JINCHAN'S CAFE

My essay,My life
エッセイを書き続けることが、私のライフワーク

Ride on Time(前編)

2018年09月19日 13時54分55秒 | 想い
秋の気配っていいですねぇ。(^-^)

7月に最も忙しくなるじんちゃんは、8月に入っても疲れの取れないことが多く、テンションだったのですが、お盆を過ぎた頃から、ちょっとずつ元気が戻ってきています。

パワーの源となっているのは、秋から冬にかけてのお出かけの予定。LIVEに学祭。まぁこれは恒例の行事でもあるのだけど、今年はね・・・いささか珍しい編成も、いくつかありまして。その日が、とっても!楽しみなのです。

基本、じんちゃんは一人で動くのを厭わない。「キターッ」という波動を感じると、それに乗っかってしまう。が、現場で喜びを分かち合える相手がいたら、もっとステキだよね。

先月、ひょんなきっかけから映画『センセイ君主』を観に行ってきました。娘に誘われてなのですが、そもそも我が家の花沢女子(2015年10月エッセイ『あるものを数えて生きていく』をご参照ください)は、今風の青春ラブコメに、飛びつくガラじゃない。三次元より二次元。安室 透、萌え~の人だもの。だから、結構レアなケースだったんですよ。

「お母さんの好きな竹内涼真くんが出てるよぉ~」「えっ本当!?」調べてみると、涼真くんの相手役(ヒロイン)に『君の膵臓をたべたい』の浜辺美波ちゃん。それから、同じく『君の膵臓・・・』組の矢本悠馬くんも出演している。「わっ面白そう。」「でしょ~」

短い夏休み返上で、学校へ通い続けていた娘からすれば、最後の息抜きといった所!?「じゃあ、行くとしますか。」「やったー!」という訳で、久方ぶりの映画館へ。もう嬉しくてね、街中で某スポーツメーカーのショップを通り過ぎる時、店頭のポスター(涼真くんがイメージキャラクターを努めているのだ)へ「いま、会いにゆきます~

ならばと、梅田(大阪)まで繰り出したのであーる。茶屋町散策オモロイなぁ。実は付近にある中華料理店の夏季限定メニューが、気になっていたのよ。『海の幸冷麺』-香り良く仕上げたコシのある麺を伊勢海老や蝦夷鮑、帆立貝柱など海の幸を含む12の具材、甘みのあるタレとともにお楽しみいただけます-って、目当てはそっちかよ

株主総会への拠点に、このエリアのホテルを利用してからというもの、何やら愛着が。 そうして、足を運ぶ機会がぐ~んとUP。 毎日放送、ロフト、MARUZEN&ジュンク堂etc・・・馴染みのスポットが、訪れる度加わっているヨ。12月には、初の梅田芸術劇場へ。隆也さま(上川)の舞台『魔界転生』を観に行くのだ。劇場への道を辿りつつ、またもや「いま、会いにゆきます~」口にしていることでしょう。

お芝居なんて、ウン十年ぶり。井上ひさしさんの『人間合格』や、美輪明宏さんの『黒蜥蜴』(明智小五郎が榎木孝明)以来やわ。濃い!濃い!今回も堤幸彦さん演出の舞台なので、きっと濃い!ちょうど、茶屋町界隈の街路樹には、可愛らしいイルミネーションが施される時節でして。それも含めて、待ち遠しい今日この頃よ

おっと、竹内涼真くんだった。『センセイ君主』は、思いの外イケてる作品でした。’好きが踊る’ ’胸ボンババぼん’といったポップな表現が、サマになる年代っていいよねぇ。ヒロインあゆはちゃんには、30年後カルチャースクールの講師に運命を感じてもらってですね、親友アオちんに「ばーろ ガチ恋したら家ボンババボンだっつーの」とツッコまれ「ですよね。。。」となってもらいたい。そんな脳内劇場を、スクリーンのこちら側で繰り広げる私。うぷぷ。『センセイ君主 リターンズ』よ♪「ちょっとしたはずみでぇ~」「ふーたり さくらんぼー」バカップル(悠馬くん&川栄李奈)の台詞が、一層効いてくるゾ。別の意味で。って、シャレにならんわ!

妄想世界とシンクロするように、想いがいっぱいになって駈け出してしまうあゆはへ、「赤は止まれって、教わらなかったですか?」冷静に切り返す弘光センセイ(涼真くん)だが、恋愛バンビちゃんじゃあ仕方が無い。幾多の経験を重ねた宇野千代先生でさえ、止まれなかったんですよ。(←こら)ところが、某雑誌の浜辺美波ちゃんへのインタビュー記事を目にして驚愕。どんな恋愛に憧れる?という問いに、こう答えていたのだ。「仕事にいい影響をくれ、精神状態が安定するお相手がいい(笑)。振り回される恋は無理です(笑)。お互いを好きな気持ちで、前向きに落ち着いてやっていくのが憧れ。余計な心配をしたくないです。」

もはや恋に恋する17歳ではないですね。わかっていらっしゃる。浮いたり沈んだり、しんどい感情を経験してこその言葉かと。しかし、自分の考えをこれだけ言葉にできたらアッパレだ!限られた文章の中、美波ちゃんのいろんな心情が汲み取れるじゃないですか。言葉にしていない部分も含めて。こういう姿勢で生きてるんだろうな、こういう恋をしてきたのかな、浮かび上がってくるモノがあって、一つ一つのワードが心に沁みたよ。

せやけど、当時17歳の女の子が「仕事にいい影響をくれる相手」て。泣かせるッ。演じることに、真摯に向き合っているのね。儚げな役からハードな役まで、幅広く取り組んでいるので、大変なんやろなぁと。じんちゃんが目にしている作品では、相手方の役者さんも良かった。『君の膵臓・・・』の北村匠海くんしかり、『崖っぷちホテル!』の中村倫也さんしかり、今回の涼真くんしかり。皆さん受けるのが上手。だから美波ちゃんが、より輝くんです。 プライベートでも、そんなお相手に恵まれますよう。

実はこの作品、別の意味で感慨深いものに。それまで笑いながらスクリーンに見入っていた娘が、ふと首をかしげ「この学校の校舎、K学院大の作りに似ているような・・・ あの中庭の噴水!K女学院じゃない!?」マジっすか

二年前、学祭で訪れた場所ですわ。その数ヶ月後、娘と再上陸し、現在に至る。あそこで踏み出した一歩は、ここへつながるのか~

不思議な縁は、これにとどまらず。アントキの思い出と共に、後編へ続く・・・


P.S.今夜の『過保護のカホコ2018 ~ラブ&ドリーム~』の涼真くんも、楽しみやわぁ。
コメント (6)
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