のブログを読めば明らかじゃないですか。この人が「石ころ」「玉」と取りあげているコメント『以外』のコメントに真実があると。
そう思って読み返してごらんなさい。とても理知的なコメントがほとんどです。
ぶっぶっぶっぶっぶっ。
おほぉーおほぉー!
ぶへん!
べほべほ、ぶべべべべべべべぼほんぼほん、んぐぐぎおぼぼぼ
あへぇあへぇ、
んぉーーー
薬剤師、不労所得で検索すると中村さんの記事がたくさんツイートされてます。記事に対して否定的なツイートをされてるのは、言わずもがな薬剤師と、なんと医者の方々です。逆に記事に同意してるのは素人の患者と、アゴラ読者です。いちいちクリックして調べてキモいとか思われるかもしれませんが。
正直私は医者嫌いですが見直しました。医療に携わる人たちがこうしてお互いを尊重し合っているなら今後の医療も捨てたものではないではないかと感じるきっかけになったので、中村さんのデタラメな感想記事にも存在意義を大いに感じました。
私が社会人一年目のMRの時に勉強したことだけど、医療の問題に切り込む時は『誰かがこういっていた』ではなく、データや事例で書かないと批判しか浴びないよ。
私は中村さんのようにジャーナリスト?とかではないけど、冷静になって、万物から学ぶ事を忘れたら言葉の重みはなくなるんじゃないかな。
みんなの批判や、応援全てから学び、省みる事を忘れないで下さい。
アゴラの評判を落としますよ。
・薬剤師は仕事なんかしていないと断じておきながら薬剤師への個人攻撃ではありません、ただの問題提起ですと後釣り宣言……
・自分から一方的に喧嘩を売っておきながらまるで被害者かのように罵詈雑言を受けているアピール……
他の方にも何度も言われていますが元記者という肩書を名乗った上でなければただの年寄りの戯言と捨て置かれたことでしょうが…社会的役割責任について考えるべきかと
なによりなにがなんでも非を認めない、絶対に謝らない姿勢は老害のテンプレートそのものですね
あなたの記事に対して批判的な薬剤師の方も、患者への接し方の改善など意見の一部は認めている方も少なくありません
あなたはどうですか?
意見のすべてを撤回しろとは言いませんが
明らかな誤りや侮辱ととられかねない言い回しについて他に言うべきことはありませんか?
変に勘ぐる必要はありません。
自分の批判も受け入れられないなんて恥ずかしい奴だ
それは単にあなたに化学、生物、物理の素養がないから。
薬自体を小さな粒だからって安易なものに考えすぎ。
メディアの人って、炎上しようが注目されれば
商売になるものね。
記者の時代はそれでも良かったんでしょう。
でももう、コメントの抜粋に逃げてるようにしか見えないけど。
成長はまだできるはずです