ジージのドイツ散歩

散歩中に見た物を写真に撮って、記事にしています。

ハンブルク 四季の移り変わり 春編

2012-11-15 | ハンブルクの散歩

                    ここ、ハンブルクはもう初冬の様相を呈しています。
                    買い物に行く途中、ヒイラギのような常緑樹もありますが、
                    葉がすっかり落ちて、丸裸になっている木もありますね。
                    寒いけれども、吸い込む空気は新鮮さを感じさせます。
                    今日、15日の朝は0℃、昼は多少暖かかったのですが、
                    それでも7℃。
                    明日の予報は、朝がマイナス1℃、昼はプラス2℃だそうです。
                    ギョ、ギョ、ギョ、
                    今年は、まだ雪は降っていませんが、年により、
                    10月に降ることもあるし、
                    11月に入れば、いつ降ってもおかしくありません。

     さて、前回は冬でしたので、今回は春ですね 
     春になると顔を出し、いい声を聞かせてくれるクロウタドリです。
     このサイトでクロウタドリの歌を聞こうとすると問題があるようなので、
     歌声だけを聞きたい方は、クロウタドリ2へどうぞ。

     

          この鳥はハンブルク港の裏にある公園で見かけました。
          人間が近づくと、ほとんどの鳥は飛んで逃げます。
          中にはハトのように歩いて逃げ、危険を感じると飛ぶような
          鳥もいますが、このクロウタドリは、両足でチョンチョンと
          ジャンプして逃げるのです。
          あれを見ると、この鳥はひょっとすると人間を小バカに
          しているのではないか、という気になるんですよね。
          でも鳴き声はすばらしいです

     

               2月はまだ冬ですが、木々、草花は少しずつ春への準備を始めます。
               これは花ではありません。
               何という名前の木かわかりませんが、新芽です。

     春になると、まず花を咲かせるのが、このクロッカスですね。
     家からスーパーへの道筋に咲いていました。

     

          春は、スーパーへの道、いたるところで花の競演が見られ、
          ただスーパーへ買い物に行くだけなのに、
          幸せな気持ちになります

               これも春先には、見てくれ、と言わんばかりに咲く
               カイドウです。

     

     クロッカスが終わる頃には、もちろんこの花

     

     今日、ここに掲載している写真は、家の近くか、
     いつもの買い物道で撮りました。

     レンギョウです。

     

          この花が咲き始めると、ああ、そろそろ復活祭だな、
          と気付かされます。写真を撮った日はいい天気でしたが、
          この花が咲く3月末~4月半ばには天候が実に不安定で、
          セーターが要らないくらい暖かい翌日に、また厚手のヤッケを
          必要としたり、たまに雪が降ったりすることさえあります。

               そして八重桜。

     

               マンションの中庭に、この八重桜の大木が立っています。
               葉っぱの部分を見ていると、桜餅を食べたくなりますね
               いつだったかスカイプで日本の知人とチャットしていた時、
               桜餅をハンブルクで食べられない、と書いたら、
               この写真をいやみに送ってきました。
               おそらくネットからのパクリでしょう。

     

     和菓子はいいですね。僕はケーキよりもずっと好きです

     五月の半ばになると、重そうに花をつける藤です。

     

          僕が住んでいるところから1駅郊外よりに、
          大きなショッピングセンターと、安くて品揃えが多い、
          トルコ人の八百屋があります。
          そしてそのショッピングセンター近くで、
          この藤棚を見つけたのです
          それは去年の5月でしたが、南ドイツで何度か
          見た事はあっても、北ドイツではそれまで
          見たことがなかったので、感激でした。
          残念ながらその時は携帯しかもっていなかったし、
          その後時間が取れず、今年の5月に愛用デジカメを
          持っていって撮りました。
          そして藤棚は二ヶ所あることにも気付いたのですが、
          今、その辺一帯は大工事の真っ最中
          どうか藤棚が撤去されませんように
         
               さて、次回は“夏”ですね。
               ハンブルクの夏は、年によって短かったり、
               遅く、あるいは早く来たりしますし、
               それは秋への前奏曲と言えるかもしれません。
               長い前奏曲だといいな~~

                    では次回まで  

ハンブルク 四季の移り変わり 冬編

2012-11-14 | ハンブルクの散歩

                    前回ベルギーのビールの話を記事にしたので、
                    今回はドイツビールの話にしようかと思ったのですが、
                    書きたいことが多すぎるため、もう少し整理してからにします。

     ハンブルクの四季。
     長い秋も終わり、そろそろ暗くて寒い、
     北ドイツの冬がやってきます。
     北ドイツの建物はがっしりしていますので、
     室内気温は外気温にさほど影響を受けません。
     暑い夏、汗でビチョビチョになって帰ってきても、
     家の中は涼しいし、冬、凍えるような寒さでも、
     家の中は暖かいのです。
     建物の外壁がしっかりしているから
     そのような現象が起こるわけです。

          建物全体が温まるまで、室内気温は低いし、
          また建物全体が冷えるまで、室内は暖かいのです。
          夏など、窓を閉めておくと適当な気温なのに、
          窓を開けると、外から熱風が吹き込んでくることもあります。
          逆説的に言うと、建物全体が温められてしまうと、
          部屋の中にいたら暑くでたまらないでしょうし、
          建物全体が冷えてしまえば、部屋の中も冷えてしまいます。
          まあ、窓は最低二重窓で、外気を通さないし、
          マンションは機密性が高いので、ヒーターを入れれば、
          家の中は暖かいですね。
          料理にガスを使うマンションは少なくて、
          ほとんど電気による調理器具ですから
          換気にはそれほど気を使わなくても済みます。

               ハンブルクの天気は悪くても、大量の雪が降ることは
               珍しいのですが、一度雪が降ると、しばらく残っています。
               ずっと融けないでいてくれると白くてきれいなのですが、
               融け始めると歩きづらいし、うれしくないですね。

     

     これは家の近所、スーパーに行く途中です。
     12月の冬至が終わるまでは、1日ごとに日が短く
     なるので、気はなんとなく重いですが、冬至を過ぎると
     まだ寒いのに、なんとなくウキウキしてくるのは僕だけでしょうか。

          ここ何年か、アルスター湖は凍っても、氷上で遊べる
          ほどにはなりませんでした。
          ハンブルク市は冬になるとアルスター湖の氷を測定して、
          氷の厚さが十分になると、それを発表します。
          もちろん寒いですが、氷上に焼きソーセージの屋台や、
          グリューワインと呼ばれる温かいワインのスタンドなどが
          立ち並び、スケートをする人も出てきます。

     

               冬のアルスター湖と市庁舎です。今年の2月に撮りました。
               あまり寒くなって欲しくないですが、でもアルスター湖の上で
               ソーセージを食べたり、散歩したりしたいですね。

     よく日本で冬将軍到来、と言いますが、
     ハンブルクの冬将軍はシベリア寒波です。
     ナチスドイツ、そしてナポレオンを打ち破ったシベリア寒波。
     いったんこの寒波が来ると、日中最高気温がマイナス20℃を下回ることもあります。
     目を瞬こうとすると、上瞼と下瞼がつきそうになりますから。
     今年の冬は将軍ではなくて、手下だけだといいな。

     

          アルスター湖が凍ってしまうと、ウミネコやカモメも困ります(笑)

          これは余談ですが、僕がドイツに来た2年目の冬、
          暮れの29日夜から雪が降り始め、大晦日になって、
          やっと降り止みました。膝まで来る高さの積雪があったのですが、
          正月、2月とまた大雪が降り、12月に降った雪が、
          3月まで根雪として残ったのです。それはハンブルクとして、
          ここ100年はなかった記録的な大雪でした。

               その話に続きがあって、僕たちと付き合いのあったF夫婦が、
               スキー休暇をするつもりになって、スイスにいたのですが、
               その大雪は北ヨーロッパだけ、中央、南ヨーロッパは暖冬
               だったのです
               そして奥さんが僕に電話をかけてきて、
               「そっちはどう?こっちは暖かくて芝だらけよ
               雪なんかまるでないわ」
               と言ったので、僕が
               「こっちは大雪だよ~ ○○さんのカブトムシは
               雪の山になっているから」
               その夫婦は当時フォルクスワーゲンのカブトムシを
               持っていて、いつも路上駐車だったのです。

     F夫婦は結局スイスで全くスキーをできず、
     ハンブルクに戻ってきて、自分たちのカブトムシを
     掘り起こすことから始めなければなりませんでした(大笑)

     

          家の近くの運河で撮ったマガモです。
          今年の2月に撮りました。
          (影の声:脂がのっていて、おいしそうだな)

               四季の移り変わりを書くつもりだったのですが、
               結局今日は冬だけで終わりそうです。
               次回は“春”ですので、もう少し温かみのある
               写真を載せますね

               最後に、ハンブルク市庁舎の、クリスマス飾りつけです。
               
     

                    では次回をお楽しみに  

ジョーク?冗談?

2012-11-13 | ジョーク 冗談 笑い話

                    日本人の冗談は、語呂合わせが多いのではないでしょうか。
                    ヨーロッパ人の冗談、ジョークと書きましょう。
                    ジョークには語呂合わせが少なく、インテリの人たちは、
                    みんなに笑ってもらう為、自分で作ります。
                    ですから僕の自作ジョークはありません

     僕の日本の知人が、冗談で笑える状態にするためには
     1)まず いい冗談を面白く話せる人、
     2)そしてそれをすぐ理解して笑える人、
     3)それから理解できない人が必要だ、と言っていました。
     ボケと突っ込みですね、僕もそう思います。

          ヨーロッパでは、国勢のあまり強くない国ほど
          笑の対象にされます。ベルギーがそうですね。
          そして時に、国王もジョークの対象になります 

               ベルギーでは、ベルギー人は会社の重要なポジションに就けず、
               多くの場合、オランダ人が重要なポストを占めています。
               それを憂いたベルギー国王が、ある時、ある会社を訪問しました。
               国王:「この会社で、ベルギー人は平ばかりじゃないか。
               できたらもっといい地位を彼等に与えて欲しい」
               課長:「国王、そうおっしゃられても、こいつらはみんな
               バカで、怠け者で、使い物にならないのです」
               国王:「それは信じられないな」
               課長:「では証拠を見せましょう。おい、そこのお前、ちょっと来い」
               平社員:「はい、課長、何でしょうか?」
               課長:「お前は俺の家に行って、俺がそこにいるか見て来い」
               平社員:「はい、わかりました」

               そう言って、その平社員は昼前に会社を出たのに、
               終業寸前になって戻ってくると、酒臭い息で言った。
               平社員:「課長、課長はご自宅にいらっしゃいませんでした」
               課長:「国王、おわかりになったと思いますが」
               国王:「よくわかった、あいつはバカだ。私だったら電話をするのに」

               *もちろんオランダ人がこのジョークを作ったのですが…


               
               ブロンシェと呼ばれるベルギーの白ビールです。

     ドイツにはビール醸造法があり、ここ数年来多少規則は
     緩やかになりましたが、基本的には、ビールを醸造するのに麦芽、
     水、そしてホップしか使えません。
     それでもドイツにはかなりの種類のビールがあります。
     しかしベルギーでは、ビールの中に何を入れてもかまいません。
     イチゴビールとかさくらんぼビール、レモンビールなどさまざまです。
     ですから、ベルギービールの種類は数え切れないほどですね。
     おそらく400種類は超えているのではないでしょうか。
     そして驚くことに、それぞのビールにはそれ専用のグラスがあるのです。

          僕はベルギーでも何度か仕事をしています。
          以前の仕事仲間は、僕がビール好きだと知っているので、
          初めて僕がベルギーに行った時、ビール専門のバーに
          連れて行かれたのですが、6ページ、ただビールだけの
          メニューというか、一覧表が出てきたのです。

               僕は何が何だかさっぱりわからず、
               最初から試していけばいい、そんな気持ちで
               オーダーしたら、5杯目でダウン 
               翌日はほとんど仕事になりませんでした 
               それ以来、少しずつベルギービールの情報を集め始めました。

               
 
     一見当たり前のビール風、
     でも飲みやすくてアルコール度数の高い、危険ビール。
     限度を決めて飲めば、おいしいです。

     同じオランダ人が作ったジョークです。

     列車の中でオランダ人とベルギー人が向かい合わせに座っていました。
     やがてオランダ人はオレンジを食べ始め、ティッシュを広げて、
     その上にタネを載せたのです。
     それを見ていたベルギー人は、失礼だと思ったけれども、
     好奇心が勝って、オランダ人に聞きました。
     ベルギー人:「失礼ですが、なぜあなたはオレンジのタネを、
            ティッシュの上に載せているのですか?」
     それを聞いたオランダ人はしかとして答えました。
     オランダ人:「オレンジのタネには頭をよくする成分が入っているので、
           あとで食べるために残してあるんですよ」
     ベルギー人はしばらく考えるような顔をしていたが、
     やがて思い切ったように言いました。
     ベルギー人:「そのタネを売っていただけませんか?」
     オランダ人はそう聞いて驚いたが、また しかとして言った。
     オランダ人:「いいですよ、4つで1ユーロでどうですか?」
     ベルギー人:「わかりました、商談成立ですね」
     そしてベルギー人は1ユーロをオランダ人に支払い、
     1つ1つゆっくり噛んで食べたのです。
     オレンジのタネがなくなって、しばらくするとオランダ人が言った。
     オランダ人:「どうですか、効いてきたでしょう」
     ベルギー人:「効いた、効いた。1ユーロあれば、
            スーパーでオレンジ3個は買える!」

          人それぞれ感じ方が違うので、笑えないジョークかも
          しれませんが、まあ、ベルギーの紹介だと思ってください。
          ベルギー人のために:
          僕は何人もベルギー人を知っていますが、
          皆さん愉快でいい人たちです。

               そしてこれは本気の話です。

               ドイツでは、市内から郊外に出ると、速度制限は100キロです。
               これはヨーロッパ中ほとんど同じで、○○市外の標識を見ると
               みんなアクセルを踏むのですが、ベルギーとルクセンブルクには
               自分の走っている車線と対抗車線の間にもう1本車線があって、
               何かというと、双方どちらが使ってもいいことになっている
               追い越し車線なんですよね。
               怖いな、と思ってベルギー人に聞いたら、
               「ブレーキを踏んだら負け 」 だそうです 

               

     なんと、パトラッシュビールです 
     このビールは、僕が頻繁にベルギーで仕事をしていた時には
     ありませんでした。
     “フランダースの犬”の影響ですが、最近はアントワープの
     大聖堂の前にも、ルーベンス美術館の前にも、
     ネロとパトラッシュの像が建ったとか

          個人的な好みですが、僕はルーベンスの絵が好きです。
          ルーベンスは宗教的な絵を多く描いているのですが、
          その中に何か潜まれているものがあるような気がしてなりません。
          彼の絵には多くの天使、子供、ライオン、ワニが描かれていて、
          それに何か特別な意味があるように思えるのです。
          まあ、それはいつかまた書くことにしましょう。

           ←クリックしてください。アントワープ大聖堂にある、
          聖母マリア被昇天の絵です。

           やはりアントワープ大聖堂にある
          十字架にかけられるキリストです。

          St.Petersburg にある猫宮殿、エルミタージュ美術館にも
          ルーベンスの絵がかかっています。

           ←クリックしてください。

                    それでは次回まで  

またまた食べ物 ドイツ vs 日本

2012-11-12 | 食べ物、飲み物

うれしいことに、クリスマスのイルミネーションなどを
記事にしてもらえないか、とリクエストをいただきました。
ありがとうございます。
僕はキリスト教徒ではありませんが、ドイツに35年も
住んでいると、キリスト教の行事もわかってきます。

今年は12月2日が第1アドベントなので、
そのための飾りやサンタチョコはすでに売られていますが、
クリスマスマーケット、イルミネーションの用意は
もう少し先になります。
12月になりましたら写真を撮りに行きますので、
少々お待ちください。何しろ丑年でのんびりですから

老人性ボケ症なのか、集中力が足りないのか、
ブログをアップしたあと を飲んでいたら、
マトン、ハム、ソーセージについて、
全く書かなかったことに気付きました。
ドイツの食べ物はハムとソーセージ抜きには語れませんが、
まずマトンから始めます。

ドイツには宗教上豚肉を食べない外国人も住んでいます。
トルコ人もその一つで、トルコのデナーという食べ物も
今ではすっかり定着して、町中のいたるところで
デナー立ち食いスタンドを見ることが出来ます。

ギリシャにもギロスというデナーと同じ料理がありますが、
ギロス立ち食いスタンドはないため、ギロスを食べたい方は、
ギリシャレストランに行かなければなりません。

デナーは、現在では電気で回る鉄の棒に羊の肉を
刺すように積み重ね、その周りから火であぶり、
焼けた部分から削ぎとって、それをトルコ風、
あるいはギリシャ風のパンに挟んで、
野菜やニンニクソースをかけて食べます。
日本ではギロピタと呼ばれて だいぶ普及したようですね。

これは肉の話と関係ありませんが、
僕のマンションの建物はカタカナの“コ”の形をしていて、
中庭があります。
天気がよかったし、中庭の木の黄色い葉が
きれいだったので、それを撮ったのですが、
あまり上手に撮れませんでした。
それと似たようなアングルで撮った写真があったので、
どうぞ比較なさってください。


本日撮影



去年の4月撮影


時の流れを感じますね。
今日、この2枚の写真を30分ほど見続けていました。

最近デナー立ち食いスタンドに押され気味ですが、
ドイツのいたる所にソーセージ立ち食いスタンドがあります。
ソーセージの種類はかなり多く、ドイツ各地に
その地区独自のレシピで作られたソーセージがあり、
スーパーでもいろいろな種類を売っていて
選ぶことができます。
しかし立ち食いスタンドでは2~3種類しか選べません。
付け合せには、フライドポテトやジャガイモのサラダです。

気候がよくなると、野外でのバーベキューが
始まります。
ドイツにはいたるところにバーベキューの
許可されている公園があって、
天気のいい週末にはバーベキューの風景が
あちこちで見られます。

その際に、ソーセージは主役的存在ですね。
でもトルコ人は豚肉を食べません。
最近の傾向で、鶏肉ソーセージも、七面鳥肉ソーセージも
ありますが、あまりおいしくないですね。

ではトルコ人はバーベキューで何を焼くかというと、
なんとマトンの半身を丸太のようなものに刺して
焼くのです。おそらく皆さんは信用しないでしょうが、
これは事実です。実に豪快ですね。
もちろん大勢でなければ食べ切れません。

僕が住んでいるマンションビルの裏に、
大きなマンションビルがあって、今年の夏、
その庭でマトン半身焼きを見ました。
招待してくれないかな~と思って見ていたのですが、
残念ながら声はかかりませんでした。

ドイツのハムは種類が多くておいしいですね。
最近の低脂肪志向のせいで、鶏肉、七面鳥肉の
ハムもありますが、おいしくありません。
ハムはブタに限る
パック入りハムしか売っていないスーパーもありますが、
客の注文に応じて切ってくれるスーパーもあります。

チーズにもいろいろな種類があって、スライスされて
パックになっていたり、塊のままパックされていたりします。
チーズ専門店もあって、そこではスライスしてもらうことも、
また自分の欲しい分量の塊で注文することもできます。
カマンベールチーズも、直径5~60cmの大きさで、
そこから好きな分量を買えます。

カマンベールは、フランスのジェラモンが有名ですが、
チーズ専門店でジェラモンを切ってもらうと、その味の
違いに驚きます。
パルメジャーノ、日本ではパルメザンチーズと言いますね、
あのチーズも、古い熟成されたものを塊で買って、
イタリアの赤ワインを飲みながら、つまみで食べると、
幸せな気持ちになります。

実際に見たときには“きれいだ”と感じても、
写真にしたら失望することが多いですね。
やっぱり素人だよな~


マンションの裏にある広場です。


今日もジージのブログを訪問いただき、
ありがとうございました。
どうぞお気軽にコメントください。
では次回まで  


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続 食べ物 ドイツ vs 日本

2012-11-11 | 食べ物、飲み物

                    ドイツと日本での肉とチーズの比較です。
                    繊細さ、そして消費者に使いやすくしている、
                    という点では日本に軍配が上がります。

     牛肉では、霜降り肉なぞドイツにないし、
     またしゃぶしゃぶやすき焼きに使えるような
     薄切りの肉はありません。
     ステーキ用で1人前パックになっている事があっても、
     それ以外はかたまり肉ですから。

     

          これは丸ごと焼くための牛肉です。
          安売りがあったので買って冷凍しましたが、大きすぎてしまい、
          半分か、3つくらいに切ってから冷凍すればよかった、
          と後悔しています。

               この肉を半解凍して、カレー用に切ったり、
               すき焼き用、しゃぶしゃぶ用、あるいは焼肉用に
               薄く切ったりします。
               価格が少し見えにくいかもしれませんが、
               キロ6,99ユーロ、750円です。

     豚肉も、日本みたいな薄切りは望めません。
     豚ばら肉の薄切りを欲しければ、ブロックで買って冷凍、
     それを半解凍してから薄切りにします。
     手間がかかるんですよね 

          それでも豚肉はステーキ用、ソテー用に切ってあるのが
          パックで売っています。
          実は今日、スーパーでソテー用の豚肉を安売りしていたので、
          買ったのですが、4枚入ったパック、キロ4,99ユーロでした。
          トンカツにもなるし、細切りにして焼きそばに入れたりできます。

     

               スーパーからの帰り道、トルコ人の八百屋を見たら、
               ミカンが安売りになっていました。
               5個で45セント、50円です。
               日本のミカンとは味が少し違い、方向性がオレンジに近いですね。
               僕の話はよく飛んでしまうので
               飛んだついでにこれも。

     

     近所のスーパーで安売りになっていました。
     3色ピーマンパック、500gで89セント、
     97円くらいでしょうか、ラッキー
     まあ、イヤな事もあったので、
     帳消しといったところですね。

          えーっと、そうでした、肉の話ですよね。
          僕がドイツに来て、以前からドイツにいる日本人学生から
          最初に習ったことは、うどんの打ち方と鳥のさばき方でした。
          うどんは自分で打つ方がシコシコしておいしいし、それに
          日本と違ってうどん玉など売っていません。
          中国製の乾麺も売っていましたが、まずい

               鳥肉は丸ごとでも売っていますし、モモ肉、手羽、胸肉のように
               分けても売っています。でもささみ肉と胸肉の区別はありません。
               12月に入ると、クリスマス用に丸ごとの鳥、鴨、七面鳥が、
               肉売り場や冷凍コーナーに並びます。

     日本で七面鳥の肉は手に入るのでしょうか?
     最近、脂肪の摂り過ぎに気を付けるのがブーム
     のようにになっていて、鳥、そして七面鳥の肉が
     売れています。でも七面鳥の肉はパサパサしているので、
     それにかけるソースに気を付ける必要があります。

          その点、鳥肉もパサパサしていますが、味では鳥の勝ちですね。
          七面鳥の胸肉で、キロ6ユーロしません。
          鳥肉は安いし、僕は大好きなので よく買ってきます。
          丸ごとの鳥でキロ4ユーロ以下、モモ肉も手羽も3ユーロほどです。
          冷凍肉だとそこからさらに安くなります。

               話を無理に脱線させて、日本の米酢は、
               キュウリとワカメの酢の物のように、
               日本の料理には合いますが、
               ドレッシングには合わないと思っています。
               ドレッシングでしたらワインビネガーと
               オリーブオイルですね。

     何で脱線させたかというと、サラダを作り、
     まあ素材は何でもいいですが、その上に
     ロースターで焼いた鳥の胸肉や七面鳥の胸肉を
     裂いて載せ、それにドレッシングをかけます。
     よかったら試してください。

     

          カモの胸肉ですが、近所のスーパーの、
          冷凍コーナーで売っていました。
          売り切れてもすぐ補充してくれます。
          詳しい価格は忘れましたが、キロ約10ユーロ前後です。
          大好きなのですが、400gですので、
          きちっと計画しないとダメですね。
          家族がいればいいのですが、
          1人暮らしだとちょっと・・・

               鴨スキもいいですね
               皮をつけたままフライにしてから切り、
               野菜タップリの甘酢あんかけもいいですね~~

     タッパやジップに胸肉を入れて、八角を好みの分量、
     2かけらくらいでしょうか、それに醤油、ごま油、
     薄切りニンニク、砂糖、それからお酒を少々足して
     2晩ほど寝かし、それをオーブンで焼きます。
     ロースターでもOKですね。

          焼きあがったものを薄く切ってラーメンに入れると最高
          冷まして冷中もいけます! ジージの保証付き。
          肉は、価格の面でドイツの勝ち、繊細さで日本の勝ちで~す。

               マトンの話も、他の肉についても書こうと思っていたし、
               それにチーズも比較したかったのですが、
               だいぶ長くなってしまいました。
               ただひと言、日本のチーズはおいしくありません。
               でもヨーロッパのチーズを日本で買うと4~5倍の値段ですからね~

                    今日もジージのブログを訪問いただき、
                    ありがとうございました。
                    どうぞお気軽にコメントください。

                    では次回まで  

食べ物 ドイツ vs 日本

2012-11-10 | 食べ物、飲み物

食べ物、これは全く個人的な見解ですので、
そのつもりでお読み下さい。
味覚は人により違い、Aという人がおいしい
と思っても、Bという人は、そうかな?
と感じることもあると思います。

まあそれは別にして、ドイツ人の食べ方は
半端ではありません、何しろよく食べます。
肉をタップリ煮たり焼いたりして、それに合ったソースと、
山盛りのジャガイモ、そしてビール。
最近の健康的な食事ブームで多少変わってきましたが、
基本的にはそうですね。



     
味覚に関して、北ドイツの人間は鈍いのではないでしょうか。
南に下がると少しずつ変化してきますね。
まず食材から比べて見たいと思います。

僕がドイツに来た頃は、日本で当たり前に売っている
野菜の、かなりの種類がありませんでした。
白菜、ナス、ズッキーニ(これは日本でも新しいですが)、
シイタケ、ヒラタケ等。まだ他にもあるかもしれません。
でも今はどれも普通に手に入りますし、安いです。

ドイツには多くの外人が住んでいるので、
食生活が少しずつ変化していったと思われます。
トルコ人もかなりの数、ドイツで生活していていて、
そしてどの街角にもトルコ人の経営する八百屋を
見ることが出来ます。

スーパーの野菜売り場は 多くの場合、家族用の
大きなパックです。しかしトルコ人の八百屋では、
量り売りですし、野菜のダメになっている部分を
取り除いてからレジに持っていくのは当たり前です。

提出すべきリポートのような書き方ですね。
普通に売っているキャベツはびっしり巻いていて、
かなり堅いです。
時には日本の春キャベツのように、柔らかくて、
おいしいキャベツも出るので、その時にはすぐ
買ってしまいます。

キャベツにはいろいろな種類があって、
とんがったキャベツ、これはまあまあです。
トンカツのような料理の付け合せにぴったりです。




これは紫キャベツで、煮ると汁が紫になります。

野菜は日本の物が繊細ですね。
キュウリはイボが付いていなく、
のっぺりしていて何しろ太くて長い。
長ネギも太く、白い部分が少なくて、
時期により芯があります。

でもこのネギでヌタを作ると得をしたような
気持ちになりますから
ナスはフランスから来たのですが、大きくて皮が堅い。
でも焼きナスにすると、分量があって、
やはり得をした気持ち

ピーマンはドイツの勝ちですね。安くて甘いし、
緑でも赤でも、黄色でも安いですから。
僕は朝食の時に、よくこのピーマンを細く切って食べます。

マッシュルームも安くていいし、特に
ブラウンマッシュルームを厚めに切って、
ロースターで焼いて、醤油をかける。
あるいはホットプレートで焼肉などの時に焼いても
おいしいです

ニンジンもドイツの勝ち。バッグス・バニーのように、
そのまま食べることができます。

寒くなってきたので、そろそろ鍋物の季節ですね。
ドイツで鍋物を食べたいと思うと、制限がかなりあります。
肉は問題ありませんが、長ネギ
上記のように、とんでもない長ネギなので、
トルコ人の八百屋で出来るだけ細い長ネギを
買わなければならないのですが、日本の長ネギほど
繊細な味はしません。
豆腐は中華スーパーが中央駅付近に4軒あり、
そこで中華豆腐も日本風豆腐も買えるので問題ありません。

納豆、油揚げ、味噌、醤油などの日本食材は高級品です。
僕は納豆が大好きで、納豆とご飯、味噌汁があれば
それで満足なのですが、3段重ね○○○納豆が
4ユーロくらいします
お米は中華スーパーで日本米が10キロ20ユーロほどで
買えます。

どうも文章を書くのがヘタですね、ガマンしてください。
ドイツのジャガイモはおいしくて安い、
これはドイツの勝ち

そしてパンですが、日本の食パンのような、
それからハンバーガー用みたいなやわらかいパンは
ありません。堅い(と言っても噛み切れますが)
いわゆる黒パン、それとフランスのバゲットパンを丸く、
小さくしたようなパン。
僕はこのパンにパリパリパンと勝手に名付けました。




パリパリパンです。
けし粒が付いていたり、白ゴマが付いていたりします。
このパリパリパンを焼きたてで食べると天国ですね。
真ん中から切ってバターを塗り、ハム、チーズを載せる。
黒パンと言っても種類により薄茶色ですが、
パンの中にタネを入れることもあり、
個人的にはカボチャの種パンが好きですね。

でも日本の厚切り食パンみたいなものは全く無いので、
それが悔しいです。
日本に行くのを待たなければなりません

ドイツ人は寒くてもアイスをよく食べます。
ちゃんと座るアイスの店以外、立ち食いアイスの
スタンドもあります。三角ウエハースの中に、
好みの種類のアイスを選び、丸く大きなスプーンで
三角ウエハースの中に入れてもらいます。




これは仕事場近くのショッピングセンター内にある店ですが、
ショッピングセンターの中にあれば、外が寒くても問題ないですね。
どうやらこの写真を撮った日はヒマだったらしくて、
デコレーションしてありました。

アイスの玉1つが店により違いますが1ユーロほど。
三角ウエハースの中に3個くらいが普通でしょうか。


マンションから撮った夕焼けの写真です。


夕焼けはきれいですね、大好きです。
もちろん朝焼けもすばらしいですが、
朝は落ち着いて写真を撮る時間がありません。

なんともまとまりの無い文章になってしまいました。
ハムとチーズ、それから肉の話は次回にします。
ビールの話も書くつもりですが、
書きたいことが山ほどあるので、
まず頭の中で整理をしますから。


今日もジージのブログを訪問いただき、
ありがとうございました。
どうぞお気軽にコメントください。
では次回まで  


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