新聞記者OBが書くニュース物語 中村仁のブログ

全国紙の元記者・中村仁がジャーナリストの経験を生かしたブログ
政治、経済、社会問題、メディア論などのニュースをえぐる

新聞に対する軽減税率の是非

2014年07月31日 | 経済
 説明責任を果たせ                    2014年7月31日    与党税制協議会は7月下旬、消費税の軽減税率の導入をめぐり、新聞協会などからヒアリングをしました。12月に消費税を10%に引き上げるかどうかを決める場合、新聞も軽減税率の対象にするのでしょうか。社会の支持を深めるために、新聞界はもっときちんと説明責任を果たしていくべきだと思いますね。   . . . 本文を読む

花物語  ハーブの楽園

2014年07月28日 | ガーデニング
  ハーブティーでリフレッシュ     2014年7月30日    このブログのカット写真は、自分たちで育てた花などを主に使っていることをすでに申し上げました。息抜きに時々、花物語として、皆様にご紹介していくつもりです。今回はハーブ篇です。もっとも写真映りがいいのは、ボリジです。とくに花瓶に束ねて活けると、絵画のようになります。透明で清楚なブルーに気品があります。いかがですか。 . . . 本文を読む

安倍政権に不都合な経済予測

2014年07月27日 | 経済
  経済の長期停滞説が浮上                     2014年7月27日    安倍政権は異次元の金融緩和による物価の政策的引き上げ、デフレ脱却に成功しつつあるとの自信を深めています。そんな時、米国の最も著名な経済学者、サマーズ・ハーバード大教授が先進各国での成長率の鈍化に注目、米国経済の長期停滞説を唱えました。日本の学者も一斉に注目し、人口減と財政危機を抱える日本 . . . 本文を読む

危険空域を飛んだマレーシア航空機にも疑問

2014年07月21日 | 海外
 足りない自衛の危機意識                   2014年7月21日    ウクライナ東部でマレーシア航空機が撃墜された事件(死者298人)では、これまでの報道によると、最大の悪党は親ロシア派武装集団であり、ミサイルを供与したと見られるロシアも同等かそれ以上の悪党でしょう。もっと問題があります。数多くの数の報道、論評を読んでいて気がついたのは、戦闘状態というより戦争地 . . . 本文を読む

ベネッセ漏洩 間の抜けた対応

2014年07月17日 | 社会
 これまで放置のツケ                   2014年7月17日    進研ゼミなどで知られるベネッセの顧客情報流出事件は、個人情報の管理強化、転売業界の取締りのいいきっかけにしてもらいたいと思います。事件の中心がベネッセという知名度抜群の企業、国民の関心の高い子供の情報、流出した情報の規模、名簿転売業界の広がりの大きさといい、いずれも最大級です。取り締まりを強化する . . . 本文を読む

庭先に野生のキジ

2014年07月15日 | 社会
      常連の訪問客        2014年7月15日    このブログのカット写真は、ほとんすべて自分で面倒をみて育てた花です。前回、息抜きに、ツタンカーメンのエンドウマメが高貴な赤紫色の花をつけ、これまた気品のある紫色のサヤに育ったのを写真で紹介しました。今回はその続編です。    庭先に野生のキジがしばしば姿をあらわすのです。庭先といっても、ま . . . 本文を読む

W杯の正体はマネー至上主義

2014年07月10日 | 社会
 スポーツというより興行                        2014年7月10日    W杯ブラジル大会の決勝は、ドイツ対アルゼンチンによって行われることになりました。ドイツはブラジルを予想もしない大差で破り、アルゼンチンはオランダを大接戦の末のPK戦で下し、欧州対南米の対決に、ファンは熱狂するでしょう。あと一戦となったW杯を振り返ると、ルール違反を見てみぬ振りをしてま . . . 本文を読む

ツタンカーメンの豆をご存知ですか

2014年07月07日 | 社会
  高貴な赤紫色に見とれる        2014年7月7日    このブログに毎回、使うカット写真について、読者からお問い合わせを時々、いただきます。わたしの趣味のひとつがガーデニングです。カット写真はほとんど、自分で育てた花です。皆様にも、たまには息抜きに見ていただこうと思い、これはと思う光景をご紹介することにしました。  これがエジプトのファラオ、ツタンカーメン王のお墓 . . . 本文を読む

STAP細胞 残酷すぎる実験参加

2014年07月06日 | 社会
 真実の告白を、楽になる                     2014年7月6日    何でこんなに残酷なことを30歳の女性研究者に強いるのだろうか。何で上司の副センター長は処分を待たずに、潔く自発的に辞職しないのだろうか。何で理化学研究所はおろおろするばかりで、対応が遅く、非常識な手ばかり打つのだろうか。    STAP細胞の有無をめぐる研究不祥事は、これまで3 . . . 本文を読む

集団的自衛権 苦し紛れの発表文

2014年07月02日 | 政治
  解釈改憲か、解釈の適正化か                     2014年7月2日    集団的自衛権が行使できるようにした新憲法解釈を政府は1日、閣議で決めました。政府は「解釈改憲ではない」としており、その表現をめぐって、見解が真っ二つに割れ、今後、国会の議論で時間を空費することでしょう。細部にこだわる日本の安全保障感覚は世界の非常識というか、世界の孤児みたいな感じですね . . . 本文を読む

W杯は「野生動物の楽園」か

2014年07月01日 | 社会
  日本人は農耕民族                     2014年7月1日     サッカーのW杯ブラジル大会は決勝トーナメントに進み、連日、世界中のファンをわかせています。スポーツの中でもっとも熱狂する日々ですね。なぜでしょうか。人間に進化しきれていない、といえばお叱りを受けるでしょうから、野性味を色濃く残した選手たちが戦う「野生動物の楽園」、あるいは「野生動物の戦場」だか . . . 本文を読む