地福寺ブログ

地福寺は、宮崎県延岡市の山あいにある曹洞宗のお寺です。
永代供養のご相談も承ります。

3月23日の桜

2016-03-23 09:11:30 | 周囲の自然
東京あたりはもう開花宣言が出たというのに…。
南国宮崎はどうしちゃったんでしょう?

こちらはこんな塩梅です。




今年はちょっと遅いのでしょうか。
昼間は温かいを通り越して汗ばむくらいの陽気なのに、
特に昨日など、朝方はまだ肌寒いくらいです。

それでも、つぼみは徐々に開き始めています。




これなんか、今日のうちに開いちゃうんじゃないかな?


沢山のかたが地福寺の桜を楽しみにして下さっています。

「咲いたら電話してくださいね!」という方まで♪

今日から開花するまで、こんな写真を載せ続けますので、ご参考になさってください。

おてつだい

2016-03-23 09:01:29 | 日常のヒトコマ
春彼岸を迎えた20日は、晴天にめぐまれて、春本番という感じでした。
連休ともなれば、家族であちこちにオデカケするのでしょうが、
我が家はお寺ですから、逆に休みの日の方が忙しい…。

法要が終った翌21日は振り替え休日でした。
この日もお寺での法事がはいっておりましたので、
始まる前にその用意をしておりましたら、本堂の脇で息子がお手伝いをしてくれています!


「灰ならし」です。
お線香たての灰をきれいに整えています。
前日の法要で、沢山のお線香を立てましたので、その燃え残りも沢山あります。
それをひとつひとつ取り除き、表面をならすのです。


ありがとうねえ。

いつかお休みの日には、どっか連れていくからね。




…しかし「灰ならし」上手くなったもんだね。いつの間に?!

春彼岸

2016-03-20 18:54:48 | お寺の行事
本日、20日(日)は、当山の春季彼岸会法要でした。
17日もそうでしたが、とても穏やかで良い天気に恵まれました。


お寺の回りでは、沢山の花が咲き始めております。


スイセンもきれいですね~。




先日、お寺にお見えになった方から、
「桜が咲いたら電話して下さい。」と言われました。
趣味で写真を撮っておられる方でして、よく当山を撮影してくださいます。
とりあえず、20日現在の桜の状況は、こんな感じです。


あともう少し、かな。
葉桜になっている赤いのは寒比桜。これはもともと咲くのが早い種類ですね。

裏手の分校にあるソメイヨシノのつぼみをクローズアップしてみると…


パンパンに膨らんだつぼみと、ちょっとだけ見えるピンクの花びら。
楽しみですね~。

ちなみに、桜以外の花はこんなところです。
こちらはハナズオウ。


こちらはモモ。


暑さ寒さも彼岸まで、とはまさにこのことですね。
今日は一日、過ごしやすい天気でした。

法要のほうも、沢山の方がお見えになりました。
法要後の檀信徒総会でも、皆様のご協力でスムーズに議事進行できました。
いろいろなご意見をいただきながら、次回以降の改善点につなげていきたいと思います。

桜は、あと一息ですね。楽しみです♪

彼岸の入り

2016-03-17 21:08:40 | 永代供養
3月17日、彼岸入りです。
これ以上ないような青空の一日でした。



毎年、彼岸の入りの日には、永代供養墓「安穏の塔」のご供養を致します。
何組かの利用者がご一緒される中、師匠と母、それから私でお勤め致しました。



それにしても今日はいい天気。風もなく穏やかです。
暑さ寒さも彼岸まで、とはよく言ったものですね。

20日(日)はいよいよお彼岸の中日です。今年は21日の振り替え休日と合わせて三連休なんですね。
行楽に出かけるのもよいですが、お墓参りもお忘れにならないようお願いいたします。



当山の春彼岸会は、20日(日)に厳修致します。
午前9時受付、10時開式です。
例年通り、その後で檀信徒総会が行われます。
こちらも合わせてご参集ください。

梅花流詠讃歌 師範会

2016-03-11 22:42:20 | 日常のヒトコマ
私どもの宗派は「曹洞宗(そうとうしゅう)」です。

曹洞宗には、梅花流詠讃歌という宗教音楽があります。
まだカケダシですが…、副住職もお唱えをします。

副住職は、その詠讃歌を指導する僧侶の集まり「師範会」に入っておりまして、
月に一度、集まって練習を行います。
今月は、宮崎県で唯一、離島にある曹洞宗寺院「福聚寺」さまでの練習でした。

フェリーや高速船など定期便もありますが、
人数が集まりましたので海上タクシーと呼ばれる小さな船で渡ります。
乗ってる時間はものの5分ほどでしょうか。あっという間です。
…ただし、天候が悪い日などは、揺れるは遅いはで大変だそうです。


なかなか来ることがありませんから、半分は観光です!
私も含めて、初めて来たと言う和尚さんもけっこういらっしゃいました。


本堂から見た風景。
まさにお寺の目の前に港が広がっていることが分かります。
港の向こうは九州本土。


このあと、練習に入る前に、今日で丸五年を迎える東日本大震災物故者供養を厳修させていただきました。
あの日は、日本全国に大津波警報が発令されましたから、ここも不安だったことでしょう。

今日、練習した曲「追善供養御和讃(ついぜんくようごわさん)」。
その4番の歌詞。

供う花々映えわたり
まごころ明けき御灯明と
まいらす香につつまれて
御霊よ永久に安らわん


本日は、全国各地で、震災によってお亡くなりになった方々の供養が行われました。

沢山の花が供えられたことでしょう。
沢山の御灯明が灯されたことでしょう。
沢山のお香が焚かれたことでしょう。

どうか、亡くなった方の御霊が、安らかでありますように。

…ここ宮崎からもご祈念いたします。