お彼岸からこちら、またブログを更新していないことに気付きました。
ゴメンナサイ…。
お寺では、秋のお彼岸を過ぎますとちょっと余裕ができると言いますか、
お盆からずっと駆け足だった雰囲気がようやく一段落します。
毎度のことながら、お寺らしくない記事ですがご容赦ください。m(__)m
子どもが通う学校の、PTAが主催する「視察研修」なるものが行われるのもこの時期です。
これは私たち親を対象に、保護者の見聞を広める目的で行われるもので、
近隣の学校や企業、観光地等をめぐり、家庭での教育に役立てようとするものです。
10月14日、秋晴れのもと、お隣大分県の臼杵市へ行ってきました。
延岡市が用意したマイクロバスで出発です。いい天気だな~。
東九州道が大分道とつながりましたので、とても便利になりました。
片道約1時間で臼杵に着きます。
まずは、臼杵の観光地・国宝「臼杵石仏」へ。
崖に掘られた仏様。いくつかの場所に分かれてあります。
成長に合わせて顔が変わってゆくように、人生のさまざまな場面が象徴されているそうです。
今回、ボランティアガイドをお願いしました。解説を聞きながら歩いていきます。
私は初めて訪問しましたが、ガイドをお願いしたのは正解でした。
これから行ってみようという方、ぜひガイドつきで回って下さい。オススメです。
入場券販売所にボランティアガイドの窓口があります。
臼杵石仏の跡は、臼杵市中心部へ。
途中でバスを降り、歴史の道を散策します。
臼杵は第二次大戦の際に空襲を受けずにすみましたので、古い街並みがそのまま残っています。
ここでもボランティアガイドをお願いしました。ただ見て回るだけとは違いとても勉強になります。
こちらは「龍原寺」さん。浄土宗?のお寺です。
西南戦争の時は、薩摩軍側の最前線になりました。
表の道路を挟んで反対側にあるお寺が新政府軍の拠点だったとか。
大声だせば会話が出来るくらいの距離でニラみ合ったそうです。まさに最前線ですね。
ここの三重塔は江戸時代のもので、県指定の有形文化財です。
よく見ると、オニさんが屋根を支えています。四隅にありますが、それぞれ顔もポーズも違います。
なかなかユーモラスですねぇ。
テクテクと歩きます。この日は良い天気に恵まれました。10月なんですが暑い位です。
いわゆる「長屋」のように隣と接した家が並んでいます。
懐かしい街並みですが、消防隊泣かせの町でもあるようで…ナルホド。
このへんを「二王座歴史の道」と言います。
ここは休憩所になっていますが、もとはお寺「真光寺」だった建物です。
諸事情がありまして(笑)、ご住職が居なくなってしまい今は建物だけが残っています。
各部屋・本堂には何もありません。これが本当のガランドウです。
※その事情は、ググってみるか、現地のガイドさんに聞いて下さい。
しかし、ここから見る街並みはとても素敵です。
本堂前のこの部屋、お寺で一番良い部屋のようです。客殿でしょうか?
今はこうして観光客が休憩する場所になっています。
どこかで見た景色…と持ったら、大分麦焼酎「二階堂」のテレビCMに使われたそうです。
あの懐かしい風景のシリーズ、大好きです。
散策ののちに昼食。こちらで頂きました。ここも懐かしい雰囲気満点のお店です。
昼食後、しばしの自由行動…。
この建物、実は臼杵市立図書館(!)です。
ただし、正面の和風2階建ての建物は子ども向け。右手に見えるコンクリートの建物が図書館本館です。
こちらが内部。床暖房も整備されていて、子どもたちが寝っころがって本が読めるのだとか。
いいな~。ウラヤマシイ!
午後にはしょうゆ工場を見学しました。
臼杵は酒蔵とともに醤油や味噌の工場もあります。
フンドーキンやフジジンなどの醤油メーカーが古くからある、「醸造の町」なのです。
これは「世界最大の木樽」です。
ステンレスの樽よりも、やはり木の樽のほうが味が良いそうです。
ちなみに、樽の下のほうからは、ちょっとずつ醤油が漏れています。
木ですからしみ出てくるのは仕方がないのだとか。
舐めると確かに醤油でした(笑)。
普段住む町から、車でわずか1時間。あまり観光で行く機会がなかった臼杵市でしたが、
魅力が沢山の町でした。次はぜひ子どもも連れて来たい、と言ってくださる保護者の方もいらっしゃいました。
そうやって、子供たちが見聞を広めるきっかけになってくれるといいなと思います。
ゴメンナサイ…。
お寺では、秋のお彼岸を過ぎますとちょっと余裕ができると言いますか、
お盆からずっと駆け足だった雰囲気がようやく一段落します。
毎度のことながら、お寺らしくない記事ですがご容赦ください。m(__)m
子どもが通う学校の、PTAが主催する「視察研修」なるものが行われるのもこの時期です。
これは私たち親を対象に、保護者の見聞を広める目的で行われるもので、
近隣の学校や企業、観光地等をめぐり、家庭での教育に役立てようとするものです。
10月14日、秋晴れのもと、お隣大分県の臼杵市へ行ってきました。
延岡市が用意したマイクロバスで出発です。いい天気だな~。
東九州道が大分道とつながりましたので、とても便利になりました。
片道約1時間で臼杵に着きます。
まずは、臼杵の観光地・国宝「臼杵石仏」へ。
崖に掘られた仏様。いくつかの場所に分かれてあります。
成長に合わせて顔が変わってゆくように、人生のさまざまな場面が象徴されているそうです。
今回、ボランティアガイドをお願いしました。解説を聞きながら歩いていきます。
私は初めて訪問しましたが、ガイドをお願いしたのは正解でした。
これから行ってみようという方、ぜひガイドつきで回って下さい。オススメです。
入場券販売所にボランティアガイドの窓口があります。
臼杵石仏の跡は、臼杵市中心部へ。
途中でバスを降り、歴史の道を散策します。
臼杵は第二次大戦の際に空襲を受けずにすみましたので、古い街並みがそのまま残っています。
ここでもボランティアガイドをお願いしました。ただ見て回るだけとは違いとても勉強になります。
こちらは「龍原寺」さん。浄土宗?のお寺です。
西南戦争の時は、薩摩軍側の最前線になりました。
表の道路を挟んで反対側にあるお寺が新政府軍の拠点だったとか。
大声だせば会話が出来るくらいの距離でニラみ合ったそうです。まさに最前線ですね。
ここの三重塔は江戸時代のもので、県指定の有形文化財です。
よく見ると、オニさんが屋根を支えています。四隅にありますが、それぞれ顔もポーズも違います。
なかなかユーモラスですねぇ。
テクテクと歩きます。この日は良い天気に恵まれました。10月なんですが暑い位です。
いわゆる「長屋」のように隣と接した家が並んでいます。
懐かしい街並みですが、消防隊泣かせの町でもあるようで…ナルホド。
このへんを「二王座歴史の道」と言います。
ここは休憩所になっていますが、もとはお寺「真光寺」だった建物です。
諸事情がありまして(笑)、ご住職が居なくなってしまい今は建物だけが残っています。
各部屋・本堂には何もありません。これが本当のガランドウです。
※その事情は、ググってみるか、現地のガイドさんに聞いて下さい。
しかし、ここから見る街並みはとても素敵です。
本堂前のこの部屋、お寺で一番良い部屋のようです。客殿でしょうか?
今はこうして観光客が休憩する場所になっています。
どこかで見た景色…と持ったら、大分麦焼酎「二階堂」のテレビCMに使われたそうです。
あの懐かしい風景のシリーズ、大好きです。
散策ののちに昼食。こちらで頂きました。ここも懐かしい雰囲気満点のお店です。
昼食後、しばしの自由行動…。
この建物、実は臼杵市立図書館(!)です。
ただし、正面の和風2階建ての建物は子ども向け。右手に見えるコンクリートの建物が図書館本館です。
こちらが内部。床暖房も整備されていて、子どもたちが寝っころがって本が読めるのだとか。
いいな~。ウラヤマシイ!
午後にはしょうゆ工場を見学しました。
臼杵は酒蔵とともに醤油や味噌の工場もあります。
フンドーキンやフジジンなどの醤油メーカーが古くからある、「醸造の町」なのです。
これは「世界最大の木樽」です。
ステンレスの樽よりも、やはり木の樽のほうが味が良いそうです。
ちなみに、樽の下のほうからは、ちょっとずつ醤油が漏れています。
木ですからしみ出てくるのは仕方がないのだとか。
舐めると確かに醤油でした(笑)。
普段住む町から、車でわずか1時間。あまり観光で行く機会がなかった臼杵市でしたが、
魅力が沢山の町でした。次はぜひ子どもも連れて来たい、と言ってくださる保護者の方もいらっしゃいました。
そうやって、子供たちが見聞を広めるきっかけになってくれるといいなと思います。
今回の日帰り旅行は、学校のPTAが主催する「視察研修」の一環でした。
通過したことしかない私にとって初めての臼杵観光です。
PTA主催といいますのは、保護者の見聞を広め、
家庭での教育に資するのが目的…と書くとお堅いですが、まあ、親同士の交流(大人の遠足?)という面も強いでしょうか(笑)。
目玉のひとつ「醤油工場見学」が、
生産ライン整備中で外観だけの見学になってしまったのが残念でした。
お寺は、この地域には曹洞宗のお寺は全く無いのですが、他宗のお寺を拝見する良い機会でした。