JINCHAN'S CAFE

My essay,My life
エッセイを書き続けることが、私のライフワーク

リーガル・ハイ

2012年06月26日 01時38分44秒 | ドラマ
『八日目の蝉』テレビで放送されましたね。お仲間さんに教えていただいて、じんちゃんニンマリ。原作を2ヶ月間手に取れなかったのも、まんざら無駄ではなかったなぁと。読み終わって、想いをエッセイにし、映画版を観る。うーむ、いい展開だ。ちょっとした回り道、それも時には一つのタイミングなのかもしれません。

さて、別のお仲間さんからは、こんなメッセージが届いたヨ。’ドラマ『リーガル・ハイ』(火曜9時:フジTV系)が面白い。’これね~かなり序盤友人にも聞いていたんです。ただ残念なことに、手が回りませなんだ(泣)。『鍵のかかった部屋』だって、4話分見ていないんだから。録画していると、ついつい溜まっちまうのねぇ。お金も、そんな風に貯まるとよいのだけど。おっと『リーガル・ハイ』だった。で、奇しくもある場所で、こんな見出しを目にしました。

『リーガル・ハイ』は意外なクリーンヒット作 録画率はダントツ首位

打ち切りが2本出た今期ドラマの中、回を追うに従い、着々とその存在感を示しているのが本作品であると。ここへきて右肩上がりの視聴率に加え、録画率ではドラマ部門堂々のトップ。 双方合わせると、いかに支持されているかがわかるとのことですが、まぁ何が痛快かって堺雅人主演で視聴者を引っ張っている所だろうねぇ。ズラリと並ぶ、ジャニタレ主演作を向こうに回してですよ。やるじゃねぇか堺雅人。

近年では、やはり火曜9時枠の『ジョーカー 許されざる捜査官』を面白く眺めていたのだけれど、彼のように決して若くもなく、超イケメンでもない(おっと失礼)、しかしなんやしらん味のある役者さんがドラマの看板をしょってるのって、やっぱいいよなぁと思う。もう西島秀俊とカブるなんて言わないわっ。そんな私に、友人が放った一言もスゴいのよ。「キモい方が堺雅人!」それは…怪演する役者という意味か!?

ちょっとおっちょこちょいだが、訴訟で一度も負けたことがない敏腕弁護士(堺雅人)と、真面目で正義感の強い新米弁護士(新垣結衣)が、繰り広げるコメディー。脚本の古沢良太は、『相棒』も手掛けている人ですね。『ALWAYS 三丁目の夕日』『キサラギ』『探偵はBARにいる』と、映画界でもなかなか活躍しているなぁ。

今回の『リーガル・ハイ』はオリジナル脚本だそうで、原作モノ(とりわけコミック)主流だった一時の傾向が、また変わりつつあるのかな。去年大ヒットした『家政婦のミタ』もオリジナル脚本。魅せ方次第で、視聴者はついてくるのでしょう。

数年前に、脚本家の江頭美智留さんが、こんなことをおっしゃってました。「今の現場はタレント主導。そうして、人気がすべて。」芝居のできる役者を、昔は大切にしていた。例えば山口百恵の『赤いシリーズ』、当時のクレジットで百恵は2番目。では1番は誰?宇津井健さんなんだそうです。

アイドルとしての山口百恵は存在していたが、役者としてはまだ認められる環境になかった。厳しい気もするけれど、職人級の役者、それからスタッフに支えられ、ドラマ自体が勢いのあった時代でもある。そんな状況は、随分変わってしまった。

制作するには、まず資金。それを出せるスポンサー、そこから決まってくる顔ぶれ。こうして広告塔になれる役者が、幅をきかせていく…でもね、そうやって出来上がってくるドラマって、やっぱり面白くないんだよ。視聴者は、よく見てる。じんちゃん何が嫌って、ドラマからCMへ切り替わった時に、今まで画面に出てたヤツが急にニコニコして商品をアピールするという、ここ数年定着しているスタイルなんだけど、あれヤだね。ホント興ざめする。ドラマ出演者は、CMから切り離してもらえないだろうかって、感じるわ。

ふぅ~ ちょっと一言よろしいかしら?のつもりが、こんなに語ってしまった。みなさまには一つ置き土産を!
’『ごくせん』の乱闘シーンは、何故倉庫の中なのか?’
今週の『金曜ロードSHOW!』を観ながら考えてみてくださいませ♪


コメント (16)
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