地福寺ブログ

地福寺は、宮崎県延岡市の山あいにある曹洞宗のお寺です。
永代供養のご相談も承ります。

秋のお彼岸

2013-09-13 21:51:33 | 周囲の自然
9月も半ばにさしかかり、秋の気配が漂いはじめました。
お寺の周囲には、ヒガンバナが。


不思議ですねえ。土の中にカレンダーがあるでもなし、
間違えずにしっかりとお彼岸の時期に顔を出してくれます。


今年は、白いほうが早いようです。
それとも、毎年そうなのかな?
沢山顔を出す赤いヒガンバナは、まだ花が開いていません。



秋のお彼岸。
中日(ちゅうにち)である23日「秋分の日」は、
『先祖を敬い、亡くなった人々をしのぶ日』です。(「国民の祝日に関する法律」に書いてあります)
きっと、ずっとずーっと昔から、ヒガンバナは秋のこの時期に顔を出していたのでしょう。
その時々で、私たちの先祖が、さまざまな思いを込めて愛でたであろうヒガンバナ。

当山では、今年も咲きはじめました。
皆さんの地域ではいかがですか?

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3 コメント

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質問です (トトロのとなり)
2013-09-17 23:18:19
墓についてかねて疑問があります。どこの墓地にもある戦死者のトンガリ墓石。私はあれは官給品とばかり思ってましたが、中には自己負担だった、という人もいます。ネット上には意外とその情報が欠落しています。私の親類縁者もそれを知る世代は死んでしまったし、意外とわからないもんです。もしご存知でしたら・・・
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むう、官給品ですか。 (副住職)
2013-09-19 21:01:40
官給品ですか。
私は不勉強で、よく知りませんが、確かに国に殉じた方々へ、お墓まで国が負担していたというのは、うなずける話です。
だからこそ、全国統一デザインだったのでしょうし。
戦死者は皆、戒名が院号(●●院・・・・居士)であるのも、その一環ではないかという気がします。

ちょっと調べてみます。しばしお待ちください。


以下、これは私の想像ですが…、
当初は、戦死者は葬儀から位牌からお墓まで、国が責任をもって・・・という仕組みだったものの、
戦況悪化に伴い、その約束が徐々に反故になっていって、個人でお墓を立てた人もいた…というところではないでしょうか?
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私も想像 (トトロのとなり)
2013-09-19 22:45:55
私の家の墓地にもたくさん戦死者墓石があるのですが、我家の昭和13年に死んだ叔父のは立派な御影石です。ところが、周りの墓は戦争末期の戦死が多く、安山岩の安っぽい石です。だから私は住職のように戦死者急増で質を低下させた、と想像してます。どういうわけかネットで調べてもあまり参考になる資料はありません。ある石材店主は国家支給品だから個人のものではなく、寄墓にするときに廃棄するのはもってのほか、なんて言ってます。石材店は戦後も10年くらいは戦死者墓石でメシを食えたらしいですよ。妻の実家では近々寄墓をするんですが、戦死墓石を廃棄する予定です。だって狭い墓地でジャマなんです。
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