FIN

虚しい想いをしたことに関して、かつてのような温度で再び向き合うのは、私にはできない。某ドラマの主演女優のセリフみたく「昔より自分が傷つかなくて済むよう」考えてしまうから。

エッセイやブログは、もはや友人たちの窺い知れぬ場所で、ひっそり綴るのを望んでいる。携帯電話は、必要とされる場面が訪れぬ限り、鞄の底かベッドの上へ置き去りにしている。親しくなりたい、なれそう…な人が現れても、一気に関係を詰めるには、二の足を踏む。

水くさいと言ってしまえばそれまでだが、それぞれに、そういった境地へ至る理由があり、ちょっぴり若かった頃のように、無防備でいられなくなった。

今の時代、文明の利器を通して人との交流を謳歌するのは、楽しいだろう。が、私の身の丈には、この位でちょうどいいのかなぁとも感じる。

すべてに醒めてしまった訳じゃない。根底にはアツい想いが横たわっているのだが、自身を絡め取るようなしがらみからは、自由でありたい。あの時、しんどい思いをした…という轍を、できるだけ踏みたくないのだ。

こんな私だが、それでもどうにか誰かと繋がっている。自分なりのスタイルとペースで、一歩一歩の状況だけども、’繋がる人とは繋がる’ と、ほのかに希望を残しつつ。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ＦＩＮ

A > B

「もう止めたら？」何度か周囲に言われていた。そんな思いをするのなら…と。それでも続けていたのは、面倒くささより、喜びを見出していたから。

今はね。。。
ちょっと疲れてる。

表の顔と、裏の顔
気味悪い程の優しさと、真逆の対応
ジェットコースターみたいに
上がったり、下がったり、振り回されたり。

そういうのを一興と感じられる程、私は若くなく、また熟してもいない。心の幅もないしね。 (これは自覚してる)

気心の知れている間柄だから、そういうのとは無縁の静かな拠り所であって欲しかった。

信頼

その人の言葉が…

もはや心の中にしっくり入って来なくなった時

少し離れた方がいいのかな

長い間、たくさんお世話になったけど

今の状況は、自分を苦しくするだけ

それ程強い人間じゃないから

私は…

自らの心を守ることを選ぶ