市場の暴力的調整を待つ
2019年2月24日
世界経済は、過剰に供給されたマネーの海に浮かぶ泥船に例えられます。それではいけないと、量的な引き締めに転じていた米国が一転、「年内は追加利上げの停止」、「景気減速を警戒してマネーは潤沢のままにしておく」に転換しました。
10年前のリーマン危機後、米欧日は異次元の金融緩和に走りました。「異常事態のもとでは金融緩和が不可避でも、長期化す . . . 本文を読む
安倍氏の「日本を代表し」に絶句
2019年2月19日
「トランプ米大統領にノーベル平和賞」、「安倍首相が推薦」は、誰も悪い冗談と思っていますから、新聞も紙面の片隅に押し込んでいるのでしょう。トランプ氏は「恐らく受賞しないだろう」と思い、その通りになりました。ノーベル平和賞の軽さ、トランプ氏の軽さ、安倍氏の軽さがよく分かりました。
「50年間は推薦者も非推薦者も公表しない」がノー . . . 本文を読む
高齢者を食い物にする勧誘
2019年2月15日
一人暮らしの高齢者との新聞購読勧誘トラブルなどで、大阪府消費生活センターが産経本社(大阪市)に立ち入り検査をしました。立ち入り検査までするのは、よほどのことで、悪質な事例が目立つからでしょう。10月の消費税引き上げでは、新聞には軽減税率が適用されます。高齢者を食い物にする新聞には対象になる資格はありません。
産経の販売政策には二重 . . . 本文を読む
見抜く力を磨くしかない
2019年2月11日
「私は総理ですから、森羅万象を担当している」との安倍首相発言を借りれば、「ウソや不正が森羅万象に宿る時代」です。政府の統計不正問題で厚労省が集中砲火を浴びています。厚労省に限らず、ウソや不正、虚偽と疑われることが国内では、安倍政権、主要官庁、大企業、大学、さらに海外では米中のトップ、世界的自動車メーカーに広がっています。なぜでしょうか。
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親だけ責める児童虐待防止法
2019年2月6日
親の虐待で亡くなった5歳の船戸結愛(ゆあ)ちゃん、10歳の栗原心愛(みあ)さんの事件で「児童虐待死は親をやはり死刑に」(2/1日)のタイトルでブログを書いたこところ、「同じような名前の2歳の今西希愛(のあ)ちゃんも17年12月に継父に頭を殴られ、性的暴行も受け虐待死しました。極刑を希望します」というコメントがよせられました。
結愛 . . . 本文を読む
繰り返す鬼も泣く殺人
2019年2月1日
千葉県で小学4年(10)の女児が親の虐待を受け、死亡しました。「お父さんにぼう力を受けています。先生、どうにかできませんか」と、悲痛な叫びを学校のアンケート調査に書き込んでいました。「夜中に起こされたり、起きているときにけられたりたかかれたりされています」とも。
栗原心愛さん。「みあ」と読むそうです。はっと思い出したのが、18年2月に虐 . . . 本文を読む