JINCHAN'S CAFE

My essay,My life
エッセイを書き続けることが、私のライフワーク

じんちゃんの2023年

2023年12月29日 17時57分38秒 | 歳時記

恒例の歳時記で更新しようとしたのですが、それはまた次回ゆっくりと…

 

今年はよく東京(または近郊)を訪れました♪楽しかった!!夏の七里ヶ浜〜鎌倉(江ノ電)、秋の代々木公園〜明治神宮、ヘルメットを被りトンネルの中を見学したり、スタンプラリーへ参加して、デザインマンホール探しで、てくてく歩いたりした。皇居の近くでは馬車を見たよ。✨

 

様々な体験へ繋がるきっかけをくれた音楽祭(売野雅勇さん・林哲司さん祝🎉50周年)、そうして某建設会社の現場見学会に感謝です。さすが東京。文化や経済の中心地。そんな都市ならではの興味深いイベントがいっぱいでした。

 

ドラマは、『フェルマーの料理』を面白く拝見していました。何様で申し訳ないが、主人公の境地がちょっとだけわかる…自分が3人ほしいと感じる今日この頃です。😅

 

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じんちゃんの2022年

2022年12月25日 18時15分04秒 | 歳時記

こちらには、あまり顔を出せなかったけど、その分リアルで頑張っていた一年でした。🍀

 

大いに学び舎へ通い、大いに遊んだ!!

 

〈参加イベント〉

FLOW・Cö shu Nie・SPYAIR・TrySail

Sony Music AnimeSongs ONLINE

 

クレイジーケンバンド

Billboard Live TOUR 2022

 

Omoinotake 

「EVERBLUE」Release One Man Tour 2022

 

大澤誉志幸・鈴木雅之・八神純子

FM COCOLO ONE NIGHT STAND SongLetters 

-Forever,For Always,For Love-

 

大澤誉志幸

SASURAI TOUR 2022

 

スターダスト・レビュー

40周年 ライブツアー「年中模索」

 

杏里

ANRI with #bestbuddies Ⅴ

 

八神純子

Premium Symphonic Concert

 

鈴木雅之

taste of martini tour 2022 ~DISCOVER JAPAN DX~

 

スターダスト・レビュー

40周年東西あわせて108曲煩悩ライブ

 

高橋真梨子

Concert vol.44 2022 our Days -Last Date-

 

クレイジーケンバンド

Billboard Live TOUR 2022

 

TULIP

50周年記念ツアー “ the TULIP ” 

 

杉山清貴

acoustic solo tour 2022

 

大澤誉志幸&山下久美子

Best of ❤︎POP&★SOUL ~明日に向かって歌え!!

 

藤井風

LOVE ALL SERVE ALL STADIUM LIVE 2022

 

スターダスト・レビュー

2022~24「ブギウギ ワンダー☆レビュー」

 

クレイジーケンバンド

CRAZY KEN BAND TOUR 樹影 2022-2023

 

鈴木雅之

billboard classics 鈴木雅之 Premium Symphonic Concert 2022 featuring 服部隆之 ~DISCOVER JAPAN DX~

 

そうして年末は恒例の笑い納めです。いろんな出来事があった一年なので、悲喜こもごものLIVEになるやもしれません。

ここ数年、一期一会の精神で、ご縁を紡いでいるじんちゃんですが、今年はSPYAIRボーカルIKEの脱退、高橋真梨子さんのラストツアー、さらにTULIPにもサヨナラの足音が…

万物流転、やはり移りゆくモノがあるのねぇ。🥺

中でもSPYAIRは、年始に観た配信LIVEが秀逸で。彼ら自身のツアーへ是非とも参加したい!と感じていただけに、残念でなりません。『現状ディストラクション』『イマジネーション』『轍〜Wadachi〜』『サムライハート』無観客ながらスゴい熱量と躍動感がビンビン伝わり、子どもたちと何度も見返した。世代を超え魅了されるステージ🙌共に盛り上がろうゼ感ハンパなかった。

彼らの『イマジネーション』、それからBURNOUT SYNDROMESの『FLY HIGH!!』『ヒカリアレ』を聴いた時にも感じたのだけど、『ハイキュー!!』のアニメ主題歌にハズレなし。図書室向上委員の身としては、校内図書の稼働率をいくばくかでも押し上げる『ハイキュー!!』(小説版があるのだ)の存在って、ありがたいのよね。

それはそうと、全国の公立中学校へお聞きしたい。学級文庫や図書室の本は、まともに稼働していますか?

図書活動の世界へ足を踏み入れ十数年…じんちゃんは、しょっぱい思いと戦い続けているよ。とりわけ近年は、さしたる成果を見い出せぬまま、共に歩んできた仲間が一人…また一人…と離脱していった。こちらとしては「今までありがとう」と区切りをつけたかったが、曖昧なままのフェードアウト。一方、去り際を明確にした人は、辛辣な体制批判を放っていった。😓

顧問の先生には、愚痴めいたことは言わずにきたのだけど、GW前に初めて「電池が切れてしまいました…」と弱音を吐いた。人員のやり繰りが厳しくなっている状況下、日頃参加していないメンバーほど、己の都合を主張するのである。春休みに来校していた仲間もいるのに。たとえ一日でも都合をつけられないのだろうか?作業が雲散霧消するはずもなく、誰かがかぶっているということなんだがねぇ。😮‍💨

現役の保護者で加入してくださる方も、めっきり減った。役員活動だけでもウザいのに!というご時世なのかしらん。が、こんな風に子どもたちの成長を見守れるのは、今だけなのだ。コロナが流行り出し、我々地域住民の出入りが制限され、学生の役割が増したのと相まって、ユニークな人材が目に留まるように。大人顔負けの発想力やバイタリティーで奮闘している子もいる。そういった姿から学ぶ点は多いよ。

‘なんとかならんもんかなぁ…’閉塞感を覚え悶々としていた頃、一筋の光明を見せてくれたのは、子どもたちだった。「図書環境向上の為に協力してもらえますか?」という問いかけに、予想外の人数から前向きな回答があったのだ。‘いかに働きかけようとも反応薄いし’と、諦めの対象だった3年の生徒は、卒業間近にヒアリングへ参加してくれた。

「ミステリーが好きです。東野圭吾さんや湊かなえさん。」「私は阿部暁子さんの恋愛モノ」「私は韓国エッセイ」「僕は空想科学読本かな。学級文庫へ入れて欲しかった。」「東野さんや湊さんの作品は、安定して人気が高いから、学級文庫に入れてたんよ。気づいてた?」周囲のやり取りに静かな面持ちで耳を傾けていた男の子は、阿川大樹オシだった。本に興味がない訳ではなかったんだ…。なじみの書店で平積みコーナーをチェックする話や、ランキングチャートが気になるので、本のPRに使ってはどうかという案も飛び出し、限られた時間だったけど、実り多いひとときとなった。

顧問の先生、よくぞ彼らに声をかけてくれたなぁと。私ならこれまでの反応を鑑みて、もういいや…と見限ってしまうところだった。「世の中、捨てたもんやないねぇ。」「話してみるもんですね。」長年活動を支え続けてくれている仲間と、ひとまず安堵。切り拓いていく余地はある!「彼らが示した道筋を辿ってみる?」「まずは学級文庫の再編成ですね。」

新年度に向け、かなり思い切った見直しをした。大量にあった少年文庫シリーズは、ギュッと凝縮された。「良い内容だと思うし、嫌いじゃないんですが…」「わかる。でも本好きの子は小学校で読んでいるし、苦手な子は…」「手に取らないんですよねぇ。」それでもやっぱり残しておきたい作品があって、『ふたりのロッテ』『はてしない物語』を、今まで通り入れ込むことに。『坊っちゃん』『銀河鉄道の夜』『星の王子さま』は、元々稼働していたので存続。『シャーロック・ホームズ』『トムソーヤの冒険』『北欧神話』も加わった。

そうして、図書室歴代の人気本をうりゃーっと放出。「もう読みたい本がないとは言わせませんよ。生徒からのリクエストで購入したものなんですから。」「大事に管理していたけど、身近な存在として多くの学生に、利用してほしいもんねぇ。」図書室まで足を運ぶ生徒など、とっくに激減している。「ここで待っているだけじゃダメなのよ!」仲間の一人が教室へ届けるシステムを考案し、当初は斬新な企画だったので、それなりに利用者がいた。しかし、やがてそれも頭打ちに…😞

年度末に実施した、校内図書の利用に纏わるアンケート。気になったのは、めんどくさいというワード。さらに、自分の本あるんで!という自己完結。このパターンが、結構な割合で見受けられた。おばちゃんはね…ひと手間かけるのを億劫がる人間に、人生の醍醐味など味わえないと思うのよ。誰かが何かをもたらしてくれるのを、待ち続けているのん?時にはこちらから掴みに行く、従来の枠から踏み出してみることで、広がる世界があるんじゃないのかな。🌈

さらに懸念されるのは、学生の精神性が二極化しているのでは?という事象。1年で辻村深月や原田マハを手にする大人びた子がいる一方、2年で『かいけつゾロリ』や『四つ子ぐらし』と言ってる子がいる。小学生向けの児童書を求める声は、昔もあった。ただそれは、学年の中ではあくまで少数派だった。「ちょっと多過ぎない?」「私もギョッとしました」

小中学校と朝読の時間があり、ほぼ毎日、誰もが何らかの本を手にしてきた訳です。折角の機会をどこまで有効に使えていたのか…。 step by step それぞれの時期に、適切な作品を提供できていたのかしら。各家庭に丸投げじゃ、そりゃあ差が開くよね。校内図書の役割は、もっと真剣に考えてもらった方がいいし、特定の先生ばかりへ負担かけ過ぎ。読解力をつけること、いろんな視点を知ること、知の扉を開くこと、国語科だけの問題じゃないんです。

…とあれこれ語ってきましたが、まだまだ取り組まなくてはならない課題はあれど、13年間の活動の中で、最も充実した内容の年でした。おばちゃんチームが縮小してしまったのは残念。けれどその分、若い有望株が次々と!現場にいたからこそ気づけたことも多く、温かい気持ちにもなりました。私はね、やっぱり経過に立ち合いたい。だって…学生さんたちが紡ぎ出す、ほのぼのネタが…😆

そのうち図書室列伝にでも。

GWの充電期間には、①スタレビのLIVE②杏里と交わしたグータッチ③『チェリまほ THE MOVIE』からパワーを貰いました。あと大澤誉志幸のLIVEに登場した山下久美ちゃん!キュートで、気配り上手で、楽しい空間に。ああいう年の重ね方をしたいものだわ~!!じんちゃんの希望の星よ。

今年最も心に刻まれた応援ソングは、ビッケブランカの『This Kiss』かな。夏休み中、何度この曲で「よっしゃ〜」と気合を入れ、学校へ通ったことでしょう。🌤️

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じんちゃんの2021年

2022年01月02日 22時32分49秒 | 歳時記
コロナ禍と言われる中、これだけのことができれば上々だ!という一年でした。お世話になった方々に感謝です。🌷

〈参加イベント〉
嘉門タツオ
コロナに負けるな 顔面蒼白歌合戦!!

財津和夫
コンサート2021 with 姫野達也

佐野元春
ヤァ!40年目の城ホール

スターダスト・レビュー
40周年ライブツアー「年中模索」

鈴木雅之
ALL TIME ROCK ‘N’ ROLLツアー

クレイジーケンバンド
Billboard Live TOUR 2021

スターダスト・レビュー
楽園音楽祭2021

カルメラ
ザッツ・エンタメジャズ・アワー 2021秋

ゲッターズ 飯田×カルメラ
better fortune’n jazz 2021

松本 隆
50周年風街オデッセイ2021

Cö shu Nie(コシュニエ)
A cöshutic Nie Vol.2 in Billboard

藤井 風
HELP EVER ARENA TOUR

八神純子
キミの街へ〜for all living things〜

杉山清貴
〜Solo Debut 35th Anniversary~

嘉門タツオ
LIVE! 今の世の中オカシイんちゃうの

ある時は友人、ある時は家族、ある時はいとこと。勿論一人参加もアリで。🤫大阪、神戸、京都…たまには東京遠征もアリで。こんなにたくさんの素晴らしいひとときを、過ごすことができました。LIVE参加を機に紡いだご縁も。それは人だけではなくね。😉振り返れば、あの頃辿った一つ一つの道の先に、今がある。繋がっているんだなぁと、感じることしきりです。

会場での参加が可能になるまでは、配信LIVEも体験しました。いろんなアーチストが集う形式だと、お目当てのバンド以外におっ!と興味を惹く人たちがいたりして。そんな空間で出会ったTry Sailの『adrenaline!!!』という楽曲は、しばらくの間じんちゃんの心を明るく照らす、応援ソングとなりました。おばちゃんも、会場で光る棒を持って盛り上がりたい!今年(2022年)も、子どもたちと楽しめるといいなぁ。

OGPイメージ

Sony Music AnimeSongs ONLINE 2022

豪華14組のアーティストが日本武道館に集結!『Sony Music AnimeSongs ONLINE 日本武道館』2022年1月8日、9日...

Sony Music AnimeSongs ONLINE 2022

 


大晦日の紅白は、鈴木雅之・BUMP OF CHICKEN・そうして藤井風の大躍進が嬉しかったです。🙆

他にも、新地デビュー、映画、学祭、日本シリーズ観戦、神社仏閣巡りと話題は尽きないのですが、この返で…

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じんちゃんの2018年

2018年01月18日 15時18分27秒 | 歳時記
まずは、ご無沙汰しております。いや~ほんの小休止のつもりが、時間かかり過ぎ!!

日々雑事に追われ、その合間を縫って飛び回るうち、じんちゃんも、ついに50の仲間入りをしてしまいまして。

一足早く大台へ乗った友人がね・・・「めでたくない」という所感をつぶやいていたのだけど、わかる気がするなぁ。周囲の人たちを眺めていても、あまりいい気が流れてこないんですよね。やれあそこが悪い、ここがいけない、まるで年嵩のおばちゃんです。

そうして心や身体が、思うようにならなくなった所為でしょうか・・・’今までそんなことなかったのになぁ’という迷走や、ズケズケもの申す場面を目の当たりにすることが多くなり、違和感を抱いた私は、長年生息していた空間(メーリングリスト)から、離れる決心をしました。正に!? 逃げるは恥だが役に立つ

以前から、不思議に思っていたんですよ。みんなで集おうという計画を進めている時、なぜこうも ’山アリ、谷アリ、クロードチアリ’ になってしまうのか?その度に「人数多いから」「仕方がないよ」と言われてきたのだけど、本当にそうなのだろうか?

50年近く生きてきて、それぞれの場で経験を重ねている面々なんだもの。グダグダにならない機転や工夫が、もう少し互いにあっていい。才女とおぼしき人も混じっているのに。所詮女子校なんかなぁ~と。(←自虐でスマンが)

’ウン十年来の気心知れた仲’ というのもクセモノで、黙っていても「ツー」と「カー」だと決め込んでいる節があった。母校に愛着があり、ある程度気の合う友人たちとつながっている・・・そういったベースの部分は、確かにそう変わらないのだろうが、一人一人がそれぞれの意思を持っていることも事実。

手間のかかることに「〇〇ちゃんも、やってくれるよ」とか、デリケートな問題に「それが、みんなの総意だと思うの」とか、発言していない人の分まで、無理矢理まとめてしまうのはどうなの?安易に代弁しない方がいい領域ってのも、あるんじゃないのかなぁ。

とまぁ、集いに至るまでのスッタモンダに疲れ果てただけじゃなく、発言力のある人が放つ場の空気に対して、私なりに感じる所があったんです。立場変われば、「あなただってそうよ。」と言われてしまうかもしれないけど、お互いになすり合いを続けている限り、状況は変わらないよね。。。

在籍していた最後の年には、現場でもいろいろあり、経過がどうあろうと、とにかく当日までたどり着けば!と、何とか保ち続けていたことに、陰りが見えていた。’どうもガタピシしてきたなぁ’って時は、やはり潮時なのだと思う。なんか飽和状態になってしまってるのね。

今の立ち位置は、本当に自分に適しているのか?長所がちゃんと活かされているか?短所が悪目立ちしていないか?適材適所という言葉があるけれど、フォーメーションでカバーできることも。

ドラマ『監獄のお姫さま』のおばさんチーム、面白かったな。 年代的には、キョンキョン(小泉今日子)みたく小粋なおばちゃんを目指したい所だが、キャラ的には、菅野美穂がナイスだった。 私も「財テク」と呼ばれたい。(←そこかよ!)

さて、学生時代のサークルから飛び出したじんちゃん。去年は、その中の友人を含め、折々にご縁のあった人たちとの出会いや、ささやかな交流がありました。少人数だからこそできた話もあり、それぞれの人たちの視点や、かけてくれた言葉が、興味深かったし、ありがたかったです。

ここ数年、自分が記したエッセイを時折振り返りながら、感じること-
今歩いている道は、未来へとつながっている。

さぁ今年も、LIVE行くで~
https://www.youtube.com/watch?v=6DZO-nceCzk
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じんちゃんの2017年

2017年01月10日 12時28分59秒 | 歳時記
魅惑の人妻、ついに49歳になりました。言動に責任のもてる一年に・・・と考えているのですが、どうなることやら~

つい先日、長年携わっていたものに、ひっそりと区切りをつけました。決断した時には、いろんな想いが去来したけれど、自分の気持ちに正直に生きる道をとりました。

救いだったのは、コツコツ積み重ねた足元の活動に関して、未来へつながりそうな、明るい希望がもてたこと。人とのつながりも永遠ではないので、’期間限定’の今を、仲間たちと楽しみたいと思います。

昨年はね・・・周囲の人たちの力を借りて、いろんな場所へ足を運べた1年でした。旅行、映画、LIVE、講演会、文学館。表面上は、例年とそう変わらんやんって感じですが、いやいやどうして、一つ一つの中身は、実に想い出深かったですヨ。

さて今年は、どんな1年になるのやら。こちらのページで文字にしたこと、意外と実現していたりするので、期待を込めて、訪れたい場所を書いてみますね~

  北海道へ行きたーい!! 

 昨年の夏、20年ぶりの飛行機に乗り、初めての北海道旅行へ。これが、なかなかの珍道中でございました。空港の手荷物検査で、夫のカメラバッグから、十徳ナイフが出て来まして。数年前の外出時、ポケットへ突っ込んだままスッカリ忘れていたらしく、当人もびっくりぽんや。「ちょっとこちらへ・・・」家族の記憶では、’新千歳空港で父ちゃんが連行されていった’ことに。

 それにしても、行きにはスルーしておきながら、何故帰りで引っ掛かる???「神戸空港だからだよ」 夫&息子のツッコミに、ほぇ~。実は少し前、新千歳では女性客が保安検査をすり抜け搭乗という騒ぎがあり、態勢が厳重になっていたようで。まぁ、それが当然の仕事ぶりなのでしょうけど。荷物と言えば、スーツケースの目印につけていた便器くんのストラップが、いつの間にか無くなってしまってションボリ。

母さん、僕のあのストラップ、どうしたんでせうね?
ええ、夏、神戸から新千歳へゆくみちで、
空港へ落としたあのストラップですよ。
ママぁ~ Do you remember the old strap you gave to me

 母がまだ元気だった頃、九州で開催の株主総会へ、二人足を伸ばしたんだよなぁ。そこへ至るまでの数カ月は、大変な日々だった。80近い齢で爆弾低気圧の煽りを喰らい、大腿骨頸部を骨折。手術というだけで物憂かったろうに、しばらくの入院生活、そうしてリハビリと、諸々の出来事を気丈に乗り越えた末の総会出席だった。それだけに、手に入れたささやかなマスコットにも愛着がね。しかし足のついた便器くん、一体どこへ歩いていってしまったのか。。。
   
 話は北海道に戻り、初日の夕方、子どもたちと乗った洞爺湖のアヒルボート。たかだか30分の湾内巡りで、じんちゃん怯えまくり。己の操舵と、子どもたちの回すペダルが噛み合わず、揺れる揺れる。横波受けて、転覆するかと思った。夜のロングラン花火大会(春から秋まで開催しているらしい)、湖面に映る水上花火は、幻想的で美しかったなぁ。扇形に広がるのね。
    
 洞爺湖には、また行きたい。本当は遊覧船に乗り、中島探訪をしたかったの。エゾシカがおるねん。それから、せめてお茶だけでも~と願いつつ、訪れられなかった『ザ・ウィンザーホテル洞爺リゾート』へも。2008年サミットの会場になっただけでなく、ガイドさん情報によると、ウッチャンが式を挙げた所でもあるそうで。ミーハーかよ。

 子どもたちには、アニメ『天体のメソッド』の聖地としてウケていたわ。地元がモデルになっているだけあり、現実世界でもちゃっかりコラボ。土産物屋に貼ってある観光ポスターには、洞爺湖の風景に溶け込むアニメのキャラクターが。「ねぇここ、私たちが通った場所じゃない?きっとそうよ。」ポスターを指さし、弾んだ声で語りかける娘。アニメの中に、実際の風景が織り込まれているのだから、そりゃあ現地に来れば楽しいよねぇ。聞いているこちらも、つい気分が盛り上がるのだった。

 さすが、マンガ・アニメフェスタを開催し続けている街は違うなぁ。洞爺湖温泉開湯100周年での企画が始まりらしいが、ヲタの熱い要望に応え、毎年6月に定例化。来場者数も、当初の3,000人から50,000人に膨れ上がった。ここまで来ると、立派なビジネスモデルである。日本の中心地じゃないんだよ。同じく道内の札幌からだって、バスで2時間半!(宿泊したホテルの送迎にはたまげた。トイレ休憩があるのだ。)だからこそ見つけた活路なのかもしれない。

 温泉街の地味な木彫りの店に、「洞爺湖」と入った木刀が置いてあるのを、夫がいち早く気付き、嬉しそうに子どもたちへ知らせていたのも付け加えておこう。この夏公開の映画は、どうなることやら・・・キャストの中に菅田将暉、いや長澤まさみ、いやいや佐藤二朗の名を見つけ、ちょっぴりトキメく。(小栗くんゴメンね~)ツボはそこかよ http://wwws.warnerbros.co.jp/gintama-film/
     
 2日目は、札幌までのバスツアー。前日観光した洞爺湖界隈を見下ろす絶景スポット!サイロ展望台から、京極町のふきだし公園へ。ここは、羊蹄山(ようていざん)の伏流水が湧き出す名水の郷として、結構な賑わいをみせていた。公園内には、湧水の給水口がいくつかあり、手持ちの容器へ自由に水を汲んで帰れる。「容器をお持ちでない方は、売店で購入することもできます。」とのガイドさんの言葉に、「タンクに数千円払ろてたら意味ないやん!」戻ってきた家族が、密かにツッコんでいたのが可笑しかった。これだから口さがない関西人は嫌われる。いや、実は名古屋人なのだが。

 仁木町のきのこ王国では、名物きのこ汁をいただいた後、売店の試食で味めぐりを楽しんだ。瓶詰めなめ茸の種類が、ごっつ豊富。息子と二人、吟味しまくった末 ①うに ②焼きにんにく ③玉ねぎ なめ茸を購入。しばらくの間、我が家のご飯の供となった。
   
 NHK朝の連続テレビ小説『マッサン』の舞台となった、ウィスキー工場へも行ったよ。ここは、半日くらいのんびりしたいと思える場所だった。見学+試飲+買い物で1時間前後は、やはりキツい。
   
 博物館内の有料試飲コーナーが、風情あるbar空間なのだけど(← 世界のウィスキーが楽しめる♪)、無料試飲コーナーのレベルも高かった。3種類の酒が、グラスに入った状態で各コーナーに並んでおり、水・氷・炭酸水で自由に割って、1杯ずつ飲める。オススメの飲み方も、表示してあるので安心です。

 置いてあったのは、竹鶴とスーパーニッカとアップルワインだったかな…じんちゃんは、すべてロックで味わった。意外だったのは、アップルワイン。とってもまろやかで、こんなに美味しく感じるとは!!「地元でも買えるよ。そんなに高くないし。」と夫が言う。日常では、埋もれてしまってたんだよねぇ。。。今更ながら、ここの見学で開眼した人、多いと思うわ。

 最後は小樽。娘と二人、硝子ショップを中心に見て回ったが、ここも時間が欲しかったなぁ。麗しい細工を眺めているだけで、ああ心満たされる。中でも切れの良い醤油差しには、グイグイ惹かれた。今使っているのが、よくよぼる所為もあり、機能的にしっかりしているのが理想なのだ。「まぁ素敵!」さらっと買える・・・サウイフモノニ ワタシハナリタイ

 のんびり運河を眺め、お寿司や海鮮ひつまぶしにも挑戦したかった。夕張メロンの食べ歩きも~。堺町通りの散策と言いながら、4分の1くらいしか回っとらん。おまけに帰宅後、石原裕次郎記念館に、『西部警察』で使用していた車が展示されているのを知り、ショック!!ガイドさんの車中の案内に、’裕次郎世代ちゃうし~’などと、そっけない態度をとっていた我が身が悔やまれる。記念館は老朽化の為、今年の8月いっぱいで閉館となるらしい。それまでに行かねば。つーか、裕ちゃんの第1の故郷 神戸へ移せばよいのに。ガゼール&スーパーZも込みでサ。

 札幌に到着した我々は、バスツアーに別れを告げホテルへ。小休憩の後、今度はタクシーで藻岩山(もいわやま)へ向かった。旅行社のサービス企画で、夜景鑑賞がついていたのだ。移動中はまだ、日が暮れておらず、街の様子が見えて面白かった。

 「うわぁ~何!?あのキラキラした丸ビルみたいなの」尺度の基準が、つい大阪になってしまうのが恐ろしい。「あれはホテルですねぇ。お客さんは、どちらから?」(一拍おいて) 「兵庫です~」家族全員苦笑。オラが町はマイナーリーグ故、胸を張れない所がツラい。

 「道内では、どこかへ行かれました?」 という遣り取りの中、小樽で寿司を食べられず残念だったことを話すと、ネタがいいので街中の回転ずしでも十分イケると教えてくれた。「あとは音楽ね。ロック、JAZZ、クラシック・・・ いろんな祭典があって、他県から来られるお客さんも多いんですよ。」運転手さんの言葉に、対抗心がムクムクと頭をもたげたのか、降車後 (ってトコが、ちっちぇーんだよ)「しかし、日本のJAZZ発祥の地は神戸なんだが」 と、またもや1名がツッコミ。’元祖’’本家’ 争いかい。つーか、君は・・・いやいや、何も言うまい 。

 ロープウェー&もーりすカーを乗り継いで展望台へ向かううち、日はとっぷりと暮れていた。「うわぁキレイ~~~ 今までのNo1よ!」瞬きが全然違うの。景色の広がり方もね。空気がよくて広大な北海道ならではといった感じかな。2015年、長崎・神戸と共に札幌が日本新三大夜景として認定されたそうだが、各々目にしているじんちゃんは、札幌 藻岩山を推す。
 
 そうして集客力も素晴らしいと思った。札幌駅から車で30分、公共交通機関では地下鉄+市電を使い最寄駅まで20数分、さらにバス5分というアクセス。すんなり立ち寄れる場所ではないのに、それでも驚くほど人が押し寄せていた。神戸の摩耶山掬星台(まやさんきくせいだい)は、じんちゃんお気に入りのスポットなのだが、地元民にさえ知られていない。家族連れが行く六甲山と、カップルが訪れるビーナスブリッジの間に、ひっそりと息づいている印象。山頂へ上がるケーブルカー&ロープウェーには、’極めてスムーズに乗ることができます’。それでいいのか!?行く末を憂うゾ。札幌みたいに、街をあげてといった協力体制が、もう少しあってもいいよね。

 夜景を堪能した後は、ススキノへ。チカチカ瞬く巨大ネオンと、交差点に佇む勧誘ギャルたちに、ひたすら圧倒される。新宿スワンかと思った。「お兄さん、お店寄ってってぇ~ 」「お金ないの。もっとありそうな人に声かけなよ。」「ありそうに見えるから、声かけてるんじゃない。」前にいたサラリーマンとおねぇちゃんの会話を己に置き換え、ニヤつく我が家の男ども。「すごーい!この前行った東京より東京らしいわ。」 娘が迷言を吐く。アナタの知っている夜の東京は、六本木と恵比寿だからねぇ。歌舞伎町を見たら、どんな反応をするかな?田舎者はラーメンすすって大人しく退散。情けない・・・でも楽しかった。(^^)

 最終日はホテル周辺を散策。1時間半くらいしかなかったが、観光スポットが比較的近くに寄っており、助かった。赤レンガの北海道庁旧本庁舎~時計台~市役所~テレビ塔を、駆け足で観光。’自転車が多いので注意して’と昨日の運転手さんに聞いていたのだが、大通りを猛スピードで走り抜ける車にビックリ。今時関西でも見んぞ。ご当地ナンバー、意外とイラチでいらっしゃるのね。派手にクラクションを鳴らし、余所モノ(同じ道内なのに)をオラオラ調で煽る車とか、大阪以上やなぁと。    
   
 締めは六花亭札幌本店。ホテル前にあり、何度も通過していたのに、入店していなくて・・・。立派なビルへ足を踏み入れると、思いの外広くて明るい店舗だった。ああ、ゆっくりお茶したかったわ。今度札幌を訪れたら、まずここへ来よう!!家族に好評のマルセイバターサンドとストロベリーチョコホワイトを購入し、つつがなく終了。

 北海道のお菓子も、コープのカタログで注文できるようになり、随分と身近な存在になった。数か月に1度だけれど、私たちには贅沢品なので、その位でちょうどいいかな。六花亭は夫のお気に入り、じんちゃんはロイズ。ここのフルーツバーチョコレートを、ウェッジウッドのカップ(亡き母が大切にしていた)に入れたコーヒーと共にいただくのが、至福の時なのよ。毎回首をなが~くして、子どもたちと、掲載されるのを待っています。モチ現地でも探して、お土産にしたよ。初見参の抹茶バーチョコレート、美味しかったわぁ。

 さて、来月はバレンタイン。じんちゃんは、ロイズのチョコをかじり、コーヒーを飲みながら、北海道旅行を思い出し、母を偲んでいることでしょう。
   
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